『怪物中毒』3巻。次期CEOとして白羽の矢が立ったのは“調薬の魔女”である蛍で…!?

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 『怪物中毒』3巻(著者:三河ごーすと、イラスト:美和野らぐ)が、電撃文庫(KADOKAWA)から発売中です。

 本作は、サプリで誰もが怪物に変身できる街を舞台に、本物の怪物である吸血鬼の少年“零士”と、相棒の人狼“月”が街の掃除屋として、害獣駆除をするアクションストーリー。

 3巻では、BT本社・CEOが危篤に。次期CEOとして白羽の矢が立った“蛍(ケイ)”を狙う者が現れ…!?

次期CEOはまさかの人物。彼女を巡る、悪夢のようなチェイスが始まる!

★コミカライズ1巻同月発売!★

 人々が獣に還り、理性を解き放って自由と匿名を謳歌する《仮面舞踏街》。ここは、国が認めた唯一の《官製スラム》だ。

 オークションに出品され、街にばら撒かれた《闇サプリ》は史上最悪の混乱をもたらした。

 《吸血鬼》であり《霧の怪物》たる零士(レイジ)と《オリジナル人狼》の月(ゲツ)。二人は本腰を入れて一連の事件の黒幕を追おうとする。

 そんな矢先、《幻想清掃》社長・楢崎の口からは「捜査はこれで打ち切る」という衝撃の発言。納得のいかない少年たちだが、その裏ではBT本社が動き出しており、人権なき怪物の彼らにできることはない。

 徒労感に苛まれるメンバーたち。しかし、この街は彼らに立ち止まることを許してくれない。

 突如舞い込んだ、BT本社・CEOが危篤の報。《怪物サプリ》の基剤の製法を唯一知る彼女が死ねば、その影響は国内だけにはとどまらない。

 そして、次期CEOとして白羽の矢が立ったのは《調薬の魔女》である蛍(ケイ)。彼女を狙う者が現れるのは、無論当然の流れ――勃発する現代に蘇りし最悪のヴァルプルギス。

 西洋と東洋の魔法使いが激突し、闇サプリをキメた合成人獣(キメラ)が跋扈して、滅亡せし古の怪異が追い迫る悪夢のような逃避行が始まる!

 少年少女はこのクソッタレな夜の街で、かけがえのない友人を守りぬくことはできるのか?

 今宵ご覧あれ、超管理社会の歪みが産んだ最新の御伽噺――過剰摂取禁物のオーバードーズ・アクション第三夜!



『怪物中毒3』

  • 発行:電撃文庫(KADOKAWA)
  • 発売日:2023年9月8日
  • ページ数:356ページ
  • 定価:880円(税込)



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