【なつもん攻略】ミステリアスな“天狗の秘宝”探しはロマンが詰まっている!【日記#09】

原常樹
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 スパイク・チュンソフトより発売中のNintendo Switch用ほのぼの夏休みアドベンチャー『なつもん! 20世紀の夏休み』のプレイ日記をお届けします。

 みなさん、こんにちは。ライターの原常樹です。

 今回のテーマは、よもぎ町やとなり町で伝わっている天狗の逸話について。

 古来より日本人の山岳信仰と結びつき、ときには山の神ともみなされてきた天狗の存在がこの風光明媚な土地に根付いているというのはおかしくありません。古代の壁画や時計塔が観光地になっていることを考えれば、もはや天狗は町にはなくてはならない存在になっているのでしょう。

 ──それはそれとして、よもぎ町には“天狗の秘宝”と呼ばれるアイテムが隠されています。すべて集めれば“大きな冒険”の達成となるので、余裕のある方はぜひチャレンジしてみてください。

天狗の秘宝を探せ!

【高下駄】所在地:古代の壁画

 天狗の象徴のひとつともいえる“高下駄”は、たからの山の南西にある古代の壁画の近くにナゾの物体として埋まっています。

 線路の近くにある崖を登ることで古代の壁画に辿り着くことができますが、高下駄が埋まっているのは壁画がある岩場のさらに上。地図の上では壁画とあまり離れていませんが、かなり高い位置に発掘スポットがあります。

 ひとつの目印になるのが、斜めに倒れた石柱上の岩。岩の上には発掘スポットがありますが、高下駄があるのはさらにもう一段上の丘。近くには発掘スポットがたくさんあるので、まとめて町立博物館に持っていくことをオススメします。

【天狗の鼻のミイラ】所在地:よもぎ谷

 「なんでそんなピンポイントな部位がミイラに……?」と言いたくなる“天狗の鼻のミイラ”。こちらはよもぎ谷の奥地にナゾの物体として埋まっています。

 谷地頭教授の家の北西、よもぎ谷の中腹にはたき火の煙が立ち上っています。そのさらに先にある水場に向かいましょう。

 水場にある木の根元にある花に囲まれた地面(よもぎ谷の入り口から見て、水場にかかる丸太を越えた先)に発掘可能なポイントがあります。周辺にはほかに発掘できるようなスポットもないので、大まかな位置さえわかっていればすぐに見つかるはず。あとは町立博物館に持っていって鑑定してもらうだけです。

【牛若丸の小太刀】所在地:つぎはぎ林

 天狗の秘宝のひとつが“牛若丸の小太刀”。具体的な持ち主の名前が出てきてさらに出自が怪しくなってきました。こちらの小太刀は、つぎはぎ林の近くの丘にナゾの物体として埋まっています。

 まずはバス停“いじん峠前”で下車しましょう。バス停から見て北東に白い鉄塔が見えます。

 鉄塔を北東に眺めつつ、小高い丘を登っていきます。道が舗装されているので登るのは難しくありません。

 鉄塔が近くなってきたところで、一本の木が見えてきます。すぐ下の花に囲まれた地面が発掘可能なので、ここを掘り返せばOK。忘れずに町立博物館に持っていきましょう。

【羽うちわ】所在地:となり町

 “羽うちわ”が隠されているのは、となり町の時計塔。館内には天狗に関する縁の品々が陳列されていますが、羽うちわを拾えるのは時計塔の最上部です。

 先日コツを紹介させていただいたので、なかなか登れないという方はぜひ過去の日記もチェックしてみてください。

 羽うちわは文字盤よりもさらに上、開けた場所にひっそりと置いてあります。なんでこんなところに……!?

【金剛杖】所在地:天狗の山

 “金剛杖”が隠されているのは、天狗の山の山頂。時計塔よりもさらに登るのが難しい天険の地です。ここまでたどり着くのは容易ではありません。

 天狗の山の山頂に辿り着くためのコツは、やはり過去の日記にまとめてあります。しっかりステッカーゲージの最大値を上げてから臨みましょう。

 しかし、石碑と並んで佇む金剛杖はなんだか絵になりますね。

【隠れミノ】所在地:沈没船

 “隠れミノ”があるのも辺鄙な場所。よもぎ滝の南東の海域にある沈没船に隠されています。

 沈没船に辿り着くためには、ひたすら海を泳いでいきましょう。もちろん、よもぎ滝の方から下っていくことも可能です。

 斜めに傾く形で船は座礁していて、船内に侵入することができます。ただし、船内にはめぼしいお宝は存在しません。注目すべきは、船のマストに当たる部分です。

 傾いている船体を足場にしつつ、幅の大きなマストを乗り越えていくと細長い先端部が見えてきます。そして、先端部にはなぜか隠れミノが洗濯物のように引っかかっています。

 足場がかなり狭いため、海に落ちることなく辿り着くのはなかなか大変……。ゆっくりじっくりチャレンジしてみましょう。

【鞍馬天狗の拳銃】所在地:海辺の洞窟

 最後に紹介するのが“鞍馬天狗の拳銃”。なぜ拳銃なのかとツッコミたくなった方も多いかと思います(もちろん筆者もそうです)。

 こちらの秘宝が隠されているのは、灯台山を雪見浦の方に下っていった先の浅瀬にある海辺の洞窟。

 花火の打ち上げスポットの裏側で、地図にもしっかりと明記されているので見つけるのは難しくありません。遠くから眺めるとだいぶホラーな外観をしている洞窟です。

 洞窟の中は立ち入り禁止になっているため、ディープな探索はできません。立ち入り禁止のテープが貼ってあるすぐそばに拳銃は落ちています。ほかの天狗の秘宝に比べて見つけやすいので、一番最初に手に入れたという方も多いのでは。

 以上の7つのアイテムが“天狗の秘宝”です。もし天狗の仕業でないとしたら、誰がこれらの品々を集めて町に隠したのか……このあたりはよもぎ町の人たちと話しているとなんとなく見えてくるような……? この辺りを探ってみるのもおもしろいかなと。

 マップのあちこちを歩き回る必要がありますが、ロマンあふれる品々をコンプリートすれば、それもまたきっとひと夏のいい思い出になるはず!

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