【ポケモンSV】DLC『ゼロの秘宝』“前編・碧の仮面”試遊レビュー。キタカミの里でチャデスやカミッチュなど新たなポケモンたちと遭遇【スカーレット・バイオレット】
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ポケモン歴は『ポケットモンスター 赤・緑』の発売日からの週刊ファミ通でポケモン記事も担当していたミュージシャンゲーマーで編集記者がお届けしている『ポケットモンスター』シリーズのプレイレポート。
9月13日(水)に配信が決定している『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット ゼロの秘宝』“前編・碧の仮面”。その体験会にお邪魔することができたので、その模様をお伝えいたします。
多くのメディアが報道されると思いますので、このレポートは、『ポケットモンスター 赤・緑』からシリーズを欠かさずプレイしている筆者が、どのように感じたかの私見を交えてのレポートを主体にしています。
ストーリーのネタばれになる部分は一切触れませんので、よろしくお願いいたします。
パルデア地方とはまったく違う風景!
体験会では、“キタカミの里”へ林間学校に訪れて、バス停に到着したところからのスタートでした。
この体験会で用意されていた私の手持ちポケモンは、“ニャオハ”、“カミッチュ”、“チャデス”、“カビゴン”、“キュウコン”、“クワガノン”。このうち、“カミッチュ”と“チャデス”は今回の『ゼロの秘宝』から登場する新たに発見されたポケモンです。
スタートしてすぐに感じたのは、パルデア地方とはずいぶん違った雰囲気の土地だということ。田園風景が広がり、日本のよき夏の田舎のイメージで、とても和みます。
最初に、“キタカミの里”の公民館に向かったのですが、その道中、 田んぼに生息していたポケモンは、ポチエナやヘイガニ、ヤンヤンマなどパルデア地方では見かけなかったポケモンたちです。
これは、知っているポケモンとは言え、やっぱりワクワクします。田んぼにヘイガニがいるのは、「あーやっぱりそこにいるよねー!」と思いますよねw 図鑑もパルデア図鑑のほかに、新しくキタカミ図鑑が用意されています。
公民館に到着すると、ぞくぞくと新キャラクターが登場! ストーリー的なところは、みなさん自身で楽しんでいただくとして、最初に迎えてくれたのは管理人さん。そして、公式で発表されていた、『ゼロの秘宝』の前・後編と通じて登場するゼイユとスグリもここで出会えます!
ゼイユ姉さんとは、すぐにバトルになるのですが、いい感じの手持ちポケモンを用意してもらっていたので苦労することなく戦うことができました。姉さんの手持ちポケモンはご自身でプレイするときのお楽しみに♪
スグリくんとは、このあと行動をともにすることになります。なんだか恥ずかしがり屋さんなようす。
「わやじゃ!」が口癖で、これは中国地方などでもよく使われる「すごい!」とか「めちゃくちゃ!」という意味の方言だなぁとすぐに思いました。(筆者は広島出身です)。
“キタカミの里”の気になる場所を探索!
公民館の入り口の横には、テントで設営されたポケモンセンターや、駄菓子屋のような雑貨屋があり、これもいままでのシリーズ作品にはない雰囲気でとても新鮮です。
公民館では“キタカミの里”の歴史を探検する“オリエンテーリング ツアー”というイベントがはじまります。これは、鬼から里を守ってくれた英雄たちの昔話を調査するために、各所に点在する、昔話が記された看板を写真に収めてくるというツアーです。
各自、自由に巡っていいイベントなので、時間の許すかぎりいろんな場所を観て周りました。
余談ですが、スグリくんの「わやじゃ!」は、北海道や東北でも使われている方言のようです。
“キタカミ”と呼ばれている。りんごの生産量が多い。鬼の伝説がある。などを総合すると、ネットで噂されているように、モデルは岩手なのでは? というのはあながちハズレではないのかも!……と、このりんご園の風景を見て私なりに思いました。(あくまでも憶測です)
夜のキタカミセンターでオモテ祭りを楽しむ!
“キタカミの里”の英雄の昔話を調べていると、“オモテ祭り”というお祭りが開かれている、夜のキタカミセンターへ行きました。ここは、もう日本のお祭りの雰囲気そのもので、とても華やかです。
ここでは、“鬼退治フェス”という新要素を遊ぶことができました。この遊びは、ポケモンにライドして、制限時間内に、決められた数のきのみを集めて、それをきのみ台まで運ぶというゲームです。
きのみは、フィールドに点在しているオニバルーンを割ると出てきます。制限時間内に決められたきのみを集め終わると、つぎのレベルへと進むことができます。
レベルが上がると、集めるきのみの数などクリア条件の難易度が上がって来ます。 初級・中級・上級とあり、上級のレベルの上限は10まであるそうです。
報酬には、新しいどうぐの“もち”などがもらえます。このなかでも“まっさらもち”の効果は見逃せません!
ポケモンのすべての能力の基礎ポイントをまっさらな状態に戻してくれると言う、これまでのシリーズ作品のどうぐにはなかったものです。これは、私的には一番ほしい!と思った新しいどうぐです。
体験会では、この“鬼退治フェス”を4人のマルチプレイで遊ぶことができました。きのみの集まり具合を見て、どのきのみを集めればいいのか判断しながらプレイするのは、かなり熱かったです。もらえる報酬のこともあり、人気のコンテンツになりそうです。
どうなる? オーガポン!
いただいた体験会の時間では、伝説のポケモン“オーガポン”の姿をチラリと見ることしかできませんでしたが、これは配信後にしっかりと堪能したいと思います。
最後に、体験会で手持ちにいた“カミッチュ”と“チャデス”ですが、進化情報についてはまだ不明なため、どうやって捕まえるのかは分かりませんでした。
どのようなポケモンなのかは、ぜひ、みなさんで確かめてみてください。
配信まであと数日! もう少しだけ一緒に待ちましょう♪それでは、今日はこの辺で、また次回よろしくお願いいたします。
“市野ルギア”プロフィール
フリーのミュージシャンで編集ライター。ポケモン歴は“初代”『ポケットモンスター 赤・緑』の発売日から。元『週刊ファミ通』の『ポケモン』シリーズの記事などを担当。自身のペンネーム&ハンドルネームである“ルギア”は伝説のポケモンのそれから拝借。
ゲーム系の編集記者として多くの雑誌やムック本などを手掛けたほか、ミュージシャン&ギタリストとして、多くのオンラインゲームタイトルとのコラボ楽曲を手掛けた。
自身の音楽ユニット“終末のバンギア。”では、電撃オンラインの配信番組のOP曲や、特撮系記事のレポーターを担当。最近ではカドアナから出しているNintendo Switchダウンロード専用ソフト『少年探偵団と丘の上の奇妙なカラクリ屋敷』のタイトル曲を担当。
第2・第4月曜日21時より市川うららFM(PCやスマホで全国からも聴取できます)の冠ラジオ番組『終末のバンギア。のモノクローム・ミュージカ』(30分番組)を放送中!
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