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【難読漢字】昔はよく使われていた“蚊帳”とは?

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 電撃オンラインの連載企画“難読漢字”。読み方が想像つかないほど複雑なものから、一見簡単そうだけど読みが難しいものまで、幅広く出題していくコーナーだ。

 この企画は、“杠葉 啓二”が担当していくぞ。猫と一緒に暮らすしがない書道家だ。今回も「パッとは読めないかも」という漢字を紹介していくから、みんなで一緒に考えてみよう!

今日の問題は……

 今回の出題漢字は“蚊帳”。虫の蚊(か)に、帳(ちょう)。なんだか見たことがある漢字だな……。今回は読める人が多いかもしれない。

 ヒントは“〇〇”。“帳”の読み方がポイントだ。

答え

 正解は“かや”! ちなみに、“かちょう”や“ぶんちょう”は昔の読み方とされている。間違いではないぞ。

 蚊帳も、“蚊屋”と書いたりする場合もあるし、時代の変化とともに使いやすく読みやすい漢字が当てられていくのが言葉の面白いところだ。

 蚊帳は、麻や木綿のネットのようなもので寝床を覆う道具だ。帳には、“ちょう”や“とばり”などの読み方があり、垂れ幕などをさす言葉として使われる。もちろん、“帳簿”のように紙をたばねたものを表す言葉でもあるぞ。

 時代は移り変わり、あまりお目にかかれないイメージがある蚊帳。キャンプやグランピンググッズとして重宝されているそうだけど、家で使っている人もいるのかな?

 今後も難しい漢字を紹介していくから、更新をお楽しみに!

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