『アクティヴレイド ‐機動強襲室第八係‐』からストライクインターセプターが参戦!【スパロボDDコラム#94】
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バンダイナムコエンターテインメントより配信中のiOS/Android用アプリ『スーパーロボット大戦DD』の第94回コラムをお届けします。
『アクティヴレイド ‐機動強襲室第八係‐』電撃参戦! ショートシナリオイベント“君がいない世界”開催中!!
7月20日から開催中のショートシナリオイベント“君がいない世界”で、新たに『アクティヴレイド ‐機動強襲室第八係‐』が参戦! 主人公のひとりである黒騎猛と、彼がまとう“ウィルウェア”のストライクインターセプターが獲得可能となりました!
『アクティヴレイド ‐機動強襲室第八係‐』は、『スパロボDD』にも参戦している『コードギアス』シリーズを手がけた谷口悟朗監督が2016年に世に送り出した作品で、同年1~3月に第1期全12話、7~9月に第2期『アクティヴレイド ‐機動強襲室第八係‐ 2nd』全12話が放送されました。
物語の舞台は、“第三次流砂現象”と呼ばれる災害によって東京都東部が泥の底に沈んだ2035年。強化装甲であるウィルウェアは、救助・復興を原動力として急速に普及しましたが、やがて凶悪犯罪にも用いられるようになってしまいます。これに対抗すべく世界的な試み“アクティヴプロジェクト”により設立されたのが、ウィルウェアを装着した警察部隊である“第五特別公安課第三機動強襲室第八係”――通称“ダイハチ”――。
山吹凛警視正を室長とするダイハチは、黒騎や瀬名颯一郎、ある目的を帯びて警視庁から送り込まれた新入隊員の花咲里あさみら、隊員たちの奮闘によりさまざまな事件を解決していきます。
黒騎が身につけるストライクインターセプターは、飛行用のインターセプトシステムを装備した軽量モデル。ダイハチでは“オスカーⅡ”の符牒で呼ばれており、第1期ではほかに、瀬名の汎用型“オスカーⅠ”エルフΣ、星宮はるかの情報解析・索敵タイプ“オスカーⅢ”メーティストラクチャーibuki、舩坂康晴の防御力特化型“オスカーⅣ”甲徹陣七竈、凛の高速移動特化型“オスカーⅤ”プリマヴェーラ・パンテーラ、花咲里の最新技術を投入した“オスカⅥ”ファインファミリアが配備されていました。第2期では、さらに新たなウィルウェアも追加されています。
ストライクインターセプター&SSR 破砕衝角震電砲
【ユニットデータ】ストライクインターセプター
【ユニットパーツデータ】破砕衝角震電砲
ストライクインターセプター&破砕衝角震電砲の評価(S)
ストライクインターセプターは攻撃特化タイプ、通常攻撃が射程2の打撃で登場。破砕衝角震電砲の性能は、ストライクインターセプターが装備すれば条件なしで移動力+1、攻撃力・防御力・照準値が上がり、気力が10上昇する毎に攻撃力・防御力・照準値がさらに強化されます。
気力130以上のとき、戦闘時のみ敵ユニットの攻撃力・防御力を減少させる効果もアリ。性能としては、可もなく不可もなく、ここのところの普通の性能という感じです。久々の通常参戦でイベントオーブも2つありましたし、次の必殺に期待したいですね。
ストライクインターセプターのひとつ目のSSR必殺技パーツ“破砕衝角震電砲”は、第1期の第1話で初披露された昇華機構(必殺技)。これを食らった工業用ウィルウェアは、ビルの床を何枚もぶち抜きながら垂直落下。最終的に外装がバラバラに弾け飛びましたが、装着者は無事でした。
『スパロボDD』では、この初使用時の演出を戦闘デモで再現。ダイハチは何をするにも関係各所の認可が必要で、たびたびその行動が制限されてしまうのですが、ウィルウェアを着用しての出動や、昇華機構の使用に当たっても、事前に複数の決裁を得る必要があり、そのあたりのプロセスもキッチリ踏襲されています。なお原作では、ストライクインターセプター以外のダイハチのウィルウェアも、それぞれに異なる昇華機構が使用可能で、いずれもストライクインターセプターと同様、発動時にはボディカラーが黒系へと変化します。
イベント“君がいない世界”では、同じく等身大のヒーローが活躍する『デビルマン』とのクロスオーバーが実現。廃線となった鉄道路線“不動線”を通じて、ダイハチが『デビルマン』の世界へと迷い込むというストーリーが描かれます。指揮車両が鉄道路線を走る(こともある)ダイハチならではの展開ですね。
