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【SAOゲーム攻略会議2023】会場の模様をレポート。SAOゲームキャラ集合パネルや歴代作品のアート展示など10年の軌跡を感じられるイベントでした!

セスタス原川
公開日時

  8月26日(土)に東京・ベルサール秋葉原で“SAOゲーム攻略会議2023 -CONNECTING-”が開催されました。

 本イベントは、SAOゲームシリーズ10周年を祝うべく4年ぶりに開催された『SAO』のゲームイベント。声優陣やアーティストが出演するステージに加えて、さまざまな展示が行われていました。

 本稿ではその会場の模様をフォトレポート形式でお届けします。

“SAOゲームキャラ集合パネル”はキャラ同士の配置にも注目!

 ベルサール秋葉原は外の道から見える範囲まで『SAO』だらけ。秋葉原の電気街の遠目からでもキリトやアスナたちの描かれた大きなビジュアルが目に飛び込んできます。

 『SAO』のゲームと言えば、多くの作品に共通しているのが各タイトルに登場するゲームオリジナルヒロインたち。

 1階の柱にはプレミヤやライラなどのイラストで装飾されており、文字通り端から端まで『SAO』尽くしでした。

 1階の目玉の展示物は、SAOゲームのキャラクターが勢ぞろいした横長の“SAOゲームキャラ集合パネル”。キリトたちに加えて、フィリア、ストレア、コアル、ティアなどゲーム登場キャラクター全員が1つのイラストになっている様子は圧巻です。

 しかも、キャラクターの配置もしっかりと凝っており、ストレアとユイが手を繋いでいたり、イーディスがアリスの後ろを緩んだ表情で追いかけていたりと、ゲームをプレイしていると「おっ!」と思えるようなキャラクター同士の関係性を意識したデザインが施されていました。これは凝っていますね!

 会場内にはキャラクターに扮したコスプレイヤーさんたちの姿も。アスナ、アリス、メディナ、イーディスは、ゲームイベントらしいキャラチョイスですよね。

  • ▲キリトさんもイベントの応援に駆けつけてくれました。

 来場者向けに、昨年発売されたエナジードリンク“サムライエナジー”と『SAO』のコラボ缶の配布もされていました。

展示コーナーはSAOゲーム10年の軌跡を感じた!

 2階は体験コーナーおよび展示コーナーとなっていました。

 まずは記念撮影が楽しめるフォトスポットコーナー。浮遊城アインクラッド、セントラル・カセドラル最上層のアドミニストレータの部屋などをバックに撮影が行えました。

 歴代SAOゲームタイトルのキービジュアルの展示もされております。

 印象的だったのは、中心には10年前に発売した『インフィニティ・モーメント』と発売を控えた『ラスト リコレクション』を並べた配置。始まりの1作目と最新作のキービジュアルが同時に目に飛び込んできて、SAOゲームが歩んできた10年を感じさせてくれる配置でしたね。

  • ▲こちらはコンシューマータイトル。実際にプレイした経験から懐かしさを感じる方も多いのでは?
  • ▲スマホなどで展開されたオンラインゲームシリーズ。ジャンルを変えながら多くのタイトルがリリースされてきました。

 他にも、10年記念に制作されたゲームオリジナルキャラクターたちの描きおろしイラストの展示もありました。

 よく見ると、彼女たちの座っている浮遊物は各タイトルを象徴するような装飾が組み込まれていますね。本当に細かいところまでこだわって描かれています。

 配信中のゲーム『ソードアート・オンライン インテグラル・ファクター』のブースでは、2023年から始まった第2章の紹介展示、男性アバターと女性アバター、ボスの設定画の展示がされていました。

 そして、極めつけは完全に趣味が爆発しているとしか思えない、一面にさまざまなコハルが敷き詰められた“コハルジャック展示”。

 これまで登場したイラストに加えてスタンプ、特別衣装の立ち絵など、コハルファンにとっては堪らない空間であること間違いなし。2階フロアでここだけファンシーな雰囲気が漂っていました。

 バンダイブースでは、近日登場するフィギュアとしてキリト、シノン、ユウキのフィギュアと、TCG『ユニオンアリーナ』への参戦決定に関する展示が行われていました。

 展示の最後は、今回のイベント展示の見物の1つである声優陣が着用した衣装展示です。こちらはアニメ10周年記念のメモリアルイベント“ソードアート・オンライン -フルダイブ-” で声優陣が実際に着用した衣装が全て展示されています。

 会場や映像を通して遠目に見た方も多いかと思いますが、近くで見ると衣装の細かい部分の装飾に唸らされます。上部には衣装デザインラフも展示されており、どういった部分でキャラクターのイメージを盛り込んだかがよくわかる展示でした。

 例えば、松岡さんが着用した黒い衣装もただ黒いだけでなく、軽装を好むキリトをイメージした形状になっていたり、二刀流のカラーを匂わせる黒に白いラインが入っていたりと、各衣装のデザイン1つで何十分も眺めて居られるくらいです。

 体験コーナーは2つ用意されており、1つ目では発売前の『ラスト リコレクション』のデモバージョンの試遊が楽しめました。ずらりと並ぶ大量のモニターにタイトルのメニュー画面が表示されている様子は圧巻でした。

 購入特典のグッズの展示もされています。こうして体験版をプレイして、キービジュアルやグッズを眺めると発売前ですが既にワクワクしますね……。発売が待ち遠しいです!

 そして奥の体験コーナーでは、本イベントの目玉である最新のMixed Reality技術を使った技術デモ『ソードアート・オンライン Revenge of the Gleam Eyes』が体験ができました。

 こちらでは、全身の動きを検知するトラッキングシステムを利用して、作中のようなUIの操作やソードスキルの発動を体験可能。参加者は実際に『SAO』の世界に飛び込んだような感覚で、74層のボスであるグリームアイズと戦うことになります。

 こちらはイベント用に作成されたデモ版で、すぐにこういったゲームが発売されるわけではありませんが、こうした技術を体験すると、現実世界が1歩ずつキリトたちが過ごすフルダイブのある世界に近づいているような印象を受けますね。果たして我々がアインクラッドを訪れることができるのは、いつになるやら……。


 以上が“SAOゲーム攻略会議2023 -CONNECTING-”の会場レポートになります。

 最初から最後まで『SAO』尽くしなのはもちろん、展示などを見ていると、イラストや展示の配置の工夫などで、SAOゲームの10年間とプレイした作品の思い出を蘇らせてくれる感覚を楽しめたのが何より幸せでした。

 今年には最新作の『ラスト リコレクション』しますし、今後もSAOゲームは常に我々を楽しませ続けてくれますね。来たる15周年……いや、20周年にも期待したいところです!


©2020 川原礫/KADOKAWA/SAO-P Project
©Bandai Namco Entertainment Inc.

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