【感想】『シンデュアリティ ノワール』9話はまさかのゲーム側からアルバ&エイダが登場! ノワールの“普通ではないあの行動”の原因も判明?

てけおん
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 9月4日(月)深夜より放送されたアニメ『SYNDUALITY Noir(シンデュアリティ ノワール)』の第9話“Legendary hero”の感想をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『SYNDUALITY Noir』9話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。

まさかのゲーム『SYNDUALITY Echo of Ada』からメインキャラの2人が登場!

 今回は、PS5/Xbox series X|S/PC(STEAM)用TPS『SYNDUALITY Echo of Ada』に登場するドリフター、アルバ・クゼと彼のメイガスであるエイダが登場しました。

 まさかゲームで登場する前にこの2人に出くわすとは……。予告の時点でかなり驚きました。

 今回舞台となったのは“トレイダーズネスト”。仕入れ(お使い?)にやってきたカナタとノワールですが、目的を終えた後の掘り出し物探しで目を輝かせているカナタがらしさ全開でした。“お宝”探しに精を出すところはドリフターらしいと言えるかもしれませんね。

 このネストでカナタはアルバと出くわすわけですが、2人が接触するきっかけになったのは“メイガスの記憶”でした。どうやらアルバは“メイガスの記憶”について独自に調査をしているようでした。

 キャリアーの内部にアメイジア時代に使用されていた機材のレプリカをくみ上げているアルバ。ここからも、アルバがいかにメイガスの記憶についてこだわりを持っているのかがわかりますね。

戦闘シーンはアクションも音楽もめっちゃカッコイイ!! これって……

 さて今回の戦闘シーンでは、アルバがその実力を見せてくれました! ここで気になったのが「シールドを外しても?」「構わんリソースを予測計算に」というやり取り。

 これがボウイラビットの特性なのか、エイダが載っているからなのか、はたまたクレイドルコフィンとは元々そういうものなのかわかりませんが、何かの機能を切ることで、他の機能を強化できるような口ぶりでした。気になるとともに「カッコイイ!!」となりました。

 実際そのセリフの後、アルバは寄生型エンダーズの集団に突っ込んで、銃と近接武器でバッタバッタとなぎ倒していました。ある程度数が減ったところで、エイダのメイガススキルで一気に殲滅……。

 しかし本当にこの作品、戦闘でのキャラの見せ方が上手いですね~。3話の黒仮面の戦いでは“圧倒的な強さ+後ろをシュネーがカバーする”という、とにかく前に向かって無類の強さを発揮する様子が印象的でしたが、アルバはその場その場で最適解を選ぶ、長年の経験に裏打ちされた“巧みさ”が際立っていたように思います。

 カナタはだんだんと成長していく様子、トキオはその天衣無縫っぷりが出ているように思います。見比べるといろいろと発見があって楽しいですね。

 そういったアクション面に加えて、今回「おお……」と思わされたのは音楽。ゲームのファーストトレーラーでも使われている楽曲が使用されていましたね。

「SYNDUALITY Echo of Ada」First Trailer

 こうしたリンクのさせ方、非常にいいなと思いました。あと、ノワールがエイダの前で「おはようございます」と言ったのも、なんかゲームのファーストトレーラーと微妙にリンクしているようでいいですね。

次回10話ではカナタとトキオのすれ違い?

 次回は第10話“Drifters' pride”。そのあらすじも公開されていました。どうやらトキオとカナタの“すれ違い”にフォーカスが当たる回になりそうですね。彼らのパートナーであるムートン、そしてノワールがどう動くのかも気になりますが……?

その他気になったこと

●1話から3Dプリンタで作られた寿司が登場したことを筆頭に、日本の面影を残している本作の世界。マイケル印の醤油が出てきて笑ってしまいました。

 ちなみに“ダイヤモンドファームネスト”については、『SYNDUALITY Noir』の外伝小説『SYNDUALITY Kaleido』の第2回で言及されていますが、“農業ビジネスに最適化するべく資金が投入され、旧時代の自然環境の再現が試みられている”ネスト。ネストそのものをマイケルの一族が有しているそうです。

 今回、オーナーの跡取りであるマイケルを模したイラストが醤油にアイコンとして載せられていましたが、そうしたブランドを構築できるくらいやり手な一族ということなんですかね。

 マイケル自身もドリフター集団“アヴァンチュール”のリーダーですし、アニメ本編で描かれる機会はそんなにないですが、マイケルがどういうキャラなのか、いよいよ興味がわいてきました。

●今回初めて登場した寄生型のエンダーズ。アルバたちは戦い慣れているようで、寄生型の特性も熟知しているようでしたが、今回登場した3人の賞金稼ぎたちは寄生型との戦いが初めてのようでした。アルバがドリフターとして活動し始めたころと現在とでは、エンダーズのあり方も変わっているのでしょうか?

●ちなみにボウイラビットのコックピット内の表示。よく見るとアルバの上には“UNITER(ユナイター)”と記載されていました。アルバも劇中でその言葉を口にし、エイダは「当時はマスターのことをユナイターと呼んでいたんです」と続けました。ゲーム公式サイトにはドリフターの説明はあるものの、ユナイターについての言及は現状ありません。ひょっとしたら、ゲームの中でこの辺りにも触れられるのかもしれませんね。

●今回アルバが調べたことで、ノワールにはボトルネック――常時ぼう大な負荷がかかっていることが明らかになりました。そしてこの負荷こそがノワールが睡眠してしまう理由だとも。そんな中でノワールは、高性能ぶりを見せてきたわけで……。ボトルネックが外れ、真価を発揮したノワールがどれくらいすごいのかも気になるところでした。

●エイダもメイガススキルを使いましたが、やはり6話でのノワールのように髪色が変化することはありませんでした。ここも気になったポイントです。

●エイダがカナタのことを素敵なマスターですね、とほめつつも「アルバの次に」と言ったところ、アルバのことをマスターとして信頼している感じが出ていていいなと思いました。

●アルバとエイダは伝えませんでしたが、ノワールの中にはブラックボックスが存在しているようでした。そして“パスカル計画”とは……? もしもノワールが試作品ではなく、なにかの計画のもとに作られたのであるとしたら……“パスカル計画”が目指すところは何なのでしょうね?

TVアニメ「SYNDUALITY Noir」(シンデュアリティ ノワール)作品情報

放送・配信情報
テレビ東京系6局ネット、BS日テレほかにて
2023年7月10日(月)より放送開始!

ディズニープラスで7月10日(月)より
毎週月曜24時30分から独占配信!

【放送局】
テレビ東京系列:7月10日(月)より毎週月曜24:00~
BS日テレ:7月10日(月)より毎週月曜24:30~
SBS静岡:7月11日(火)より毎週火曜25:25~25:55
広島テレビ:7月11日(火)より毎週火曜25:59~
NST新潟総合テレビ:7月13日(木)より毎週木曜26:20~
東日本放送:7月18日(火)より毎週火曜25:31~
テレビ長崎:8月6日(日)より毎週日曜25:00~

※放送日時は変更になる場合があります。

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©SYNDUALITY Noir Committee

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