イベントのストーリーは本編とは独立している模様で、『デビルマン』の世界も、メインワールドとは異なる、原作漫画の終盤に相当する時期のパラレルワールド。美樹が人間たちに惨殺されるという非業の死を遂げた後、人類そのものも既に滅び去っており、デビルマン軍団がデーモン族との最終決戦“アーマゲドン”に挑む少し前の、悲壮感漂う世界観となっています。
一方『アクティヴレイド ‐機動強襲室第八係‐』側は、第1期と第2期の間のミッシングリンクとなる時間軸。ダイハチは退職して社長に転身した瀬名をはじめ一部の隊員を欠く状態で、ストーリーのラストでは、第2期から登場する新入隊員であるエミリア・エデルマンと鏑木まりもの顔見せシーンが描かれています。
ところで、ウィルウェアはロボットではなく人間大の装着型パワードスーツなのですが、『アクティヴレイド』の世界には、ウィルウェアの普及以前に、人が搭乗する全高20m級の人型重機(巨大ロボット)が使用されていたという過去があります。残念ながら燃費の悪さから廃れてしまったそうですが、第6話では巨大ロボ同士の熱い対決が展開。こちらメカアクションもキレッキレで、どこかで見たことがあるようなカットの連続。『スパロボ』ファンにはぜひとも見ていただきたいロマンあふれるエピソードです。怒龍號、『スパロボDD』に参戦しないかなあ……。
“君がいない世界”は8月15日(13:59)までの期間限定開催となっていますが、その後もショートシナリオ部分はいつでもプレイでき、ストライクインターセプター/黒騎猛も獲得できるようになるとのこと。現状では本編メインワールドには登場していないものの、『アクティヴレイド ‐機動強襲室第八係‐』が正式参戦した形です。もしかすると今後もこのような形で、新規参戦作品が増えていくのかもしれませんね。
バンシィ・ノルン待望のSSR必殺技パーツ実装! ヤルダバオト最強の機神拳奥義も登場!!
イベント“阿修羅の運命”の開催にともない、バンシィ・ノルン用の“アームド・アーマーDE”と、ヤルダバオト用の“轟覇機神拳”、2つのSSR必殺技パーツが追加されました!
SSR アームド・アーマーDE
【ユニットパーツデータ】アームド・アーマーDE
アームド・アーマーDEの評価(S)
バンシィ・ノルンにもようやくSSR必殺技が登場しました。基本ステータスに関わる性能は、無条件プラス気力上昇の2重体制といういつもの性能です。
その他、命中時の気力デバフ、ビームのブレイクゲージ減少量増加、フルアーマー・ユニコーンガンダムへのバフ効果などがあり、完全にサポート寄りの性能になっていますね。ビームが弱点のボス&バナージとともに編制してやると真価を発揮できるでしょう。
バンシィ・ノルン初のSSR必殺技パーツとして“アームド・アーマーDE”が実装! リディが乗るバンシィ・ノルンは、マリーダが乗っていたバンシィからビーム兵器のアームド・アーマーBSと超振動破砕兵器であるアームド・アーマーVNを取り外し、シールド機能を拡張するアームド・アーマーDEと感応波の増幅とジェネレーター出力の強化を担うアームド・アーマーXCを装着した姿です。加えて、ビーム・マグナムにリボルビング・ランチャーが装備されています。
アームド・アーマーDEは、計6基の展開式スラスターとメガ・キャノンを備えたサイコフレーム兵装のひとつ。ユニコーンガンダム系列機(RX-0)に共通する、サイコフレームやIフィールドジェネレーターを内蔵したシールドにかぶせる形で装着されます。この状態のシールドをバックパックにマウントすることで、可変機に匹敵する機動性を発揮することが可能となります。なおDEは“Defence-Extention”の略とされています。
バックパックに装着されたアームド・アーマーXCは、感応波の送受信能力を強化することで、ニュータイプ能力の低いパイロットでもバンシィ・ノルンのデストロイモードを発動させることが可能となります。XCは“Xeno-Connect”の略とされ、過去に開発された機体に採用された、ある忌まわしい技術が関係していると言われています。
ちなみに以前のバンシィが装備していたアームド・アーマーのBSは“Beam-Smartgun”、VNは“Vibro-Nail”の略。各アームド・アーマーはバンシィのみならず、ユニコーンガンダム系列の各機に装着させることができ、『機動戦士ガンダムNT』に登場したユニコーンガンダム3号機・フェネクスが背面にアームド・アーマーDEを2基装備しているほか、ガンプラなどではアームド・アーマーの全部載せとも言うべきユニコーンガンダムの形態として、ユニコーンガンダム・ペルフェクティビリティが発売されています。
