『CoD:MW』“バンドルカードカップ”リポート。FFAルールで最強のひとりが決定!【電撃PS】
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SIEより好評発売中のPS4ソフト『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』。本作のeスポーツ大会“バンドルカードカップ”が去る12月8日、東京・秋葉原のe-sports SQUARE AKIHABARAにて開催されました。
この大会は『コール オブ デューティ』のeスポーツチーム“Libalent Vertex(リバレントヴァーテックス)”を擁するLibalent主催の大会。協賛スポンサーとして決済アプリ“バンドルカード”を運営する株式会社カンムが参加しています。
使用ルールは参加者全員が敵同士となり、相手を倒した数を競う“FREE-FOR-ALL”。会場には、eスポーツ大会で活躍中の国内トッププレイヤーをはじめ、マルチプレイヤーやゾンビモードなどさまざまなスタイルで『コール オブ デューティ』をプレイするインフルエンサーが登場する、バラエティ豊かな大会となりました。
インフルエンサーのプレイを間近で見られるフレンドリーな内容に
試合はインフルエンサー3名と一般参加者5人で4つのグループを組んでの予選マッチからスタート。FREE-FOR-ALLを2マッチ行い、合計キル数の多い2名が決勝マッチに進むという形式で行われました。
一般参加者は応募者から先行されたプレイヤーでしたが、いずれもなかなかの腕前。強者ぞろいのメンバーのなかでかなりの人数が決勝へ残る結果となりました。また、インフルエンサーは思い思いの装備で対戦に参加。腕前もさることながら多彩な武器を使いこなすパフォーマンスに注目が集まりました。
さらに、会場には参加者のほか約100人の観戦者が集まりましたが、今回の大会では試合中にインフルエンサーや一般参加者のプレイを間近で観戦できるスタイルで実施されました。また、大会終了後はインフルエンサーたちと観戦者がステージ上で交流できる時間も設けられ、かなりフレンドリーな雰囲気で行われていたのが印象的でした。
大会の模様は、Libalentの公式チャンネルにてアーカイブされているので、ちょっと変わった『コール オブ デューティ』の試合を見てみたい人はぜひチェックしてください。
決済サービスのカンムがeスポーツをスポンサーした理由は?
今回の大会を主催する株式会社カンムは、年齢や職業に関係なく利用できるVisaブランドのプリペイドカード“バンドルカード”を運営している決済サービス会社。ゲームとは一見関係が薄いように思えるカンムがなぜeスポーツをスポンサーするにいたったのか。Libalentの寺田光氏とカンムの酒井雄太氏に話をうかがいました。
――今回の大会の開催にいたった経緯について教えてください。
寺田光氏(以下敬称略):弊社Libalentは、eスポーツチームの運営のほかに吉本興業の芸人さんと協力したインフルエンサーマーケティングを手がけています。バンドルカードを運営するカンムさんも吉本興業のNON-STYLEさんを起用したプロモーションを展開していたところでつながりができたのがはじまりです。
単なるつながりだけではなく、バンドルカードはクレジットカードを持っていない人でも“クレカ払い”ができるサービスで、利用額の確認やコントロールもしやすいということでゲームコンテンツとの相性がいいのではと考えて、その魅力を周知する機会として大会の企画がスタートしました。
――単なるスポンサーだけではなく、大会の企画に参加するということで、カンムとして苦労する点はありましたか?
酒井雄太氏:まず、参加するインフルエンサーさんの人数がかなり多かったので、その調整にはなかなか苦労しましたね。
また、我々は本業としてバンドルカードの運営を行っているので、そのサービスとしての魅力をゲームを遊んでいる人に向けていかに伝えていけるかという点も苦労したところです。あまり大きくアピールし過ぎると大会自体が盛り上がらなくなってしまうと考えたので、そこはラフな感じにしたい、とは打ち合わせでリクエストしました。
――『コール オブ デューティ』の大会はチーム戦が主流で、FREE-FOR-ALLルールを採用するのはめずらしいですが、今回あえて採用した理由について教えてください。
寺田:『コール オブ デューティ』の大会でLibalent Vertexの優勝が続いているときに、“チームとしては強いけど、個人ではだれが一番強いだろうか?”という話になったのがもともとですね。
それは我々の疑問でもあるし、大会を見ている人たちも考えることだと思います。でもそういう大会はないので個人最強を決める方法はない。ならば自分たちで作ってやってみよう、となったのがきっかけとなりました。
また、CWLのような公式大会はかなりしっかりとした設計で運営されているので、それの二番煎じにならない独特の味を出していければとも考えました。
――今回はありがとうございました。
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