【パラノマサイト】異論は認める。呪詛珠Tierランクを決める最強トーナメント開催ッ!(ネタバレあり)

そみん
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 スクウェア・エニックスのホラーミステリーADV『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』を遊んだ誰もが(誇張含む)思うこと……それは、作中での足洗い屋敷の過小評価ッ!

 そんなもやもやした思いが電撃オンライン編集部内(の一部)でうずまき、2023年3月9日の発売から約半年を経た今、具現化しました。

 独断や偏見も含めた呪詛珠Tierランクを決めるため、第1回最強呪詛決定戦(電撃トーナメント)を開催しますッ!
※1回戦の投票の締切は9月24日(日)23:59です。投票は何度でも可能です。

※記事内には『パラノマサイト』のネタバレを含みますので、ご注意ください。

【第1回最強呪詛決定戦関連記事】
1回戦の結果
1回戦シードの結果

 ちなみに9月27日まではNintendo Switch版で30%オフのセール中。お買い得なので、知人へのおすすめ・布教の際にぜひ。


第1回最強呪詛決定戦のルールについて

 てなわけで、電撃オンラインの勝手企画となる第1回最強呪詛決定戦の簡単なルール説明です。

 ぶっちゃけ、読者投票の数で勝敗を決めるというシンプルなものとなりますが、ある程度は前提条件を決めないと“最強”を考えにくい部分がありますからね。

【こんな条件でのバトルです】
・バトルは1対1。呪殺を含め、相手を倒したほうの勝ち。6時間戦って決着がつかない場合は引き分け。
※対戦相手が呪詛珠を持っている敵だということは把握しているが、その能力はわからない。把握しているのは自分の能力のみ。
※対戦した記憶や外傷などは次の戦いではリセット。つまり、「1回戦で戦った相手が●●な能力を使ったから~」のような推測などは不可。

・時代は昭和後期。呪詛珠の所持者は平凡で平均的な能力を持つモブキャラ同士。性別は不問で年齢は20歳前後。喫煙者かどうかは半々の確率。
※ゲーム中の所持者ではない点にご注意ください。

・戦いの舞台はゲーム内に登場する駒形高校(グラウンドなども含む)。いわゆる一般的な高校くらいの広さで、バトル開始と同時に対戦者2人がランダムの場所に出現するイメージ。

・バトル開始の時間は23時。教室や廊下の電気は場所によって点いていたり、いなかったり。

 ……はい、そうですね。“片葉の芦”に勝ち目が感じられませんね(苦笑)。でも、そんなものだと思ってください。第2回最強呪詛決定戦のルールが“3日間でのキル数を競う”とかなら“片葉の芦”が有利なように、今回の“限定された空間での1対1”なら、“片葉の芦”が強いわけがないんです。

 え? “落葉なき椎”や“津軽の太鼓”も相当きついんじゃないかって? はい、そうですね……。第2回最強呪詛決定戦のルールが(以下略)。

 まあ、それをさっぴいてもいろいろとルールが穴だらけのところは認めます。そのうえで、みなさんのイマジネーションを膨らませて、対戦結果を考えてみてくださいませ。

 なお、上記ルールの補足です。長くてごめんなさい。

・バトルは1対1。原則的に相手を呪殺したほうの勝ち。
※対戦相手が呪詛珠を持っている敵だということは把握しているが、その能力はわからない。把握しているのは自分の能力のみ。
※対戦した記憶や外傷などは次の戦いではリセット。つまり、「1回戦で戦った相手が●●な能力を使ったから~」のような推測などは不可。
⇒要するに、我々プレイヤーは9つの呪詛珠の能力を知っているので2つの能力の強弱を比べて勝者を予想できますが、実際の戦いとしては自分の能力をもとにしながら「きっと相手も同じような能力を持ってるよね?」みたいな推測をすることになるので、けっこう慎重な戦いになることもありえると考えてください。

 と言いつつ、まあ、実際に投票する際はかなりシンプルに「こっちの呪詛珠が強い(確信)」という印象値で決めても問題ありません。

 ただ、ゲームを遊ぶと手軽で最強に思われる“置いてけ堀”とかは、実はこういう限定条件下(1対1で、相手が敵と確定)では意外と使いにくいということはシミュレーション内容に含んでみてもらえると助かります。

・呪詛珠の所持者は平凡で平均的な能力を持つモブキャラ同士。性別は不問で年齢は20歳前後。喫煙者かどうかは半々の確率。
※ゲーム中の所持者ではない点にご注意ください。
⇒要するに、「“足洗い屋敷”の能力を使うのは並垣祐太郎じゃないからな、覚悟しろよ」という電撃オンライン編集部の意思表明です。

