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『ライザのアトリエ』アニメ1話感想。“太ももが健康的で素敵”というイメージが強かったけどアニメで初めて『ライザ』を見た結果…

ハチ
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 アニメ『ライザのアトリエ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』1話“錬金術士”の感想をお届けします。
 
【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『ライザのアトリエ』1話“錬金術士” の物語に関する記述が多々あります。

アニメ『ライザのアトリエ』で『アトリエ』シリーズデビューしてみた!

 私は『アトリエ』シリーズを今までプレイしたことがなかったのですが、アニメがはじまったということで、ついに『アトリエ』シリーズに触れてみることに。私が抱いていたライザの印象は“太ももが健康的で素敵”、“元気そうでかわいい”というものでした。

 『アトリエ』シリーズは去年に25周年を迎えていて、すでに『ライザのアトリエ』は3作品発売されているんですね……今度、ゲームのほうも遊んでみようと思います。

 さて、さっそくアニメを観ていきましょう。物語がはじまると、とてもキレイな島と可愛い建物が並ぶラーゼンボーデン村が。どうやらライザ(本名はライザリン・シュタウトなんですね。ライザ、は愛称でしょうか)はこの村に住んでいるようです。ライザも登場し……たしかに太ももが素敵……! なんとも、健康的でうらやましい限りです。

 ライザは農家の娘で、退屈な日常を抜け出したいと思っているみたいです。力を入れすぎて果実を握りすぎてしまったときに「また、やっちゃった~」と、食べる姿がとてもカワイイ!

 パパとママと農業の手伝いをしているものの、ライザはさぼりがちな模様。等身大の少しやんちゃな女の子、という感じがしていいですね。

 お母さんにお使いを頼まれてライザが村へ向かっていると、お友達に会いました。徹夜をするほど昔の本が好きな男の子・タオと、オープニングで素振りをしている姿が印象的なさわやかイケメンのレント。個人的に大腰筋が大好物なので、見せていただけて光栄です。という余談はさておき、ライザは合流した2人と一緒に行くことに。

 村へ到着すると「まったくけしからん!」という声が。話を聞いていると、明日村に外から商人が来るらしい。この村はあまり村以外の人には寛容ではないのでしょうか。少し厳しいしきたりもあるらしいので、自由な雰囲気の村ではなさそう。だからこそ、ライザは冒険に行きたいという気持ちが強くなっているみたいですね!

 その夜、ライザはレントとタオに「決めた。冒険にいこう。島の外へ出るのよ!」と言います。最初に行くのは森にするそうですが、魔物がいるとのことでライザたち大丈夫かな……と不安がよぎります(笑)。

 次の日の朝、ライザはウニを拾っていました。魔物に投げるそうです。大丈夫なの⁉ タオは不安な様子で「本当に行くの?」と言いますが、ライザはお構いなしで突き進みます。ライザは興味があることに突き進む猪突猛進系女子なのかもしれない……! ただ、港へ行って船を拝借しようとしましたが、村を守る護り手が警備していたので、村の人が釣りに使っているという小さな小舟で出発することになりました。

 2人の心配をよそに目をキラキラさせながら「今行くと決めなきゃ、何も始まらないでしょ!」というライザは、とても輝いて見えました。こういう真っ直ぐなところが、ライザの魅力なのかな。

 そんなライザにレントも、強くなってあの遥か彼方に見える塔すら征服して実力を認めさせる、と言います。タオも2人が行くなら、と一緒に行くことを決意し、いよいよ3人の冒険がはじまりました。

青春する爽やかな3人組眩しすぎ~!

 無事に湖を渡った3人。森に到着して地図を広げますが、村の人たちは外へ出ないので森は入口以外書かれていません。ノープランだけど、このままで平気⁉ 旅行へ行くときは細かくプランを練るタイプの私、ドキドキが止まりません(笑)。川を渡ったり(落ちてしまいましたが)、ランチをしたり……3人の笑顔がキラキラでまさに青春! 若さっていいなとしみじみ感じました。私もただがむしゃらに無邪気に冒険してみたい。そうか、計画なんて必要なかったんだ……心のままに突き進むものいいよね、と思える情景でした。

