『ポケモンスリープ』を自然豊かなキャンプ場で先行体験。睡眠を正確に測定するには?【Pokémon Sleep】
- 公開日時
- 最終更新
ポケモン歴は初代発売日からの週刊ファミ通でポケモン記事も担当していたミュージシャンゲーマーで編集記者がお届けしている『ポケットモンスター』シリーズのプレイレポート。
今回は番外編として、7月11日(火)~12日(水)に新潟県三条市にある“snow peak(スノーピーク)ヘッドクォーターズ キャンプフィールド”で開催された、『Pokémon Sleep』メディア先行体験会に電撃オンライン編集部のポケモン担当としてお邪魔してきましたので、そちらの模様をレポートします。
ゲームの世界観を感じさせるメディア先行体験会
『Pokémon Sleep』とは7月下旬より、iOS/Androidで順次リリース予定の、“睡眠をエンターテイメント化する”という、まったく新しいスタイルのポケモンゲームアプリです。
そのメディア向け先行体験会が、新潟にあるキャンプ場でキャンプをしながら1泊して体験するというスタイルで開催されるので、電撃オンライン編集部ポケモン担当の代表として行きませんか? とオファーをいただきまして、ふたつ返事でお受けしました。
7月11日(火)の午後、新潟県の燕三条駅に降り立った私は、ほかメディアの方々と一緒に、チャーターされたバスに乗り込み、一路キャンプ場へと向かうことに……。 出発したバスは、どんどん人里離れて行き、緑豊かな方へと進みます。
バスに揺られること約40分。目的地となるキャンプ場へと到着しました。これがもう広い広い! 聞いたところによると、現在約5万坪の敷地がキャンプ場になっており、東京ドームが1万4000坪ほどですから、その大きさが計り知れます。
さらに今後は、15万坪ほどまで拡張する予定があるそうで、そうすると東京ディズニーランドと同じぐらいの広さになるわけですから、驚きです!
到着した私たちは、今回の体験会の趣旨やゲームの説明を受けました。
その説明のなかで、「どうしてキャンプ場なのだろう?」などと思っていた疑問が解け、今回の体験会を企画した株式会社ポケモンの粋な計らいにとても感服した次第です。
いわく、「『Pokémon Sleep』の世界観にとてもよく似た大自然のなかで、日々の忙しさを忘れ、疲れを癒してもらい、良質な睡眠を取って、このゲームを体験していただきたい。」……と、こうおっしゃられていました。
これには私、いたく感動いたしまして。……というのも、私のようなライターやミュージシャン、クリエイターは、なかなかに不規則な生活になりがちでして、これが、自宅で体験してください、とか、都内のホテルで開催します!などですと、日々の生活を忘れることなんて難しいわけでして……。
今回の体験会では、そんな私たちに少しでも良質な睡眠を取ってもらいゲームを体験してもらう……ここまで考えて企画されているなんて、これは自分にとって感激するできことでして、“粋な計らい”と言わざるを得ないです。
また、もうひとつ。 自分はちゃんと寝られて、ゲームの結果を出せるのかという不安もありました。 これは、ゲームの説明を受けて解消されました。
人によって睡眠タイプには差があり、眠りが浅い日や、深い日があって当然です。 このゲームでは、“うとうと”、“すやすや”、“ぐっすり”と3つのタイプの睡眠に分類され、計測した日の睡眠が、そのうちのどれかに分類されます。 そのタイプによって出現するポケモンが変わるようです。
睡眠タイプには、とくに甲乙はなく、どの睡眠がよくて、どれが悪い!ということもありませんでした。どのタイプの睡眠も、その日の自分に合っていればそれでいいのだな……と説明を聞いていて、自分なりにそう思って安心しました。
睡眠時間にしても、90分以上であれば計測できて、どれぐらい睡眠時間を取ったかでポイントスコアを得られるということでした。
睡眠計測時間が8時間30分以上だと100点ということです。 低い点数でもとくに問題ないようです。
また、1日に2回まで計測できるので、お昼寝を90分以上するなら、そのときにまたポイントを得ることができるのも分かりました。
さすがに90分以上の睡眠を取ることに自信はあるのでw このゲームをうまく体験できないのではないか? という不安もなくなりました。
このプレゼンテーションを受けて、私は、とにかく日々の生活を忘れ、このキャンプしながら体験会!という企画を楽しむことにしました。 そうして、自分なりに気持ちよく寝ることに専念しようと。
ひととおり説明を受けた一行はテント場へと移動し、一晩お世話になる寝場所……自分のテントを見つけに行きました。
バスに乗り込むときに名札を渡されたのですが、これにはメディアごとにそれぞれ違うポケモンがプリントされています。 ボクが渡されたネームタグは、“ピカチュウ”でした!
いやー……分かってらっしゃる! 電撃だけにやっぱりなんとなくここは“ピカチュウ”でいてほしかったところ!
もとより、やっぱり“ピカチュウ”が自分のタグだと、私的にはテンション爆上がりですw
それで、テントには同じくポケモンがプリントされたネームタグが入口に貼ってあるとのことで、私のテントには“ピカチュウ”が貼ってあるはずです。
それを探すだけでも、自分的にはレクリエーションな感じです。
テント場に着くと、そこには、眠っているポケモンたちが出迎えてくれました♪
さらに、でっかいカビゴンまで! このお迎えには、みなさん大変ご満悦の様子で、自分を含め、やっぱりさすがのメディアライターのみなさまです(いや……そうじゃなくてもきっとそうだと思うのですが)。 写真撮りまくりでした。
テントにはいろんなポケモンのネームタグが貼ってあり、ネームタグとメディア名が分かるので、それを見ているだけでもとっても楽しく……見て回っているうちに見つけました! “ピカチュウ”!