 あとまあ、ゲーム中の登場人物同士が戦う設定にすると、人間関係も含めて勝敗判定が複雑になっちゃいますからね。あくまで平均的なモブキャラ同士が戦うことで、シンプルに呪詛珠の強さを考えていきたいという部分もあります。

 そういう意味では、“片葉の芦”は特殊で、今回のルールだとまず呪殺は不可能に近い(たまたま対戦相手が知り合いというリアルラックの高さでの勝利を予想してもいいですが、まあ、特殊条件かと)。となると、思考としては「自分の能力がカスだから、絶対に奇襲でなぐろう(物理攻撃)」と、呪殺以外での戦い方になる可能性が高いんじゃないかと。そうなると、実は条件発動に対話が必要な“落葉なき椎”とかには刺さる可能性がありますよね。

 逆に「自分の能力がカスだから、絶対に勝てない。電気を消した教室でロッカーの中にずっと隠れてよう。引き分け狙い一択や!」なんて行動をとった場合、“馬鹿囃子”や“消えずの行灯”のカモになるかもしれませんよね、という感じ。

 ちなみに呪殺条件があまりに特殊な“送り拍子木”は、ある程度確率論に頼りつつ、昭和という時代背景を含めて、半々くらいの確率で喫煙者=ライターかマッチを持っているという考え方でシミュレーションしてみていただければ。
(夜の学校ということで、ライターを見つけたらとりあえずポケットに入れる人も多そうですよね)

・戦いの舞台はゲーム内に登場する駒形高校(グラウンドなども含む)。いわゆる一般的な高校くらいの広さで、バトル開始と同時に対戦者2人がランダムの場所に出現するイメージ。
⇒すごくふわっとした設定ですが、あまり決め打っても想像を狭めるだけなので、基本的にはいきなり対面スタートはありませんよ(でも、確率がゼロじゃありませんよ)くらいの感覚で。

 体育館とかだと狭すぎるし、町内とかだと広すぎるし、適度に逃げられて、でも密室もある……とかで、なんとなく学校にしてみます。理科室とか放送室とか、妄想を膨らませやすい部分もありますしね。

・バトル開始の時間は23時。教室や廊下の電気は場所によって点いていたり、いなかったり。
⇒日中は呪いの力が弱まるということもありますが、“消えずの行灯”にも頑張ってほしいので。

 電気が点いていたり、いなかったりということで、うかつに電気のオンオフをすると相手に居場所を悟られやすいとか、意外と奇襲の成功率が低くなさそうとか、そういう部分にも想像を膨らませていただければ。

 最後になりますが、呪殺のものすごく厳密な発動条件はわからない部分もあるので、そのあたりはおおらかな気持ちでやりましょう。結果発表時に掲載する読者コメントの中にも解釈違いやトンデモ理論が混ざってしまうかもしれませんが、「だから無効」とするつもりはありません。

エントリーする9つの呪詛珠の能力と電撃オンラインの強さ予想について

 Tier予想は、あくまで今回の第1回の条件に基づくものです。トーナメントなので、対戦相手の運によっても優勝者は変わるのではないでしょうか。

 なお、実際にどうかはわかりませんが、放送室から全校放送で音・声を聞かせても呪殺条件を満たすかどうかは、基本的にはなしとします。

【Tier:1】
●足洗い屋敷
・呪殺条件や効果:呪影の発する「足を洗え!」という声を聞いた者を踏みつぶし、圧死させる。

・所感:ゲーム中の表現からかんがみても、かなりの最強能力。対面したり相手を目視しなくても、呪影の声が届く範囲なら条件を満たせるはずなので。

 ゲームでの所持者が並垣君だったから&プレイヤーがある種の反則・メタ・チート行為でねじ伏せたものの、さまざまな状況で最強を狙える圧倒的覇権呪詛珠じゃないかと!

