【ポケモンSV攻略】最強のミュウツー対策。マルチプレイ用アタッカーのミュウ育成論【スカーレット・バイオレット日記#60】
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ポケモン歴は初代『ポケットモンスター赤・緑』発売日からの週刊ファミ通でポケモン記事も担当していたミュージシャンゲーマーで編集記者がお届けしている『ポケットモンスター』シリーズのプレイレポート。
開始から1週間以上が経過した『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』での最強ミュウツーレイドバトルイベント。マルチプレイでの攻略方法もほぼ確立されて、インターネットに繋いで知らない人とのマルチプレイでのクリアーも高い確率でできるようになってきました。
今回は、マルチプレイでのアタッカータイプの“ミュウ”育成を、私なりにまとめてみました。
マルチプレイでLv.100の“ミュウ”を使うのが大前提
まず、最強のミュウツーのレイドバトルの攻略ですが、ミュウを使うのが大前提となります。開始直後のネットマルチプレイでは、ミュウ以外のポケモンを使う方も多く見受けられました。
私がチャレンジしているときの経験ですが、ミュウ以外のポケモンがパーティーにいた場合のそのどれもが早い段階で敗退する結果となります。
ネットで知らない方とマルチプレイをする場合は、やはりミュウを使うのが最低限のマナーなのではないかと、1週間経過したいまでは思っています。
まずは、最強のミュウツーバトルのデータを簡単にまとめておきます。
最強のミュウツー(エスパー)Lv.100
テラスタルタイプ:エスパー
<使うわざ>
サイコブレイク(特殊:エスパー)※ダメージは特防ではなく防御に依存する
れいとうビーム(特殊:こおり)
はどうだん(特殊:かくとう)
めいそう(変化:エスパー)
ミュウツーは開幕直後に必ず“めいそう”をしてシールドを張ってきます。また、シールドが破られたときには、4つのわざのほかに“ねむる”を使ってHPを全回復し、かごのみを食べてすぐに目覚めます。
それでは、対最強のミュウツー用に、ほぼ確立されたいくつかあるミュウの育成方法のなかから、私なりのアタッカータイプの育成方法を解説してみたいと思います。大前提としてミュウのレベルは100まで育てます。
アタッカータイプ“ミュウ”育成方法の総論
マルチプレイ用に私が育てたアタッカータイプは下記の能力にしました。
テラスタイプ:むし
せいかく:いじっぱりミントで攻撃↑特攻↓
<育てる能力>
こうげき:252(タウリン×25個、きんりょくのハネ2個 ※ハネがなければタウリン26個)
ぼうぎょ:210(ブロムヘキシン×21個)
すばやさ:48(インドメタシン×4個、しゅんぱつのハネ×8個)
持たせたどうぐ:おんみつマント
解説
まずは、こうげきを最大値まで上げます。すばやさは48(ステータス画面で数字としては見えません)に振れば、最強のミュウツーよりさきに攻撃できます。ここまでの能力は、固定で上げたいところです。
そして、私は防御をブロムヘキシンで210まで上げました。ここは、たとえばHPに振ったり、防御と特防に分けて振ったりと、みなさんの好みでカスタマイズできる箇所ではないでしょうか。
防御の強さをここまで振ると、ミュウツーは“サイコブレイク”ではなく“れいとうビーム”を打ってくるようになるので、わざの追加効果を受けない“おんみつマント”を持たせて、こおり状態になるのを防ぎます。持たせていないと結構な頻度でこおり状態になります。
特防は上げていなくても、パーティーメンバーによる“むしのていこう”による特攻下げの連携や、“ひかりのかべ”の効果が効いていれば、ダメージはそれほど痛くないです。
<アタッカータイプに覚えさせたわざ>
・きゅうけつ(物理:むし)固定枠
・シザークロス(物理:むし)固定枠
・つるぎのまい(変化;ノーマル)固定枠
