毒舌や塩対応も持ち味!? クラウは実はモテキャラだった！【ドラガリ英雄列伝】
- 文
- そみん
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任天堂とサイゲームスのiOS/Android用アクションRPG『ドラガリアロスト』のキャラクター紹介とあわせて、意外と気付きにくい人間関係をまとめた“英雄列伝”をお届けします。
第4回・後編でクローズアップするのは、フォレスティアの女性であるクラウ（声優：内山夕実）。前編では彼女の性格などを紹介しましたが、後編ではクラウの人間関係について紹介していきます。
※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。
●動画：ドラガリアロスト 第2弾 PV
クラウと関係が深いキャラクターたち
かつての主人や、ある意味での天敵（？）など、クラウとかかわりが深いキャラクターを紹介します。
アルベリウス：今は記憶からも薄れてしまった、かつての主人
●メインストーリー10章、キャラストーリー“クラウ”
かつて建国王アルベリウスが君臨した王家創世の聖城を守っていたクラウ。だが、数百年にもおよぶ、あまりに長い時期を1人で過ごしていたこともあり、クラウの中から自分が仕えていた相手の外見すら薄れてしまっていた。
そんなクラウがアルべリウスとの思い出を思い出すきっかけになったのは、掃除中に主人公が見つけたアルベリウスの肖像画（クラウが描いた肖像画を見て、主人公は魔獣が描かれてると勘違いしてしまっていたが……）。
このとき、まだクラウは主人公に自分の前の主人がアルベリウスであることを教えていなかったため、主人公はそのことに興味を抱いていた。
のちにクラウは、自分の前の主人が建国王アルベリウスであることを告げるとともに、主人公がアルベリウスに似ていると語る。2人ともクラウに対し、従者ではなく対等な仲間として一緒にいようと語りかけていたのだった。
そんなクラウだが、10章ではかつてアルベリウスが魔神と戦った際の記憶を見せられることになり、アルベリウスの最期に関する真実も知ることになる。
最大の封印遺跡と呼ばれるクラーベ・ロイエルンで、クラウを待つ悲しい運命とは……。ぜひ実際にゲームを遊んで、確認してほしい。
アレクシス：唯我独尊の王者もクラウの反応は苦手!?
●イベントストーリー“城内王者決定戦”、施設イベント“雪降る夜、星竜樹の下で”、竜輝の護符“クラウの策略”
王の中の王を自称し、いつも不遜な態度をとっているアレクシス。そんなアレクシスだが、どうもクラウとは相性が合わないようで……。
イベントストーリー“城内王者決定戦”では、天才魔法少女エゼリットとの小競り合いをしているところをクラウに利用され、洗濯や掃除、料理などの家事手伝いをさせられることに。
もっともアレクシス自身は、以前に謀反を起こされて放浪の旅をしたことがある経験から、洗濯などの家事全般も一通りこなせる力を持っているようだ。さすがは王の中の王……なのか？
ちなみにその勝負の様子は、竜輝の護符“クラウの策略”でも描かれている。
そして、施設イベント“雪降る夜、星竜樹の下で”ではサンメテオール（星竜祭の聖人）として人々にプレゼントを用意するため、クラウの仕切りのもと、ネファリエと一緒に行動をすることに。
多くの場合は自分のペースで物事を進めるアレクシスだが、ネファリエとクラウからの鋭いツッコミを受けながら、うまく軌道修正をされていた。
ジャン、ロドリゴ：密かに（？）クラウに思いを寄せるライバル同士
●キャッスルストーリー“想いよ、届け”、キャラストーリー“ジャン”、“ロドリゴ”
“聖城のお母さん”としてみんなの面倒を見ていることもあり、意外とモテているクラウ。
無口ながら腕利きの傭兵であるジャンは、かつて傭兵団でこき使われており、傭兵団が全滅した際に命を落としかけたが、そこをクラウに救われた過去を持つ。
それ以来、クラウへ想いを寄せており、告白する勇気を得るためにランザーヴに戦いを挑むという場面もあった。
また、魔獣の死体（肉や毛皮など）を贈り物にするという独特の感性を持つロドリゴも、クラウに好意を寄せる人物のひとり。
もっとも、男ばかりの傭兵団で育ったためか何かがずれている部分があり（もはやロドリゴの個人的な問題の気がするが）、気になるクラウに箱詰めの魔獣の肉や毛皮をプレゼントし、いやがらせだと思われていた。
のちに誤解は解けたものの、まだクラウには告白できずじまい。クラウにふさわしい男になれる日はくるのだろうか？
そんな恋する2人の男が出会ってしまうのが、キャッスルストーリー“想いよ、届け”。
愛するクラウに魔獣の毛皮を贈っていやがらせをしようとしている（誤解）ロドリゴを見たジャンは戦いを挑む。
一触即発の状況のなか、ロドリゴはクラウに想いを寄せる自分の気持ちをジャンに伝える。同じく男だらけの傭兵団で育ったことなどに親近感がわき、2人は意外と打ち解けることに。
お互い、クラウに気持ちを伝えられない者同士、どうすればいいのか悩んだ結果、2人で木彫りのクマを作り、クラウにプレゼントするのだった。
途中、どうせジャンは無口だからと、自分1人でプレゼントを作ったことにしようと魔が差すロドリゴだったか、やはり男同士の友情は裏切れなかった。
残念ながら2人の好意は“反省”だと勘違いされ、クラウに伝わることはなかったが、2人はあきらめることはない。一歩前進だと前向きに考え、いつかクラウに告白しようと2人で誓うのであった。
メロディ：クラウの家事を見習いたい！
●キャラストーリー“メロディ”
8年間、ずっとメイド見習いのままでメイドに昇進できなかったメロディ。そんな彼女は、クラウの家事の力を見て、弟子入りをすることに。
とはいえ、8年間ダメだったものがいきなりよくなるわけもなく、失敗続きのメロディ。むしろ、剣士としての才能はすさまじく、別の意味で周りから頼りにされることも。
そんなメロディの失敗が続く中、クラウは彼女にクビを宣告。
どうせクビになるんだからと、メロディにいろいろなことをやらせたところ、意外なことに失敗せずに対応できるという結果に。
観察力にすぐれたクラウは、メロディがいつも“失敗するまい！”と気負いすぎていることに気付き、あえてクビにすると伝え、“失敗しても大丈夫”と気楽にやらせていたのだった。
こうして、無事に主人公つきのメイドとなったメロディだが、失敗グセはすぐには直らないようで……。彼女が立派なメイドになる日は、まだ遠そうだ。
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