ソニーの最新モデル“WF-1000XM5”は日常をより豊かにしてくれる最高のワイヤレスイヤホンだった
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- ハチ
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9月1日(金)に発売予定となるソニーのワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット“WF-1000XM5”は、世界最高峰のノイズキャンセル性能と高い装着性を実現した小型設計の最新モデルです。本記事では発売に先駆け、ひと足先に“WF-1000XM5”を使用してみたライターによるレビューをお届けします。
音はもちろんサイズや形状すべてに驚きを感じる完成度
まずは本体デザインからチェックしていきたいと思います。箱から出してみて驚いたのは、その小ささと軽さ。これまで持っていたワイヤレスイヤホンも小さいと感じていたのですが、それよりもさらに小さいんです。
とくに幅が薄いので、マチのないバッグを使いがちな人にはありがたいですね。本体の質量は片耳約5.9gで、前モデルのWF-1000XM4よりも体積が約25%ダウンしているそう。長時間付けていても疲れなさそうですね!
ケースのカラーはマットなブラック。触り心地はさらさらで、指紋は付きにくく感じました。蓋には金色でSONYのロゴが印刷されているのですが、金が明るい金ではなくブロンズっぽいカラーになっていて、すごく高級感を感じます。
スーツなどきちっとした服にも合いそうなので、大人に似合うかっこいいイヤホンというイメージでしょうか。WF-1000XM4よりも曲線で柔らかなイメージなので、女性も持ちやすいデザインになっているなと感じました。
本体はマットとツヤのあるブラックが使われていて、ブラックの中にも表情があっておしゃれ。もちろんおしゃれなだけでなく、トップをマットにすることでタッチ操作のガイドにもなっているそうです。こちらにもソニーのロゴがあり、マイクやマグネットなどの金属部分も金色で統一されていました。ちなみにブラックの他にプラチナシルバーもありますよ。
装着部の内側は、イヤホン本体を耳との接触面で支える「エルゴノミック・サーフェス・デザイン」という曲線形状を採用。このすごそうな名前のとおり、フィット感がすごい! 幅も薄いので耳から飛び出している部分が少なく、落とす心配もなさそうですね。
私は耳の穴が小さめなため、付属のイヤーピースではなかなかしっくりこないという悩みがあるんですが、SSサイズ・Sサイズ・Lサイズのイヤーピースが付いていたのは高ポイント! これは私のような悩みを持っている方には、すごく嬉しいですよね。SSサイズがぴったりで、付けてみるとフィット感も音の良さもすごくよくなったので、イヤーピースでかなり差があるということに改めて気づかされました。
そして、やっぱり一番驚いたのは音。音質についていろいろ言えるほどの知識がない私でも、これが「音がいい」ということかと実感できるほど! いつも使っているイヤホンと比べると、クリアにハッキリと聞こえてライブ感がすごい!! いろいろな音楽だけでなく、映画鑑賞やゲームのプレイにも使用してみたいですね。
WF-1000XM5と一緒におでかけしてみた
今回初めてソニーのワイヤレスイヤホンを使わせてもらうにあたり、これまで「すごい」と噂に聞いていた “外音取り込み”と“アクティブノイズキャンセリング”機能を積極的に試していきたいと思います。いまやソニーだけでなく多くのワイヤレスイヤホンに搭載されている機能になっていますよね。
ということで、外音取り込みやノイズキャンセリングを実際に体験すべく1日持ち歩いて試してみました。
実際にWF-1000XM5を使用してみたところ、接続や設定などはアプリで行え、操作も簡単。装着してみると“イヤホンを付けています”感があまりなく、さりげなくていい感じです。
さて、まずは駅に到着! 音楽を聴きながら、周囲の音も聴ける「アンビエントサウンド(外音取り込み)モード」を使ってみました。高いノイズキャンセリング性能を実現しながらも、クリアで自然に外の音を取り込むことが可能ということで、まさに移動中の使用にぴったりですよね!
一時的に音楽の音量を絞り、周囲の音を取り込んで聞き取りやすくする「クイックアテンションモード」も搭載していて、アプリでどのくらい外音を取り込むのかを20段階で決めることが可能。ボイスフォーカスもあるので、外音を聞きながらもアナウンス音のみを聞きやすくもできちゃいます。
待ち合わせで、友達と電話をしながらお互いの場所を伝えたのですが、通話の声がすごく聞きやすい! なんと、マイク部を内包したことで風ノイズを低減しながら、AI技術を活用した高精度ボイスピックアップテクノロジーや骨伝導センサーを採用することで、史上最高通話品質を実現しているそうです。
それからモーニングを食べに行ったカフェでは、友達と動画をチェック。店内は混んでいたので、周囲のガヤガヤ音も大きめ……そんな時はアプリで外音を完全にカット! 周囲の音を気にすることなく動画に集中できました。友達も「え? このイヤホンすごいね。どこの?」と興味津々でしたね。WF-1000XM4と比べ20%のノイズ低減をしているとのこと。本当に静かな場所で動画を観ているように集中できました。
モーニングを終えたら、散歩がてら夏を感じにフェリーに乗ってみることに! フェリーは電車以上に騒音があったのですが、ノイズキャンセリングを使えばまるで静かな場所で音楽を聴いているような感覚に! イヤホンを付けた瞬間から、フェリーに乗っていることを忘れてしまうほどで本当に驚きました。さすがソニーのノイズキャンセリングはすごいと言われているだけのことはありますね。
そのあとは、いよいよ仕事開始! コワーキングスペースで会議に参加したのですが、2台同時接続可能なマルチポイント対応ということで、スマホだけでなくPCにも接続。設定は事前にしていたのですが、PCを開くだけで自動的に接続してくれました。わざわざ接続し直さなくていいのは便利ですね。
ちなみに仕事終わりに歩いて家まで帰ったのですが、外音を聞こえるようにしていたので、後ろからくる自転車にもすぐに気が付くことができました。外でイヤホンをするのは危険なことも多いので、外音を取り込めることの利点をあらためて感じさせられました。
帰宅後、アプリゲームをするのにWF-1000XM5を使用してみました。このゲームってこんなにいいBGMだったんだ……と感じさせられるほど音が良く、いままで以上にゲームの世界観に没入することができました。アプリゲームってあまり音を出してプレイすることがないんですが、これからは可能な限り音も気にしつつプレイしてみたいと思います。
ここまでガッツリ使用しても充電の残りは50%ほど。朝100%充電して出かけたので、2日ぐらいは余裕で使っていけそうでした。
世界最高峰のノイズキャンセリングでどこでも静寂の中で音楽を楽しむことができるのはもちろん、どんなシーンでも使用可能なWF-1000XM5。これさえあればビジネスも日常生活も充実すること間違いなしという体験ができ、ソニーのワイヤレスイヤホンの完成度の高さや性能の高さを実感できた1日でした。
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