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『ピクミン4』初心者攻略。レスキューの基本から夜の探索のポイントまで。ピクミンの増やし方は? オッチンは何ができるの?

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 任天堂より好評発売中の『ピクミン4』は、レスキュー部隊の新米隊員となって、かわいいピクミンたちと未開の惑星を探索する人気シリーズ最新作です。

 今回は初めて『ピクミン』を遊ぶ方に向けて、レスキュー隊員のお仕事内容や、ピクミンたちの特徴、惑星探索のポイントを、Q&A方式で解説していきます。

新米レスキュー隊員のミッションをおさらい

 本作のプレイヤーは、レスキュー部隊の新米隊員です。ある惑星で遭難したキャプテン・オリマーの捜索に行った仲間たちが、まさかの二重遭難にあってしまって、新米隊員が急きょ出動することに!

 無事に未開の惑星にたどり着いた新米隊員は、惑星を探索してレスキュー隊メンバーを含めた遭難者の救助、宇宙船シェパード号を動かすためのキラキラエネルギーを探すことになったのです。

Q:新米隊員1人では、かなり心細いです。
A:救助犬のオッチン、オペレーターのコリー、レスキュー隊隊長のシェパードがサポートしてくれます。

 惑星に到着してすぐに、救助犬のオッチンやオペレーターのコリーたちに出会うことができます。コリーが隊員同士で情報を共有するタブレットをくれるので、それを見れば何をすればいいかや、操作方法を確認でき、スムーズにレスキュー作業を行うことが出来ます。

 コリーとシェパードは後方支援担当、一緒に探索することができませんが、いろいろなアドバイスをしてくれる頼もしい存在です。

 探索の相棒になってくれるのが、救助犬のオッチンです。オッチンはまだ救助犬になったばかりですが、新米隊員と一緒に経験を積むことで、いろいろなことが出来るようになっていきます。

 オッチンにオネガイすることで、“オタカラ”や特定のピクミンがいる場所に、案内してもらうことが可能です。匂いのヒントが表示されるので、それをもとに目的に移動しましょう。

 また、はぐれてしまったときや、救助犬しか通れない場所に行くなど、オッチンを操作してクリアするギミックも用意されています。

オッチンに出来る主なこと

●運ぶ……アイテムを運んでくれます
●穴を掘る……地中に埋まっているものを掘り出します
●突進……原生生物や壁に向かって突進できます
●乗る……新米隊員たちを乗せて移動します
●ジャンプ……あまり大きくない段差を乗り越えます
●泳ぐ……新米隊員たちを乗せたまま、泳いで移動します
 

 そのほかシェパードに訓練してもらうことで、オッチンはスキルを習得することが可能。スキルにはアイテムを運ぶ力をアップする“カイリキ”や、原生生物とのバトルで活躍する“カミツキ”など、さまざまな種類があります。たくさん習得することで、新たなスキルを覚えることも!?

 スキルの習得にはオッチンの“やる気”が必要で、遭難者を救助するごとに“やる気”が高まっていきます。遭難者を助けたという自信が、オッチンの力が引き出すのですね。

Q:キラキラエネルギーはどうやって集めるの?
A:惑星の各地にあるキラキラした“オタカラ”を探しましょう。

 ある航海日誌の記録から、惑星にあるキラキラした“オタカラ”から、キラキラエネルギーが手に入ることが判明します。キラキラした“オタカラ”を探して、探索の移動に利用する宇宙船ビーグル号に持ち帰りましょう。

 なお“オタカラ”はレスキュー隊員たちにとっては不思議なものばかりのようで、ビーグル号のAI機能を使って、自動で命名されるようになっています。しかし“オタカラ”は、懐かしかったり、日常使っていたり、プレイヤーには慣れ親しんだもの多く……。実際のアイテムとAIがつけた名前のギャップを比べてみるのも、楽しいですよ。

Q:遭難者が見つけられません。
A:危険が多い地上ではなく、洞窟に避難しているのかも。

 惑星には、危険な原生生物が多数生息しています。遭難者たちは身の安全のために、洞窟に逃げ込んでいることが多いようです。

 洞窟とは、各エリアにあるマンホールのような場所から行ける空間のこと。内部には電気仕掛けのギミックがあったり、水辺が広がっていたり、洞窟ごとにさまざまな特色があります。また洞窟同士がつながっていて、クリアすると今まで行けなかった場所に出られることも! 

