アニメ『シンデュアリティ ノワール』6話の感想&考察。トキオ&ムートンの肉体美とランゲ&ドルチェの小悪党っぷりが光る光る!

てけおん
公開日時

 8月14日(月)深夜より放送されたアニメ『SYNDUALITY Noir(シンデュアリティ ノワール)』の第6話“Dice is cast”の感想をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『SYNDUALITY Noir』6話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。

 今回の舞台はギャンブルの街“バカラネスト”。3話に登場した歓楽都市“ディザイアネスト”に続き、トキオ&ムートンの行動がおもしろかったです。

 ギャンブルに熱中するも負け膜りなトキオ。ドリフターとしての技術は一流なのに、ギャンブルのほうはからっきしのようですね……。そんなトキオのブレーキになると思ったムートンですが、ある程度見逃したりフォローしたりしたのは意外でした。トキオはおろか、まさかムートンまで自分の服を質に入れるとは……。3話ではトキオだけでしたが、今回はムートンまで肉体美をさらす結果になってしまいましたね。

 そんなムートンも、トキオがコフィンを質に入れた時にはさすがにいさめていました(笑)。ムートンにいさめられつつも、終盤のセリフを見るにトキオはコフィンを質に入れてしまっていたようですね。最悪、裸一貫になってしまったとしてもトキオならなんとかしてしまいそうな気もしますが。

ノワールのメイガススキルがついに炸裂!! あの髪色は…?

 さて、今回の見どころのひとつはなんと言っても戦闘シーンの後半! ノワールのメイガススキルが初めて炸裂したシーン。いくつも気になるところがありました。

 まずはそのスキルの内容について。これまでのエピソードにもメイガススキルは登場してきました。シュネーは氷を操る能力で、フラムは炎を操る能力なのだと思いますが、ノワールは電撃という感じでした。

 今回、ノワールがメイガススキルを使用できたきっかけみたいなものはよくわかりませんでしたが、カナタがピンチになったからでしょうか? それともクラウディアが話していた“ドリフターとメイガスが深いところでつながってひとつになること”というものの段階がひとつ進んだということでしょうか?

 スキルが発現する前に、シエルの夢を笑うランゲに怒るカナタの姿をじっと眺めていたシーンが印象的でしたが、あそこでカナタのことをより深く理解できて……みたいなことなのかもしれませんね。

 また、ノワールがメイガススキルを使う際、服装や髪色が変わっていたのも気になるポイント。あれはどういう意味なのでしょうか……? 過去回を見直すと、シュネーやフラムも少し髪色が変わっているように思えましたが、ノワールはまったく変わってしまっていたので、その差が印象的でした。

やっぱりランゲとドルチェがいい味出してる

 2話に登場してその小悪党っぷりで筆者も大好きなランゲとドルチェ。今回もいいヒールっぷりを見せてくれていました。しかし、ちゃんとルールで抜け穴があることを説明していて、妙に世知に長けているというか、余計に小ずるい感じが際立つというか(笑)。そのことを改めてカナタに説明する時のドルチェの「参加オーケーですのよ~」の言い方がとっても良かったです(笑)。あと、シエルに首錠をかける時の「逃がさないわよ~」も。

 電撃にやられて骨が透けて見えたり、髪が爆発してナルト目&服が真っ黒こげになっていたり。このへん数十年前のアニメで構築されたテイストを改めて見せてくれているわけですが、この2人が出てくると、ギャグ的な意味で期待感が高まって「おっ」となってしまうんですよね~。次の出番が今からめちゃくちゃ楽しみです。

次回7話はシエルがカナタたちに接近!? エリーの出番もあります!!

 公式サイトにはすでに第7話“My dear...”のあらすじが公開されていますが、どうやらシエルがカナタたちのもとにやってくるみたいです。

 スキルを繰り出すノワールの姿を見た時、シエルは「メイガススキル……あなた、やっぱり」とつぶやいていました。カナタのところにやってきたということは、カナタのことを良く思ってはいるのでしょうが、ノワールのことも理由のひとつだったりするのかも? とにかく、次回が気になるところです!