 すると、魔物に追われた女の子と遭遇し救出に成功(最終的には逃げましたが)。その子は村に来るはずだった商人の娘クラウディア。フルートを演奏していることを父に内緒にしているそうで、たびたび練習をしにひとりで行動してしまうようですね。清楚だけど意外と行動力があるタイプなのでしょうか。

 クラウディアと一緒に島へ帰ろうとしますが、強力な魔物が出現して、大ピンチ! そのとき「お前には無理だな」と言う声が聞こえ、白髪の女性が一撃で魔物を切り刻みました。さらに、小さな樽が魔物へ投げられたと思ったら爆発し、魔物を一掃! この2人は一体何者……⁉ 話を聞いていると、百年以上前に滅びたクリント王国の遺跡調査を行っている錬金術士アンぺルとそのボディーガードのリラと言うそうです。ひとまず、危機は去りみんなで村へ戻ることに。どうなることかとハラハラしましたが、危機を抜けられてよかった……。

 それにしても、錬金術。アンペルは当たり前のように使っていますが、魔法とも少し違った印象を受けます。攻撃だけでなく、暮らしの補助になるようなことまで色々なできてすごい! ライザが目を輝かせて見ていたのも納得です。

 その後、ライザとレント、タオの3人はアンペルとリラの元を訪ねます。アンペルに対して、ライザは錬金術を、タオは古い文字を読むために。リラに対しては、レントが弟子入りを志願します。実際に2人の力を目にしたことで、新しい目標ができたようですね。「諦めろ。そんなに暇じゃない」と言われますが、タオの本を見て「ここは当たりだ」と言いタオの本を読んでくれる様子。リラもレントに「戦士の心得を教えてやる」と言います。よかったね、タオ、レント! 

 そして、ライザはというと……「錬金術は教えられない」とバッサリ。しかし折れないライザに、アンペルは素材である草の採取を命じます。小さい頃から村の周囲を探検しているライザは、すぐにその草を見つけアンペルのもとへ。採取ひとつでも、ライザは生き生きとしていましたね!

 続いて調合に移ります。アンペルがお手本を見せ、いきなりやってみろと言われたライザは真似をしたあと「緑のやつ!」といいながら調合します。出来栄えは……バッチリ! いや、こんなにすんなりできるものではないはず……つなり、ライザはかなりの才能があるということですね! 喜んでいる姿を見て、こちらまで嬉しくなってしまいました。“なんてことない日々”が、どう変わっていくのかが楽しみです。

 ということで、第1話でライザは駆け出しの錬金術士になりました。原作をプレイしていない私でも物語をしっかり把握することができたので、アニメからでも安心して観ることができそうです(だけど、せっかくなのでゲームも遊びたい)!

 『アトリエ』シリーズは気になってはいるけどなかなか手が出せなかったという方は、ぜひこのライザの物語から第一歩を踏み出してみてください。

◆2話感想はこちら
『ライザのアトリエ』アニメ2話感想。錬金術をしたり、“はじめて”に喜んだり…ライザがとにかく可愛い!


ハチ:アニメ『ライザのアトリエ』で『アトリエ』シリーズデビュー! 早くも原作をプレイしてみたい欲に駆られている。旅行は計画的にするタイプなので、がむしゃらに前へ進むライザを心配しがち。


【STAFF】
原作:コーエーテクモゲームス
『ライザのアトリエ〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜』

キャラクター原案:トリダモノ
監督:楪 エマ
アドバイザー:和ト湊
シリーズ構成:高橋弥七郎
キャラクターデザイン:下谷智之
サブキャラクターデザイン:藤田まり子/北原広大
プロップデザイン:八島祥子/原 由知
モンスターデザイン:秋月 彩
美術設定:大原盛仁
美術監督:関口 輝(インスパイアード)
色彩設計:相原彩子
2Dワークス:旭プロダクション
撮影監督:野上大地
編集:山田聖実(editz)
音響監督:納谷僚介
音楽:柳川和樹
制作:ライデンフィルム
オープニング・テーマ:三月のパンタシア
エンディング・テーマ:Awkmiu

CAST
ライザリン・シュタウト:のぐちゆり
クラウディア・バレンツ:大和田仁美
レント・マルスリンク:寺島拓篤
タオ・モンガルテン:近藤 唯
アンペル・フォルマー:野島裕史
リラ・ディザイアス:照井春佳

©コーエーテクモゲームス/「ライザのアトリエ」製作委員会

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