 地上よりも時間がゆっくり経過するので、すみずみまで探索して、遭難者たちを見つけてあげましょう(ただし、遭難者がいない洞窟もありました)。

頼もしい仲間・ピクミンたちのことを知ろう

 惑星にある“オタカラ”は、大きなものも多く、オッチンだけでは運べない場合もたくさんあります。また土壁や電流が流れた障害物で道がふさがれ、先に進めないなんてことも……。

 そんな時に助けてくれる存在が、動物のような、植物のような、不思議な生き物のピクミンたちです!

Q:ピクミンはどんなことが出来るの?
A:アイテムを運ぶ、障害物を壊す、原生生物と戦うなど、探索のお手伝いをしてくれます。

 ピクミンたちは新米隊員のことをリーダーだと思っているようで、探索に一緒についてきてくれます。笛(Bボタン)に反応して集まり、隊列を作って、新米隊員のあとをついてきます。一生懸命追いかけてくる姿がとってもかわいくて、見ていて癒されるんですよね。

 ピクミンは身軽で丈夫なため、目標物になげる(Aボタン)ことが可能です。ピクミンはものを運ぶ性質があるので、“オタカラ”や資材に向かってなげると、それを拠点にある宇宙船まで運んでくれます。大きいアイテムの場合は、運ぶために必要なピクミンの数も多くなるので注意しましょう。

 原生生物に向かってなげると、一生懸命戦ってくれます。原生生物は動き回るので、ロックオンを固定(原生生物にカーソルを合わせてZRボタン)しておくと、ピクミンを目標に向かってなげやすくて便利です。

 原生生物は大型のものほど強く、体力もあることが多い印象。ピクミンの数が少ないと振り落とされ、食べられたり、相手の動きでつぶされたりする悲劇が起こる場合も少なくありません。

 原生生物の動きをよく見て隙が出来た時に攻撃したり、できるだけ大群で一気に攻撃したりできるようにしましょう。

Q:いろいろなピクミンがいるけど、好きな色だけ連れていってもいいの?
A:色ごとに特徴があるので、目的にあわせたピクミンで隊列を組みましょう。

 同じピクミンという名前ですが、色や姿によって9種類に分類されています。例えば赤ピクミンは火に強い、黄ピクミンは電気が大好きなど、ピクミンごとに得意なことが決まっていて、それを上手く生かしてあげるのが探索を上手く進めるコツになっているんです。

 序盤のエリアで活躍するのは、シリーズおなじみの赤ピクミン、黄ピクミン、青ピクミン、そして『ピクミン4』からのニューフェイス・氷ピクミンです!

赤ピクミン

 火がへっちゃらで、地面から火が噴き出すギミックを壊すのもお手のものです。また原生生物を叩く力も強いため、バトルの主戦力としても戦ってくれます。

黄ピクミン

 電気に強く、電流が通ったバリケードを壊せます。穴を掘るのが早い、高いところまでジャンプできるという特徴も持っています。

青ピクミン

 泳げる青ピクミンは、水中での運搬や原生生物とのバトルで役に立ってくれます。ほかのピクミンは、水に入ると溺れてしまうタイプも多いので、勢いで一緒になげないように気をつけてあげてください。

氷ピクミン

 本作から新たに登場したピクミンで、氷のような姿をしていて、冷気が出ているギミックを壊すことができます。水になげいれると、周囲を凍らせ、泳げないピクミンでも移動できるように! また原生生物も凍らせることができ、動きを封じてバトルを有利にすることも可能です。

