レビュー:『闇の仕事人KAGE Shadow of The Ninja』TGS版試遊版をプレイしてみた。懐かしさと新要素が混ざったリメイク作!
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ナツメアタリは、Switch/PS4/PS5/Xbox Series X|S/Steam用タイトル『闇の仕事人KAGE Shadow of the Ninja』を、2024年春に発売します。
『奇々怪界 黒マントの謎』に続く、TENGO PROJECTが開発する16Bitテイスト・リメイク第4弾となる本作。この記事では、本作のTGS試遊版の先行プレイレポートをお届けします。
ワンミスでゲームオーバーの緊張感が懐かしい!
オリジナル版は1990年にナツメ株式会社(当時)から発売された任天堂ファミリーコンピュータ用のゲームソフト。それが33年の年月を経てリメイクされ、16bitテイストに描かれただけでなく、新要素もふんだんに取り入れられていました。
基本的なゲーム性はオリジナル版と変わっておらず、体力制だが残機のないニンジャアクションゲーム。つまり体力が尽きたら即ゲームオーバーで1面に戻される、ファミコン時代らしいシビアさは当時のまま。
落とし穴に落ちたら体力が減るだけで元の位置に戻されるルールも残っており、緊張感のあるプレイフィールは変わっていません。
大きく変わっているのは道中で拾う道具の種類が大幅に増えたことでしょうか。手裏剣と手榴弾をはじめ金棒、ガトリングガン、扇子など、さまざまなものが手に入ります。また、複数個ストックしておけるため、状況に応じた使い分けが楽しめるようにもなっていました。
道具のなかには、おにぎりやフランスパンといった体力回復アイテムもあるので、多少のミスを取り戻せるのは嬉しかった点です。
基本的なアクションは刀と鎖鎌攻撃で変化なし。近距離用の刀はパワーアップで衝撃波が飛び、中距離まで届く鎖鎌は左右に真上、斜めに繰り出すことが可能。とくに鎖鎌はジャンプ中であれば真下や斜め下にも攻撃ができるので、対応力が高く重宝しました。
オリジナル版と比較すると敵の配置やマップ構成こそ変わっていますが、ステージ1の船から始まり、タックルを繰り返すボスやその後の回転する足場などの要素に変化はなく、既知ながらも新たな気持ちで挑めることと思います。
TGS試遊版とのことでプレイはステージ1まででしたが、ファミコンタイトルらしいシビアなゲーム性は残しつつも、道具の種類の増加による新たな戦略性や攻略方法の拡大はすごく良い点でした。
画面に映らない部分の隠し要素もしっかり存在しており、このノーヒント要素を手探りで発見していく感覚も懐かしく、まさに本作の味や良さに繋がっていることでしょう。
東京ゲームショウ2023に出展
『闇の仕事人KAGE Shadow of The Ninja』は、9月23日~9月24日に幕張メッセで行われる“東京ゲームショウ2023”に出展されています。ブースではいち早くゲームの試遊が可能!
ゲーム概要
タイトル名
闇の仕事人KAGE Shadow of The Ninja
対応機種
Nintendo Switch™/PlayStation®4/PlayStation®5/Xbox Series X|S/Steam
ジャンル
スーパーリアリズム忍者アクション
企画・開発
ナツメアタリ株式会社
発売日
2024年春
価格
未定
プレイ人数
1人~2人
対応言語
日本語・英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・スペイン語・ハングル・簡体字・繁体字
CERO
取得予定
画面は開発中のものです。
©1990-2023 NatsumeAtari Inc.
illustration ©2023 Mikio Tachibana/Dynamic Production
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