【ゆっくり茶番劇】無効審決をドワンゴが特許庁より受領。商標登録は「はじめからなかったこと」に

電撃オンライン
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 ドワンゴは“ゆっくり茶番劇”の商標登録について、無効審決を特許庁より受領したことを発表しました。

ゆっくり茶番劇は商標として登録されるべきではなかった

 こちらは東方Projectの登場人物(一部妖精など含む)を元にした、“ゆっくり”と呼ばれるキャラクターを用いた動画のタイトルなどにしばしば使用されている“ゆっくり茶番劇”という文字列を無関係の第三者が商標登録したことに端を発するもの。

 ドワンゴは、クリエイターが安心して創作を続けられるように商標権者に対する商標権の放棄の交渉や、商標登録に対する無効審判請求などを行っていました。 

 既に“ゆっくり茶番劇”の商標登録は放棄により抹消されていましたが、抹消されただけでは登録日から抹消日までの間に商標権が発生している状態でした。

 今回の無効審決は、そもそも“ゆっくり茶番劇”が商標登録されるべきものではなかったとする判断。この審決が確定すると、“ゆっくり茶番劇”の商標登録に関する問題はすべて解決し、無関係な第三者が自分の利益のために不当に商標登録を行う以前の状態に戻ります。

※画像は公式Twitterのものです。
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