●送り提灯
・呪殺条件や効果:呪主となった者を当人の持つ呪いの死に方によって死亡させる。

・所感:呪主(かしりぬし)絶対殺すマン的な能力で、呪主参加前提の今回のルールでは反則的な存在。呪詛珠を持っている相手を、無条件(一応、視界に入れる必要はある模様)で、相手の持つ呪詛珠にちなんだ呪殺をしかけられます。なんだそーれ。

 別に相手が呪詛珠を使おうとするとか、そういうカウンター条件すら必要としないので、ほんとヤバいです。

【Tier:2】
●馬鹿囃子
・呪殺条件や効果:自身の姿を見られずに呪影の発するお囃子の音を30秒間聞き続けた相手を転落死させる。

・所感:今回のルールとの相性がよいので好成績を期待できます。引き分け狙いで隠れた相手にも効果的だと思いますしね。

 正直、“足洗い屋敷”の下位互換じゃね? と思う部分はありますが、よくも悪くも“自身の姿を見られず”という部分からも奇襲が成功しやすそうです。

●置いてけ堀
・呪殺条件や効果:自身の目の前から立ち去るものを溺死させる。

・所感:ゲームを遊んだ人にとっては「これ、強すぎじゃね?」と感じる初見殺しでサイレントキルな強能力。食べ終えたフライドチキンの骨を持って近寄っていけば、大半の常識人は目を背けて逃げようとしますしね(笑)。

 ちなみに9月23日からのコラボカフェには“葉子さんおすすめ骨付きフライドチキン(空き缶添え)”が登場。やべえ!

 今回のルールとの相性もすごく悪いわけではありませんが、他にもっと使い勝手がよい呪いが多いのが課題。半分くらいの相手には圧勝できそうですが、一部の相手には分が悪いので。

 ただ、組み合わせ次第では上位を狙えるという、立ち位置的には面白い部分も。そういう意味でも主人公に似合う能力ですね。

【Tier:3】
●送り拍子木
・呪殺条件や効果:火、もしくは発火器具を持っているものを焼死させる。

・所感:マダム大好き! 今回のルールではマダムが戦うわけではありますが、マダムが大好きな自分のひいきめも入って、“喫煙者が半分くらいいる”という有利な設定にさせていただきました。

 でもまあ実際、喫煙者が多かった昭和においてはかなり強い能力だと思います。もしも戦いの舞台が令和だったら……発火器具を持ち歩くことなんて、ありますかね? 花火で遊ぶときとか?

 ゲーム中でもありましたが、相手のカバンやポケットにこっそりライターを入れるというダイレクトアタックも有効ですが、今回のタイマンルールだとちょっと難しいでしょうね。

●消えずの行灯
・呪殺条件や効果:呪影の発する暗闇の中に閉じ込めた相手を割腹死させる。

・所感:条件だけ見るとそこそこ強そうですが、作中でもわりと簡単に突破されがち。何か明かりを持っていたら失敗するわけですからね。

 特に現代だとほとんどの人がスマホを持っており、暗闇に閉じ込められたらスマホを見る=そのバックライトで破られがち。弱っ!

 ただ。今回のルールは夜の学校ということで、闇に乗じればジャイアントキリングの可能性も?

【Tier:4】
●片葉の芦
・呪殺条件や効果:その時点の顔・住所・氏名・年齢・職業・所在地のすべてを知る相手の手足を切断して失血死させる

・所感:条件がはまれば大量キルが可能な恐ろしい呪詛珠ですが、今回のルールとの相性は最悪レベル。学校内のクラスメート同士の戦いとかなら、めちゃくちゃ刺さるんですけどね。

 あとまあ、卒業アルバムや緊急連絡網に個人情報が掲載されていた昭和の時代と比べると、もし令和の時代でのバトルとなった際には苦戦を強いられそうですね。

●落葉なき椎
・呪殺条件や効果:自身に対し虚偽の発言で欺いたものを縊死させる。

・所感:発動条件に対話が必要=必然的に相手の前に出ないといけないのは大きなリスク。残念ながら今回のルールとの相性が悪いですね。発言、すなわち黙秘に対して発動しなさそうなところもネック。

 日常生活での普段づかい(?)では便利そうな気もしますが、相手を対面&縊死となると、現場にいる人物が疑われそうですな。

●津軽の太鼓
・呪殺条件や効果:自身に対する隠し事が発覚した者を殴打死させる。

・所感:今回のルールとの相性が最悪で、“片葉の芦”と戦ったら泥仕合になりそうな。……いや、“片葉の芦”との会話に持ち込めたら、もしかして?

 “落葉なき椎”と似た能力ですが、こちらは“隠し事が発覚”と言葉を必要としないので、うまく誘導すれば条件を満たせるかもしれません。てか、“津軽の太鼓”VS“落葉なき椎”も勝ち負けを読みにくいなあ(苦笑)。

公正なるくじ引きの結果……トーナメントの組み合わせはこれだ!

