名作TRPG『ソード・ワールドRPG』をゲーム化した『ソード・ワールドPC(PC-9801・Windows11対応版)』がプロジェクトEGGで配信開始
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レトロゲーム配信サービスのプロジェクトEGGにて『ソード・ワールドPC(PC-9801・Windows11対応版)』が配信開始されました。
以下、リリース原文を掲載します。
レトロゲーム配信サービス『プロジェクトEGG』2023年7月18日に『ソード・ワールドPC(PC-9801・Windows11対応版)』をリリース
2023年7月18日、レトロゲーム関連の復刻・配信ビジネスなどを行なっている株式会社D4エンタープライズ(本社・東京都中央区 代表取締役・鈴木直人)は、同社が運営するレトロゲーム配信サービス『プロジェクトEGG』において、新規コンテンツ『ソード・ワールドPC(PC-9801・Windows11対応版)』のリリースを開始しました。
名作TRPGとして知られる『ソード・ワールドRPG』を見事にゲーム化!
さあ、フォーセリアの冒険に飛び出そう
タイトル:ソード・ワールドPC(PC-9801・Windows11対応版)
ジャンル:ロールプレイングゲーム
メーカー:T&E SOFT
オリジナル版発売年:1992年
発売日:2023年7月18日
価格:770円
(※ キャンペーン終了後は990円での配信となります。)
特典:当時のマニュアルをPDF収録
フォーセリア世界は、“万物の始祖”と呼ばれる偉大な巨人の死によって誕生しました。フォーセリアを形作るすべてのものは、この巨人の骸から生まれ出たのです。
最初に現れたのは、神々でした。特に至高神ファリス、暗黒神ファラリス、大地母神マーファ、知識神ラーダ、戦の神マイリー、富と幸運の神チャ・ザの六柱は“六大神”と呼ばれ、世界の創造をつかさどっていきます。他にも、幾百もの神々が巨人の身体から生まれました。
また、巨人の鱗からは竜が、黄金色の体毛からは古代樹が生まれました。原初の時代に生まれたこれらの生き物は“古代種族”と呼ばれ、神にも等しい力を持っていたようです。
神々は、世界に散らばっている混沌に法を与え、未分化なエネルギーは炎、水、風、大地などの精霊力に分化していきました。こうして誕生したのが、世界の力の源とされる“精霊界”で、無限の精霊たちがこの世界の住人とされたのです。
次に神は、自らの住む地として“物質界”を創りました。神はこの地に数多の生き物を創造し、自らの従僕として住まわせたのです。中でも人間は、神々自身の姿を模して創られたがゆえに、世界の主人としての地位を与えられたとも言われています……。
本作は1992年にリリースされたRPG。プレイヤーは冒険者となって、テーブルトークRPG『ソード・ワールドRPG』の世界を探索することになります。
“TRPGを再現した”というだけあって、キャラクターメイキングもなかなかに本格的。種族の選択(種族によっては生まれの選択も)、能力値の割り振り、8種の職業技能の割り振り、職業スキルに応じて呪歌や信仰神を選択することでキャラクターは完成します。
パーティーを組んでギルドで仕事をもらい、それらをこなしていくことでシナリオは進行。ちなみに、ゲーム中に用意されたシナリオは、小説「死せる神の島」を感じさせるものとなっており、全部で50本! すべてを攻略する必要はなく、失敗しても進行するシナリオや、シナリオ同士が関連したシナリオなども用意されています。
移動はTRPGを意識したものになっており、街中ではメニュー形式、建物や洞窟では実際にキャラクターを動かして移動、町から町へは地図上で移動先を選択するといった具合です。 なお建物や洞窟での移動時に敵シンボルに接近するとシームレスに戦闘に突入。
移動マップをそのまま利用したタクティカルなバトルへと発展します。このあたりにもTRPGらしさへのこだわりが見られると言ってもいいかもしれません。
TRPGテイスト満載の冒険が楽しめる本作。コンピュータRPGの原点となったTRPGをどこまで再現できるか? という限界にチャレンジした意欲作としても高く評価されています。
『プロジェクトEGG』とは
PC-9801、FM-7、X1など様々なプラットフォームが存在していた1980年代。この時期に発売されたPCゲームは、今のエンタテインメントに大きな影響を与えました。しかし記録メディアの劣化やプラットフォームなどの変化により、それらは次第に遊べなくなっています。
D4エンタープライズではレトロゲームを文化遺産のひとつと捉え、『プロジェクトEGG』を発足。ゲームコンテンツ、ハードウェア、開発者、そしてレトロゲームを愛する皆さまへのリスペクトを忘れず、いつまでもレトロゲームが楽しめるよう、真摯に取り組んでまいります。
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