ちなみに、昔から顔なじみの“ファミ通App”担当さんのテントは“トランセル”でした。 彼いわく、いっきに“トランセル”に愛着が湧いたそうです。 それすごく分かるなーと思いました。 ポケモンってなにか縁があると、いっきにそのポケモンのこと好きになりますよね。
テントで荷解きや、キャンプ用マットなどの寝具で寝床の用意を済ませたら、夕食タイムへ突入。 キャンプならやっぱりBBQでしょう! ということで、お肉をたんまりといただきました。 良質な睡眠を取れるようにと、お酒はなしです。
食事が終わると、つぎはスパの時間が用意されていました。 ここの施設には、世界的建築家の隈 研吾(くま けんご)さんが設計したスパが併設されていて、露天風呂や焚火を囲むような感覚のサウナが備えてあります。
BBQでほどよく栄養を摂り、スパで汗と身体の疲れを取って、そのあと私は焚火に参加しました。 “スノーピーク”のスタッフさんが気を使ってくださって、せっかくお風呂に入ったあとで煙の臭いが付かないようにと、風上のほうに誘導されて座りました。
スタッフさんから、「火はチロチロがいいですか? 少し強めにしますか?」と聞かれ……私は「おお!そう聞くものなの?」と内心感動しつつ、おまかせで火をボーっと眺めて、心身ともに良質な睡眠をとるための準備は万端! あとは寝るだけです。
この体験会では夜10時が就寝時間です。起床は明朝6時30分です。寝る前に忘れてはいけないのは、『Pokémon Sleep』のセットです。ゲームを最初に起動してから、計測をスタートさせる画面まではとくに問題はありません。
自分の生年月日を入れ、ポケモンの睡眠生態を研究しているネロリ博士の説明を受け、仲間になる“ピカチュウ”の名前を付けます。あとは、測定画面で測定スタートをさせるだけです。
このゲームのおもな目的は、自分の睡眠を測定してポイントをもらって、カビゴンを大きく育てます。そのカビゴンの周りにはいろんなポケモンが眠りに来ます。
カビゴンが大きく育つと、いろんなポケモンが集まって来ます。そのポケモンたちのカワイイ寝顔を集めるゲームです。……とてもざっくりとですが、分かりやすく言うとそんな感じです。
ポケモンたちの寝顔はとっても可愛くてキュートで、バリエーションもいくつかあるので、ポケモン好きならば、やはり“寝顔図鑑”のコンプリートを目指すことになるのではないでしょうか。
また、寝顔のネーミングも、私はけっこうツボっていて、新しい寝顔の発見が楽しいゲームです。
睡眠の測定には、加速度センサーを使っているそうなので、寝床の脇にあるテーブルなどに置くのではなく、枕元に置く感じでセットします。 ベッドやマット、敷布団など、あるていど寝返りなどで振動が伝わる敷物の上がいいようです。
昼寝やうたた寝のときなどで、直に硬い床に寝てしまうようなときの測定は難しいそうなので、その辺は注意が必要です。
教えられたとおり、枕元にセットした私ですが、普段夜10時に寝ることはまずありません。 なので、寝付けるかどうか若干心配しましたが、良質な睡眠を取るための至れり尽くせりな体験会企画なのと、テント外で鳴く虫たちの歌声がいい感じに心地よく、すぅーっと眠りにつけたのでした……。
こうして、体験会の1日目は終わりました。気になるゲーム結果は、次回、2日目のレポートでお伝えいたします。
『Pokémon Sleep』
リリース日
7月下旬より順次リリース予定
対応OS
iOS/Android
販売価格
基本プレイ無料(※ゲーム内課金あり)
『Pokémon GO Plus +』
“市野ルギア”プロフィール
フリーのミュージシャンで編集ライター。ポケモン歴は“初代”『ポケットモンスター 赤・緑』の発売日から。元『週刊ファミ通』の『ポケモン』シリーズの記事などを担当。自身のペンネーム&ハンドルネームである“ルギア”は伝説のポケモンのそれから拝借。
ゲーム系の編集記者として多くの雑誌やムック本などを手掛けたほか、ミュージシャン&ギタリストとして、多くのオンラインゲームタイトルとのコラボ楽曲を手掛けた。
自身の音楽ユニット“終末のバンギア。”では、電撃オンラインの配信番組のOP曲や、特撮系記事のレポーターを担当。最近ではカドアナから出しているNintendo Switchダウンロード専用ソフト『少年探偵団と丘の上の奇妙なカラクリ屋敷』のタイトル曲を担当。
第2・第4月曜日21時より市川うららFM(PCやスマホで全国からも聴取できます)の冠ラジオ番組『終末のバンギア。のモノクローム・ミュージカ』(30分番組)を放送中!
※画面は開発中のものです
©2023 Niantic,Inc. ©2023 Pokémon. ©1995-2023 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
©2023 Pokémon. ©1995-2023 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
Pokémon Sleep is developed by SELECT BUTTON inc.
TM, ®, and character names are trademarks of Nintendo.
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります