『フェイト/サムライ レムナント』レビュー！ 『Fate』らしいサーヴァントとの共闘感が味わえる戦闘に注目
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2023年9月28日（木）発売予定（※）のPS4/PS5/Nintendo Switch/PC（Steam）用ソフト『Fate/Samurai Remnant（フェイト/サムライ レムナント）』。そのプレイレポートをお届けします。（※Steam版のみ9月29日発売予定）
なお、本レポートではSteam版を使用しています。
※今回プレイした『Fate/Samurai Remnant』は、試遊用の特別なバージョンとなります。実際の製品版とは一部の仕様などが異なる場合があります。ご了承ください。
■TREASURE BOX
■通常版
バトルシステムは爽快感重視で誰でも楽しめる！ 『Fate』らしいサーヴァントとの共闘要素も
今回遊べたバージョンでは、江戸の街を歩きながら借金取りの依頼をこなしていくことになります。道中では戦闘や街の探索も体験可能。
本作はコーエーテクモゲームスのω-Force（オメガフォース）が開発を担当。ということでまず気になるのは『無双』シリーズとの相違点ですよね。
結論から書くと、本作のバトルシステムは『無双』シリーズから多くの魅力を継承しつつ、独自の新たな魅力を加えたものでした。
戦闘では、通常攻撃と強攻撃の組み合わせで簡単に連続攻撃が繰り出せます。基本的に2つのボタンだけでバトルが楽しめるので、間口は広めですね。
操作感も軽快で、回避アクションも直感的に行えます。敵の体力も手ごろで爽快感重視の作りといった印象です。
敵との鍔迫り合いや遠距離攻撃、アイテムによる回復などのバトルシステムもありますが、どれもチュートリアルなしでも直感的に理解できると思います。
『Fate』シリーズではサーヴァントを使役して自身は後ろに控えるのが基本ですが、本作の主人公である伊織はあの宮本武蔵の弟子ということで、バリバリの武闘派。多彩な戦闘スタイルを使い分けて前線で戦います。あくまでメインは、主人公を操作して戦うことになるようですね。
もちろん『Fate』シリーズらしいサーヴァントとの共闘要素も。戦闘で共闘してくれるのはもちろん、共鳴ゲージを消費して“共鳴絶技”を使用可能です。
共鳴絶技はいわゆる必殺技のようなもの。通常攻撃と強攻撃で敵を攻撃しつつ、敵の集団が出現したら共鳴絶技で一掃！ という流れが最高に気持ちいいです。
またサーヴァントは直接操作することも可能。戦闘中に交代ゲージを消費して交代できるほか、戦闘によっては最初からサーヴァントが戦う場面もありました。
基本的な操作感覚はマスターと同じですが、よりド派手なアクションが多かった印象です。伊織のサーヴァントであるセイバーの場合、水を迸らせる広範囲攻撃が強力でした。
一部の強敵やサーヴァントには“外殻ゲージ”があり、サーヴァントの攻撃や共鳴絶技などでゲージを削らなければ伊織の攻撃ではダメージを与えられません。
とはいえ外殻ゲージを削る手段はかなり豊富で、それほど制限には感じませんでした。より強敵と戦闘する際は、共鳴絶技を使うタイミングが重要になりそうですね。
街を探索しながら依頼をこなすクエストのような要素も！ 犬猫をなでるといいことが？
本作の舞台となる江戸の街は、自由に歩き回れます。戦闘も発生するのでマップ自体はけっこう広いです。
特定のNPCから依頼を受けつつ、街を探索するのが基本的なゲームの流れになりそうですね。
目的地はミニマップで確認できるほか、ルート表示も可能なのでまず迷うことはないはず。建物の中などには入れませんが、通行人と会話したり道中でアイテムを拾ったりといったちょっとした探索要素はあります。
また街中には犬や猫などの動物もおり、撫でることで共鳴ゲージが回復します。共鳴ゲージの回復量はそれほどでもないですが、セイバーのリアクションが可愛いのでつい撫でたくなります！
ラストにはお馴染みのあの人が登場！ 『FGO』との関連性も気になる
今回のプレイ範囲では、伊織とセイバーの出会いや“盈月の儀（本作における聖杯戦争）”に挑む理由などは明かされませんでした。
伊織とセイバーの関係性もそこまで親しくなってはいないようで、何か目的があって共闘しているような関係性に感じました。
セイバーのほうはどこか伊織を弱者と見ているようで、何かにつけて単独行動したがります。
真名はもちろん、性別や目的まで不明とあって、セイバーには気になる点が多数ありますね。
真名についてはさまざまな予想もありますが、現状の情報ではなんとも言えず。年齢が幼そうということもあって、声や行動では性別もハッキリとは分かりませんね。とにかくリアクションが可愛いので、この際性別はどっちでもいいです（笑）。
使っている武器が水を操るものなのが、何かヒントになるかも？ このように発売前にサーヴァントの真名を予想するのも、『Fate』関連作品の楽しみ方のひとつですよね。とはいえ、複数のサーヴァントが混ざっていたりしたらお手上げですが（笑）。
そして今回のプレイ範囲のラストには『FGO』でお馴染みの武蔵ちゃん（宮本武蔵）が登場！ すでにPVでは登場が判明していますが、それでも登場時には「おおっ！」となりましたね。どうやら伊織の知る師匠とは姿が異なるようですが……？
『FGO』では放浪者（ストレンジャー）として世界を渡り歩くという設定があるという武蔵ちゃんだけに、『FGO』と本作のつながりも気になるところですね。
そもそも公式サイトなどで判明している情報では武蔵ちゃんはバーサーカー陣営のはずが、なぜか体験版では別のバーサーカーらしきサーヴァントが参戦していました。
あるいは戦いの最中で何か理由があって武蔵ちゃんがバーサーカー陣営に参戦するのかもしれませんが…そのあたりの展開も気になります。
さらにランサーとして参加しているジャンヌダルク【オルタ】らしきサーヴァントや、源平武者っぽいライダーなど、『FGO』プレイヤーなら正体が気になるキャラクターも多数。
そもそもまだまだ参戦サーヴァントが判明していない陣営（アーチャー、キャスター、アサシン）も多いので、続報に要注目ですね！
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