 あと、あらすじの時点でエリーがまた「ぐぬぬ」顔になりそうな……! エリーがんばれ!!

その他気になったこと

●カナタとノワールの写真を撮ったシエルの「懐かしいと思う日がいつか来るわ」というセリフ。シエルもそういう写真を撮ったことがあるのでしょうか? ちょっと気になりました。

●2話ではシエルが驚くほどの強い電撃でキャリア―のドアをこじ開けていたノワールですが、ひょっとしてゼロ型メイガスはコフィンに乗らずともある程度はスキルに準じた力を振るえたりするのでしょうか?

●メイガススキルを発動する時、メイガスたちの姿が外に現れる演出が印象的でした。ゲーム『SYNDUALITY Echo of Ada』のトレーラー映像でも時折、コフィンのそばにメイガスが浮いているようなカットがあるんですよね。こうしたあたりでゲームとアニメのつながりを感じることができます。

『SYNDUALITY Echo of Ada』First Trailer

https://www.youtube.com/watch?v=pMgOznJOzOo

 上のトレーラー映像では、エイダの電気ショックで目を覚ますアルバ・クゼの様子が収められているのも、アニメとのシンクロを感じるシーンでした。

 また、メイガススキルを使う時以外にも、メイガスたちは外に姿を現すことがあるのでしょうか? そのあたりも気になりました。

●またまたシュネーによって弱点をさらされていた黒仮面。あれもまた「私がいるからそんなことにはさせない」ということなのでしょうかね、やっぱり。

●“バカラネスト”に登場するゲームですが、どことなく日本っぽさが漂っていますね。メンタル・デストロイヤーは神経衰弱でしょうし、リムーブ・グランマはババ抜きでしょうかね。丁半ばくちや人生ゲームと思われるものもありました。

●ムートンがシャツをはだけた時のトキオ、いい顔をしています。気になった方はもう一度確認してみてください。

●本作のコフィンデザインを手掛けている形部一平さんのXにて、6話に登場した“クレイドル”について触れられていました。コフィンを搭載していないため、性能が劣っているとのこと。作中では、ノワールが照準を受け持ち、回避行動をカナタが受け持つシーンがありました。そうした分担ができるのがクレイドルコフィンであれば、たしかに性能はかなり違うものになるのでしょうね。

●6話で出ていたトキオのパンツ、商品化されるようですね(笑)。

●ノワールがメイガススキルを発動する直前、シュネーはその兆候に気付いていたようでした。ゼロ型メイガスであれば、そうした気配に気づくことができるのでしょうか? ちょっと気になったシーンでした。加えて、シュネーの「マイロード……」という呼びかけだけでその意を察したように振り返る黒仮面。彼らもまた“深いところでつながっている”ことを伺わせる描写でした。

●さて、6話のサブタイトルは“Dice is cast”。これはかのユリウス・カエサルが言ったとされる「賽(さい)は投げられた」に由来するものでしょう。もちろんギャンブルの街“バカラネスト”にかけたものでもあるでしょうが、それだけでしょうか?

 「賽(さい)は投げられた」という言葉には、“もう後戻りはできない”という意味もあります。なんとなく、ノワールがメイガススキルを使えるようになったことに少しかかっているような気もしますが……はたして?

TVアニメ「SYNDUALITY Noir」(シンデュアリティ ノワール)作品情報

放送・配信情報
テレビ東京系6局ネット、BS日テレほかにて
2023年7月10日(月)より放送開始!

ディズニープラスで7月10日(月)より
毎週月曜24時30分から独占配信!

【放送局】
テレビ東京系列:7月10日(月)より毎週月曜24:00~
BS日テレ:7月10日(月)より毎週月曜24:30~
SBS静岡:7月11日(火)より毎週火曜25:25~25:55
広島テレビ:7月11日(火)より毎週火曜25:59~
NST新潟総合テレビ:7月13日(木)より毎週木曜26:20~
東日本放送:7月18日(火)より毎週火曜25:31~
テレビ長崎:8月6日(日)より毎週日曜25:00~

※放送日時は変更になる場合があります。

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©SYNDUALITY Noir Committee

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