・むしのていこう(特殊:むし)自由枠 ※“どろかけ”もオススメ
わざ解説
基本の攻撃はテラスタルしてからの“きゅうけつ”です。最強のミュウツーに対しては威力が足らないので、そのままで使わず、必ず“つるぎのまい”で威力を上げます。最低でも2回は積み上げたいところ……3回あるとベストです。
長期戦になると“きゅうけつ”のPPが切れてしまうので、“シザークロス”を適時使用します。“むしのていこう”は攻撃わざとして使うのではなく、おもにミュウツーの特攻わざの威力を下げるためです。
アタッカーとしての立ち回り方
初手は“むしのていこう”がいいです。そして、ほかのメンバーの使うわざを見て、ほかの方が“むしのていこう”や“バークアウト”などの特攻を下げるわざを使っているようなら、“つるぎのまい”で自分の攻撃力を上げます。3回は積み上げたいところです。
ミュウツーからの特殊攻撃も、“ひかりのかべ”が味方に張ってあったり、“むしのていこう”が3回以上入っている状態であれば、ダメージがかなり軽減されます。つねにログをよく見て、ミュウツーと自分の状態がどうなっているのかを見定めるのがポイントとなります。
“つるぎのまい”を3回積み上げることができたら、テラスタル可能になるまで“むしのていこう”か“シザークロス”を使います。テラスタルできるようになったらすぐにテラスタルして、あとはひたすら“きゅうけつ”で攻撃か、HPに余裕があるようなら“シザークロス”で攻撃します。
ミュウツーが味方の上げた能力を打ち消して来たら、ふたたび“つるぎのまい”を積み上げるようにします。
“むしのていこう”などのミュウツーの特攻を下げるわざは、“ミュウツー”が“めいそう”を使ったタイミングや、ミュウツー自身の悪い効果を打ち消したときなどのタイミングで、ほかの方が使っているわざを見ながら、それを補う程度に使います。
アタッカーの基本は“つるぎのまい”からの物理攻撃を主として、場合によっては“むしのていこう”でミュウツーの特攻を下げる補助的な立ち回りをします。
総論
私見ですが、最強ミュウツーレイドをネットで野良マルチプレイする場合は、入ってくるパーティー構成によって難易度が変わります。ここは、どうしても運要素になりがちです。
ですが、1週間以上経過したいまでは、みなさんもよく対策を研究されているので、パーティーメンバーがアタッカーばかり!や、逆に火力が足りない!など、偏らないかぎりは楽に倒せるようになっています。
このアタッカータイプのミュウを使っているとき、 “ひかりのかべ”や“どろかけ”、ミュウツーの“ねむる”を無効化する“ミストフィールド”や“エレキフィールド”、全員を回復する“いのちのしずく”を持っているメンバーに当たると、ずいぶん早く倒せるときがあります。
それでは今日はこの辺で、次回はサポートタイプのミュウの育成方法をご紹介する予定です。
“市野ルギア”プロフィール
フリーのミュージシャンで編集ライター。ポケモン歴は“初代”『ポケットモンスター 赤・緑』の発売日から。元『週刊ファミ通』の『ポケモン』シリーズの記事などを担当。自身のペンネーム&ハンドルネームである“ルギア”は伝説のポケモンのそれから拝借。
ゲーム系の編集記者として多くの雑誌やムック本などを手掛けたほか、ミュージシャン&ギタリストとして、多くのオンラインゲームタイトルとのコラボ楽曲を手掛けた。
自身の音楽ユニット“終末のバンギア。”では、電撃オンラインの配信番組のOP曲や、特撮系記事のレポーターを担当。最近ではカドアナから出しているNintendo Switchダウンロード専用ソフト『少年探偵団と丘の上の奇妙なカラクリ屋敷』のタイトル曲を担当。
第2・第4月曜日21時より市川うららFM(PCやスマホで全国からも聴取できます)の冠ラジオ番組『終末のバンギア。のモノクローム・ミュージカ』(30分番組)を放送中!
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