 探索を進めていくと、空を飛べる羽ピクミン、固い岩ピクミン、体内に毒を持っている白ピクミン、1匹で10匹分の力を持つ紫ピクミンと、個性豊かなピクミンたちが登場。

 地上で連れ歩けるピクミンは3種類までなので、目的地に合わせて隊列を整えましょう。


 ちょっと特殊なのが、初登場のヒカリピクミンです。火・水・電気・氷・毒に耐性があるとっても頼もしいピクミンなのですが、夜の探索がメインで、昼は洞窟でしか活動することが出来ません。

 夜の探索では、ヒカリピクミンと一緒に、原生生物からヒカリヅカを守ることになります。狂暴化した原生生物がヒカリヅカめがけてやってくるので、ヒカリピクミンを率いて退治していきましょう。

Q:ピクミンの数が増えません!
A:“オニヨン”を探しましょう。一度探索した洞窟に行ってみるのも手!

 ピクミンは、“オニヨン”という球根のようなものを母体、巣にしています。“オニヨン”に、“ペレット”と呼ばれる栄養のかたまりを持ち帰ることで、新たなピクミンのタネが芽吹き増えていくのです。ちなみに原生生物を倒し、それを持ち帰っても、栄養してしまうのですからたくましいですよね!

 探索に連れていけるピクミンの数は決まっていて、“オニヨン”でピクミンの出し入れができます。おすすめを選べば、そのエリアにあったピクミンを自動で選んでもらえますよ。

 最初に見つかるのは、赤の“オニヨン”で、赤ピクミンが増える“ペレット”を運ぶことが出来ます。シェパード号がある場所でも赤い“ペレット”が集められるので、「赤ピクミンが足りない!」という事態にはならないはず。

 探索してほかの色の“オニヨン”を見つけることで、黄色や青の“ペレット”も集められるようになるので、できるだけ早めに入手したいところです。オッチンにオネガイして、“オニヨン”の場所を教えてもらうことも出来るので、ぜひご活用を。

 ちなみに黄色と青の“オニヨン”は、序盤から行ける“ひだまりの庭”で見つかります。ただし青の“オニヨン”は周囲に水辺もあり、ピクミンの編成によっては、入手に苦労するかも。

 また、色が薄い“オニヨン”が見つかることもあります。この“オニヨン”を吸収させると、隊列で連れていけるピクミンを増やせます。こちらも、積極的に探しましょう。

 洞窟のなかで、野生のピクミンに出会うことも! このピクミンも笛に反応するので、隊列に加えることが出来ます。

 1回クリアした洞窟でも、後日に行けば、再びピクミンが芽吹いていて、何度でも隊列に加えられるのが嬉しいところです!

 また洞窟のなかにある“ポンガシグサ”という花にピクミンをなげ入れると、水色なら氷ピクミンなど、花の色にあわせた違う色のピクミンに変化させることが出来ます。

 とっても便利なのですが、私は序盤に数が少ない黄ピクミンをなげ入れて、さらに数を減らしてしまうという大事故をやらかしました……。数に余裕が出来やすい、赤ピクミンなどを変化させることをオススメします。


 

レスキューを上手く進めるポイント

 レスキューの活動は、朝から夕方(夜の探索をする場合は、夜のあいだのみ)と制限時間が設けられています。そのあいだに探索して、“オタカラ”を見つけ、洞窟を冒険し、遭難者を見つけてと、やることがいっぱいです。

 活動時間は、画面左上に表示されます。タイマーの針が赤いゾーンに入ったら、活動終了時刻間近! 隊列や拠点から離れた場所にいるピクミンは、そのままにすると夜に原生生物食べられてしまうので、忘れずにつれ戻してあげてください。

Q:とにかく時間が足りないです!
A:複数のことを同時に進めるダンドリを意識するのが大事です。

 “オタカラ”を運ぶ、土壁など障害物を壊すなど、さまざまな仕事をこなしてくれるピクミンたち。各仕事には必要なピクミンの数が決まっていて、その場に応じたピクミンをなげてしまえば、あとは自分たちで動いてくれます。

 頑張るかわいいピクミンたちを見たい気持ちを我慢して、“オタカラ”の運搬、資材を使って移動を楽にする橋を建設など、複数の仕事を同時に進めることを意識すると探索がスムーズになりますよ。

 移動の近道を作れるギミックも複数あるので、優先的に進めましょう。

 ここで気をつけたいのが、障害物や原生生物たちです。移動中のピクミンが食べられてしまわないように、事前に危険なギミックを壊したり、原生生物たちに襲われたりしないように、安全を確保してから仕事をお願いしましょう。

 またエリアのなかで、拠点の位置を変更することが可能です。“オタカラ”の近くに拠点を移動させれば、運搬時間もグッと短くなります。

 拠点が移せる場所には、赤いキレイな石でサークルが描かれているのが特徴。原生生物がいる場合は、倒すことで移動が可能になります。

Q:原生生物が怖くて、戦いたくないのですが……。
A:避けられない戦いもあります。新米隊員やオッチンの装備を見直して、ピクミンの手助けをしましょう。

 かわいいピクミンたちは、できるだけ、犠牲を出さずに一緒に探索したいものです。そのためには、原生生物たちとのバトルをどう乗り切るかがカギになります。

 原生生物のなかには、地中に隠れているものもいるので、怪しい穴などに近づくときは気をつけましょう。もしも不意打ちで大量にピクミンを犠牲してしまったら、メニューの時間を戻してやり直すという手段もあります。

 原生生物は行動パターンも決まっているので、動きを見極めましょう。大きな攻撃が来そうだなと思ったら、ピクミンたちを笛で呼び寄せ、安全な場所に避難させることも大事です。

 オッチンは、ピクミンたちと一緒に戦ってくれる頼れる存在。シェパードの訓練で戦いに便利なスキルを覚えられるので、それを優先的に覚えさせたいところです。

 またレスキュー隊の仲間であるラッセルを救助すると、カイハツでさまざまなアイテムや装備を作ってもらえるようになります。オッチンや新米隊員を、火や電気から守ってくれる装備もあり、それがあればバトルもグッと楽に!

 また新米隊員は、アイテムを使ってピクミンをサポートすることも出来ます。アイテムは資材を利用して作ってもらえ、種類も周囲を氷結させるアイスバクダンや、原生生物をしびれさせるピクピクニンジンなど、便利なものがたくさんあります。

 探索の建築のために資材を残しておきたいところですが、ピクミンたちの安全も大事! アイテムも、どんどん活用しましょう。

Q:夜の探索が苦手です!
A:オトリを活用して、上手く防衛しましょう。

 探索を進めると、ある事情から夜のエリアにあるヒカリヅカから取れるエキスを集めることになります。しかし夜になって狂暴化した原生生物は、ヒカリに引き寄せられてヒカリヅカを攻撃してきます……。

 夜の探索は、ヒカリヅカを壊されないように、ヒカリピクミンと守り切ることが目標になります。昼とはゲーム性が変わるので、慣れないうちは苦戦する方も多いはず。負けても何度でもやり直せるので、気軽にチャレンジしてみてください。

 コンペイトウのような“ヒカリペレット”を集め、ヒカリヅカに運ぶことで、ヒカリピクミンを増やすことが出来ます。序盤は原生生物も遠くにいることが多いので、なるべく早くヒカリピクミンを増やしていきたいところ。

 “ヒカリペレット”はヒカリヅカの幼体にも運ぶことが可能で、運び入れるとヒカリヅカのように灯りがともります。灯りがともったヒカリヅカの幼体にも、原生生物を引き付ける効果があり、時間稼ぎのオトリに使えます。

 タブレットの地図を開くことで、原生生物の位置を見ることが可能。どんどん倒すことも大事ですが、あまり遠くに行ってしまうと、別ルートを移動してきた原生生物にヒカリヅカが攻撃されてピンチに陥ることも! 逆に防衛を重視しすぎると、複数の原生生物に囲まれるなんてことになるので、攻守の見極めが大切になります。

 ダンドリを重視してどんどん進めるもよし、景色を見ながらまったりプレイするのもよし、新米隊員ごとにさまざまな楽しみ方が出来る『ピクミン4』。次回は、より探索が楽しくなるワンポイント講座をご紹介していきます。


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