 前置きが本当に長くなりましたが、いよいよトーナメントの組み合わせを決めていきます。

 ここで使うのは、9月頭に期間限定で出店されたポップアップストア超常ストア in 錦糸町マルイで購入した9種類のアクリルスタンド。

 一部、ネタバレを防ぐため、本来の呪詛珠の持ち主とは異なるキャラクターで代用する形といたします。

 また、新石英樹はアクスタにしてもらえなかったため(涙)、櫂利飛太で代用しました。

・置いてけ堀……興家彰吾
・馬鹿囃子………逆崎約子
・送り提灯………蝶澤麻由
・送り拍子木……志岐間春恵
・落葉なき椎……津詰徹生
・津軽の太鼓……灯野あやめ
・足洗い屋敷……並垣祐太郎
・片葉の芦………???⇒ネタバレのため案内人で代用
・消えずの行灯…新石英樹⇒アクスタがないので櫂利飛太で代用

 トーナメント表はこんな感じ。9人なのでちょっと偏りがありますが、1~9の順番で枠を埋めていきます。さて、どうなる!?

 最初に登場したのは……我らが並垣! つまりは優勝候補の“足洗い屋敷”。

 次は櫂利飛太=新石英樹の代用。ということは、“消えずの行灯”ですね。今のところ、Aブロックは強豪が多めか。

  • ▲引いたアクスタはプロタンですが、新石英樹ということです。

 続いては灯野あやめ。“津軽の太鼓”ということで、ここの対戦相手はラッキーかも?

 そして、蝶澤麻由! 最強クラスの一角となる“送り提灯”ということで、今のところはわりといい感じにばらけた印象。

 ここからは対戦相手が決まっていきます。

“足洗い屋敷”の対戦相手は……“置いてけ堀”の興家彰吾! これはゲームと同じ結果になるのか、“足洗い屋敷”のリベンジとなるのか。個人的には読めない展開です!

 続いて、“消えずの行灯”のお相手は……マダム! 志岐間春恵ということで“送り拍子木”ですね。これまた、どちらにも勝ち筋がありそうな読みにくいカードとなりました。

 Bブロックの“津軽の太鼓”と戦うことになるラッキーな相手は……ぐ、津詰徹生=“落葉なき椎”……だと? 我ながら出来レース的な引きとなってしまいましたが、似た能力の最弱同士(あくまで今回のルールでは、ですが)の戦いのような不思議なことに。

 そして1回戦ラストとなるのは、最強クラスの“送り提灯”VS……
案内人ということは、最弱クラスの“片葉の芦”(笑)。Bブロックに弱いのがかたよったかもー。

 ただ、シードとなるラスト1人がいます。残ったのは逆崎約子。つまり“馬鹿囃子”ですね。

 まあ、ちょっとかたよった部分もありますが、こうして見るとそんなにバランスは悪くない気もしてきました。

<Aブロック>

・1回戦①:足洗い屋敷(並垣祐太郎)VS置いてけ堀(興家彰吾)

・1回戦②:消えずの行灯(新石英樹)VS送り拍子木(志岐間春恵)

<Bブロック>

・1回戦③:津軽の太鼓(灯野あやめ)VS落葉なき椎(津詰徹生)

・1回戦④:送り提灯(蝶澤麻由)VS片葉の芦(???の代用で案内人)

※シード:馬鹿囃子(逆崎約子)

 妥当に考えると“足洗い屋敷”と“送り提灯”が勝ち残っての決勝戦になりそうですが、特にAブロックは実力者(もとい実力派呪詛)が多いので、波乱が起こる可能性を秘めています。

 随所で好カードが発生しているので、どんな結果になるのか楽しみです!

 それぞれ1回戦の投票の締切は9月24日(日)23:59となるので、ぜひご気軽にご参加ください!
※投票は何度でも可能です。

 くれぐれも、作中のキャラクターの戦いではなく、能力が互角なモブキャラ同士が戦うことになることをお忘れなく!

 さあ……呪詛行使のお時間です!

3割引セール中&コラボカフェにも注目!

 9月27日まではNintendo Switch版で30%オフのセール中。お買い得なので、知人へのおすすめ・布教の際にぜひ。

 また、SQUARE ENIX CAFE(東京・秋葉原)にて9月23日よりコラボカフェが開催されます。

開催期間
2023年9月23日(土)~10月20日(金)

開催店舗
SQUARE ENIX CAFE(東京・秋葉原)

カフェ予約
2023年9月8日(金) 18:00より受付開始

 期間中、店内は『パラノマサイト』一色に染まり、カフェコーナーでは『パラノマサイト』の世界観・登場人物をイメージしたコラボフードやドリンクを堪能できます。

 特定のメニューを注文するとオリジナルノベルティがランダムにてプレゼントされるほか、グッズコーナーでは関連商品を購入可能です。

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