内山夕実さんの好演が光る無口系少女クラウは実は数百歳!?【ドラガリ英雄列伝】

そみん
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 任天堂とサイゲームスのiOS/Android用アクションRPG『ドラガリアロスト』のキャラクター紹介とあわせて、意外と気付きにくい人間関係をまとめた“英雄列伝”をお届けします。

 第4回・前編でクローズアップするのは、フォレスティアの女性であるクラウ(声優:内山夕実)。口数が少なく事務的な口調が目立つクラウのアレコレを紹介していきます!
(後日公開する後編では、クラウの人間関係をクローズアップします)

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

●動画:ドラガリアロスト 第2弾 PV

聖城を守ってきたフォレスティアのクラウ(声優:内山夕実)

 何者かにとりつかれたアローラス王によって、妹のゼシアと聖片を奪われてしまった主人公。

 そんな彼が本拠地とすることになったのが、かつて建国王アルベリウスが君臨した王家創世の聖城。クラウはアルベリウスの言いつけで数百年にわたり城を守り続けてきたのだった。
(ただし、クラウと出会った当初は、彼女の主人が建国王アルベリウスであることは語られず、のちのイベントで明かされることになる)


 深い霧に包まれた“霧の森”で、聖城を継ぐ新たな主を待ち続けていたクラウ。彼女は、アルベリウスの血、すなわち竜の血を持ち、資格を持つ者を待ち続けてきた。


  • ▲余談だが、アルべリウスが魔神を封じた“血棺”については、メインストーリー10章で詳細が明かされることになる。

 クラウは治癒魔法を得意とし、ゲーム中では序盤に必ず仲間になる回復役としても便利な存在。

 マナを操る力はもちろん、歴史に詳しく、博識な人物でもあり、さまざまな部分で主人公に助言を与えている。
 


 また、家事を得意とし、聖城の台所事情を管理している“聖城のお母さん”的な存在であるが、頭脳労働が得意なタイプであり、旅の道中ではしばしば「運動は苦手」と愚痴をこぼすことも。


 くわえて、残念ながら絵の才能はないようで(抽象画になっているのかも!?)、クラウが描いた前の主人(アルべリウス)の絵は、主人公に魔獣だと見間違われている。

 口数が少なく、無感情に見える一方、第3位王女シェスのように我が強いタイプにはペースを乱されることもあり、無理やりドレスに着替えさせられ、戸惑いを見せていた。


  • ▲エルフィリスほどではないにせよ、主人公に対しては密かな好意を持つように感じられる場面も。

  • ▲妄想の中では“お嬢様イメージ”が暴走し、高飛車というよりも“女王様”のような振る舞いをすることに!?

 10章では、本来の主である建国王アルベリウスが魔神と戦う場面のイメージを見ることになるのだが、その先には悲しい出来事も……。


 ちなみに森の民のフォレスティアは若々しい外見と長命なことで知られるが、そのなかでもクラウの年齢と外見の若さは別格レベル。

 リュカが、クラウを年下扱いして兄貴風を吹かせようとしたことがあったが、クラウの年齢が300~400歳だと知って驚く場面も描かれている。


●鈴音の癒し手(リングエイド) クラウのプロフィール

霧の結界に閉ざされた聖城を数百年守り続けてきた少女。感情を表に出すことはめったにない。新たな聖城の城主となったユーディルの従者として手助けをしている。家事スキルは達人級。

クラウ(星竜祭Ver.)

 2018年12月17日に行われたレジェンド召喚“祈り導かれし星竜祭”で登場した、サンタクラウこと“鈴音の贈り主(リングサンメテオール) クラウ(星竜祭Ver.)”。

 施設イベント“雪降る夜、星竜樹の下で”では、イリア教の祝日である星竜祭で、アレクシス、ネファリエとともにサンメテオール役をつとめることになった。

 星竜祭とは女神イリアの誕生を祝い、ドラゴンたちが力を合わせて満天の星を贈ったとされる伝承をもとにしたもので、そのことから女神イリアの誕生日は“星の降る竜の夜”とも呼ばれている。

 この期間には美味しいものを食べたり、木を飾り付けて星竜樹にしたりして祭を楽しむが、なかでもサンメテオールによるプレゼントは多くの人々が楽しみにしているもの。

 多くの人々がイリアへの贈り物をするなか、ひとり、巫女イリアとは会わずに、家の前のモミの木に贈り物をかけて、立ち去る人物がいた。その人物こそ、聖竜エリュシオンの化身であるという逸話が伝えられている。

 そして300年ののち、とある国の慈悲深き王がその逸話をまねて、ある行動を起こした。王は自らトナカイの角をつけ、エリュシオンに扮して、家々の軒先に贈り物を置いてまわった。

 このことからプレゼントを配るものをサンメテオール(星竜祭の聖人)と呼ばれるようになったのだった。

 また、クラウ(星竜祭Ver.)のキャラストーリーでは、主人公の母親の味のケーキを再現するために、クラウが頑張る場面が描かれていた。

●鈴音の贈り主(リングサンメテオール) クラウ(星竜祭Ver.)のプロフィール

星竜祭を祝う人々に贈り物を届けるため、サンメテオールの仮装をしたクラウ。料理作りや飾りつけなども率先して行い、星竜祭を盛り上げるために奮闘する。宴を楽しむ仲間たちの笑顔が彼女の喜び。

クラウ(ドラフェスVer.)

 2019年7月26日に行われた“ドラガリアフェス”で登場した、“大いなる遺産(ミスティックメメント) クラウ(ドラフェスVer.)”。

 クラウ(ドラフェスVer.)のキャラストーリーでは、おのれの弱さに悩むクラウが聖城に封印されていた黄金のロッドを手にし、新たな力を手に入れるさまが描かれている。

●大いなる遺産(ミスティックメメント) クラウ(ドラフェスVer.)のプロフィール

聖城に封印されたロッドから、大いなる力を得たクラウ。今までは回復支援が多かったが自らの弱さをと決別し、強く一歩前へ出る。体力のなさは相変わらずだが、その分、知略を駆使して、強大な攻撃魔法を放つ。

クラウ(サマーVer.)

 2019年8月13日に行われたレジェンド召喚“Melodious Summer♪ ピックアップ”で登場した、水着クラウこと“鈴音の日笠娘(リングパラソル) クラウ(サマーVer.)”。

 水着クラウのキャラストーリーでは、アウトドアがちょっと苦手なクラウが、主人公のためにがんばって海での遊びを楽しむ様子が描かれた。

●鈴音の日笠娘(リングパラソル) クラウ(サマーVer.)のプロフィール

聖城の有能従者も一息ついてバカンスへ。可憐な水着に身を包み、パラソルの下で涼む姿は、夏の花に負けないほど愛らしい。もっとも当の本人は慣れない水着に少々戸惑い気味なのだそうな。

●スタッフコメント

 聖城のお母さん的存在のクラウ。物知りでしっかり者、家事のスキルは達人級。時にツッコミ役にまわることも。

 当初は無口だったクラウですが、仲間との交流を通じて、少しずつ笑顔が増えてきました。クラウのいろんな表情を見ていただきたいと思います。

 前編ではクラウの外見や性格について紹介しました。近日公開予定の後編では、彼女の人間関係について掘り下げていきます!

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