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『幻日のヨハネ』9話感想。相棒・ライラプスとの出会いが描かれる心温まるエピソード。かなり気になるキーワードも飛び出して目が離せない!

カワチ
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 アニメ『幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-』の第9話“ライラプスをさがせ”の感想をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-』第9話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。

相棒のライラプスとの出会いが明かされるストーリー

 『ラブライブ!サンシャイン!!』のスピンオフ作品でおなじみのキャラクターたちをモチーフにしているものの、設定が異なる別人として描かれるファンタジー作品『幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-』。インティ・クリエイツによる本格2Dアクションゲーム化も発表され、ますます盛り上がっています。

 前回はこれまでひとりずつスポットの当たっていた仲間たちが集合し、みんなで夏祭りを楽しむ回。往年の“Aqours”のライブを彷彿とさせる楽曲シーンもあり、観ているこちらのテンションも大きく上がりましたね。

 今回の第9話は、そんな夏祭りも終わり、だらけきっているヨハネの姿が描かれることに。すでに5度寝もしているヨハネに相棒のライラプスも呆れています。燃え尽き症候群かもしれませんが、1週間以上も占い屋もなんでも屋も休業状態とのこと。心配するライラプスの気持ちも分かりますね。

 やりたいことを達成したというヨハネにライラプスは「トカイに戻る?」と聞きますが、彼女は「ヌマヅでのほほんと生活する」と返します。これからのことを考えるのをやめて逃げているだけともとれますが、彼女自身、大切な友だちも出来てヌマヅに愛着が生まれたのでしょうね。だらけきっている姿は情けないものの、ヨハネが「何もない」と嫌がっていたヌマヅのことを好きになってくれたのはうれしかったです。

 大事な用があると出かけるライラプスを尾行することにしたヨハネ。「サササササッ!」や「よっ!」「はっ!」とめちゃくちゃ声に出しながら尾行するヨハネがコミカルでかわいいのでここはぜひアニメで実際に確認してもらいたいところ。

 尾行中のヨハネはその道中で、ライラプスの生態を調査しているリコとその手伝いをしているルビィと出くわします。相変わらず動物のことになると探究心が強くなり、思い込みが激しくなるリコが面白かったです。『ラブライブ!サンシャイン!!』でもいいキャラでしたが、『幻日のヨハネ』ではさらに愛すべきキャラになりましたね~!

 リコとルビィとともにライラプスを尾行するヨハネ。ライラプスがヌマヅの人たちに好かれている様子が描かれており、観ていてほっこりしました。ただ、ヨハネは自分の知らなかったライラプスの姿があることにショックを受けたようですね。相棒だと思っていたがゆえの嫉妬やヤキモチだったのかもしれません。

 その後、リコやルビィと会話をしている間にライラプスを見失ってしまうことに。執務長官のダイヤが住人に捜索を呼びかけたことで、かなりの大事に。ヨウとカナンがグライダーで空から捜したり、チカたちがミリオンダラーの姿になって捜したりと見どころがたくさんありましたね。個人的にはカツサンドを食べているマリがめちゃくちゃかわいいので、ぜひ観てみて欲しい!

 後半はヨハネがライラプスと出会った思い出の場所を訪れる展開になっています。そこからの展開はひたすらにエモいので必見です。とてもいい展開なのですが、かなり続きが気になる引きになっていました。ヨハネの母がライラプスに伝えた“一人前になるまで一緒にいてあげて”という言葉がとても重要な気がしますね。

 この物語がどのように収束していくのか、最後まで見守りたいと思います!


カワチ:RPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。



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