『スパロボDD』での“アームド・アーマーDE”の戦闘デモは、OVA版のEpisode.6でネェル・アーガマに肉薄する際のアクションがモチーフ。アームド・アーマーDEでの打突や、リボルビング・ランチャーでジェガンやリゼルを軽々と撃破し、その後バナージが乗るフルアーマー・ユニコーンガンダムとの戦いにおいて、アームド・アーマーDEに内蔵されたメガ・キャノンを発射しています。ここまではずっとユニコーンモードでの戦いだったため、『スパロボDD』では原作を忠実に再現していることがわかります。
SSR 轟覇機神拳
【ユニットパーツデータ】轟覇機神拳
轟覇機神拳の評価(S)
無条件で攻撃力・防御力・照準値が増加し、気力が10上昇する毎に攻撃力・防御力・照準値がさらに強化されます。気力130以上のときには、攻撃力・防御力デバフ効果もアリ。
そしてHPが50%以下のときに体力を回復する効果と、打撃属性の全ての攻撃のブレイクゲージ減少量増加の効果も持っています。貴重な防御壁をこなせる打撃属性持ちになりましたね。特殊オーブや必殺パーツなどまだ弱い部分もあるのですが、ブレイカーも兼任できるので鍛えてやれば打撃が弱点のボス戦でかなり活躍してくれそうです。
ヤルダバオト2つ目のSSR必殺技は“轟覇機神拳”。初出作品である『スーパーロボット大戦COMPACT3』以来、『スーパーロボット大戦OG外伝』まで、同機の最強必殺技の地位を堅持しています。
『スパロボDD』での戦闘デモは、『スーパーロボット大戦OG外伝』を踏襲したもの。敵機に突撃して猛打を浴びせた後アッパーで打ち上げ、操者の覇気を応用したエネルギー波“覇龍”で貫くという連続攻撃です。今回は、覇龍を呼び出す際にヤルダバオトが天高く飛び上がるというアクションが追加されています。
ビレフォールとともに“双子の修羅神”と呼ばれるヤルダバオト。その大きな特徴は何と言っても、頭部から生える白色の毛髪。これは“機髪”と呼ばれる筋繊維に似たパーツで、ヤルダバオトの場合は移動や防御、姿勢制御の補助などに用いられます。しかもなんと、人間と同じように伸びたり生え変わったりもするようです……。300年以上前のロスト・テクノロジーで開発された機体ということもあり、常識でははかり得ないのが修羅神という機体カテゴリーなのかもしれません。
10月には千値練のRIOBOTシリーズから、ヤルダバオトのアクションフィギュアが発売されます。2010年に発売されたコトブキヤのプラキット以来(こちらも当時としては破格の可動域を誇る良いキットでした……)の可動立体化なので、筆者も非常に楽しみです! 通販限定のビレフォールは、すでに受注を締め切っているため入手困難ですが、一般販売のヤルダバオトはまだ購入のチャンスがあるかも!?
“アームド・アーマーDE”と“轟覇機神拳”はいずれも恒常のレアガシャに追加されていますが、ピックアップ排出される4ステップアップガシャは、7月31日(13:59)までの開催です。
……と、ここまでやってまいりました『スパロボDD』コラムなのですが、なんと今回が最終回! 4周年を目前にして、というのがいささか残念ではありますが、約4年間の長きに渡って本コラムをご愛顧いただき、まことにありがとうございました!! 皆様からの応援の声があれば、いつの日か再開できることもあるかもしれません(笑)。
ともあれ、本連載は終わっても4周年で盛り上がり続ける『スパロボDD』を、今後とも何卒よろしくお願いいいたします! 筆者もとっくの昔から『スパロボ』がないと生きていけない体なので、変わらず応援していこうと思っています!! 今後は“共闘戦”や“対決戦”で会いましょう!!
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スーパーロボット大戦DD
- メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
- 対応端末: iOS
- ジャンル: SRPG
- 配信日: 2019年8月21日
- 価格: 基本無料/アイテム課金
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- 配信日: 2019年8月21日
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