【レビュー】こだわりのホワイト&使い勝手がいい新型ゲーミングモニターはスピーカー内蔵&ケーブルセットが嬉しい初心者向け

電撃オンライン
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 パソコンでゲームを楽しむゲーマーが増えているなか、せっかくゲーミングPCを買うなら、やっぱりモニターにもこだわりたいですよね。

 ゲーミングPCというと、黒いケースのものを持っている方が多いかとは思いますが、最近では白いケースを選べるところも少しずつ増えてきました。となれば、モニターも同じ色にしたいと考える方もきっと多いはず。そんな人にぴったりの製品があるんです。

 今回は、マウスコンピューターのモニター『G-MASTER GB2470HSU-W5』のレビューをお届けします。

ゲーマーに必要なものが一通り揃った優秀なモニター!

 マウスコンピューターの『G-MASTER GB2470HSU-W5』は23.8型のFull HD(最大解像度1,920×1,080)モニターです。価格は26,950円(税込)。リフレッシュレートは最大165Hz、応答速度0.8ms対応となっており、なめらかでカクつきの少ない映像を表示することができます。FPSなど、スピード感のあるゲームタイトルを遊ぶのにぴったりのモニターです。

 23.8型と聞くと、ちょっと小さく感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。どんなゲームをプレイするかにもよりますが、例えば対戦ゲームのような素早い反応が必要なタイトルの場合は、あまり大きい画面だと目線を動かす時間がタイムラグとなってしまい、反応が遅れてしまうなど、画面の大きさがデメリットとなってしまう場合があります。

 そのため、FPSなどをプレイするゲーマーには、小さめの画面サイズが選ばれることも多くあります。

  • ▲こんな角度にすることもできちゃいます。
  • ▲回転させて縦にすることも可能。用途に合わせて調整できます。
  • ▲左右への角度調整の幅も広いです。

 光沢の少ないノングレアパネルのため、正面にあるものが暗くなった画面に映り込んでしまったり、光を反射することはほとんどありません。今は画面のスクリーンショットを簡単に撮ることができるので、画面をそのままカメラで撮影することは少ないかもしれませんが、映り込みを気にしなくていいのは便利なところ。

  • ▲モニターの下からのぞき込んだ形です。端子類が見えます。

 端子はDisplayPort×1、HDMI×1、USB-A×2、USB-B×1、ヘッドフォン端子が用意されています。DisplayPortやHDMI端子を使ってパソコンとゲーム機にそれぞれ繋げたり、USB対応のマウスやキーボードを接続することも可能です。

  • ▲黒がHDMI、白がDisplayPortです。違いを分かりやすくするため、色の違うケーブルを自前で用意しています。
  • ▲こちらは電源ケーブルです。付属のケーブル類はすべて同じ色で統一されています。

 本製品には電源ケーブルの他に、HDMIケーブル、DisplayPortケーブル、USBケーブルが付属されているため、自分で用意する必要はありません。さらにケーブルの色は本体のホワイトカラーに合わせた色となっており、統一感が出て見た目もカッコよく決まります。

  • ▲後ろから見て右側にUSBポート。
  • ▲後ろから見て左側に電源ボタンなどが並んでいます。各モードの設定などもこちらで行います。

 さらに、スピーカーも内蔵されているため、こちらも買い足す必要がありません。意外とケーブル類やスピーカーって買い忘れてしまうことも多いのですが、本製品ならばそういうアクシデントもなく、届いたらすぐに使えるのがポイントです。

周辺機器を白で統一したいゲーマーにもオススメ! シンプルでスッキリとしたデザイン

 ゲーミングPCというとやはり黒いケースが主流ですが、最近は白いケースが選べる機会も増えてきました。そうとなれば、せっかくですからモニターなどの周辺機器も白で揃えて、統一感を出したくなりますよね。

  • ▲上下への角度調整の様子。

 本製品はモニター本体やそれを支えるスタンド、付属のケーブルなども白色で揃えられているため、これだけでもオシャレに見えます。

  • ▲高さ調整の様子。

 マウスコンピューターでは、G-TuneからホワイトカラーのゲーミングPCも販売されています。白いゲーミングPCの特集ページも要チェックですよ。

すばやく動き回ってもカクつかない! 敵の動きもよく見える! なめらかな映像でゲームをもっと快適に

 モニターの性能について調べてみると、よくリフレッシュレートという言葉を目にするかと思います。本製品のリフレッシュレートは最大165Hzですが、なんとなく数字が高いから性能が良いというのは分かるものの、どういう数字なのか具体的にはよく分からない……という方もいるかも知れません。

  • ▲FPSやスポーツゲームなど、ジャンルに合わせた設定も用意されています。背面にあるボタンで変更可能。

 簡単に説明すると、リフレッシュレートとはモニターが1秒間に何回、新しい画像を描画できるかという指標のことです。たとえば、モニターのリフレッシュレートが165Hzの場合、画像は1秒間に165回更新されます。

 紙芝居やパラパラ漫画のページをゆっくりめくる場合と、素早くめくる場合では、見え方に違いがあるというのをイメージすると、分かりやすいかと思います。

  • ▲明るさなども自分で変更できます。

 職場や学校などで一般的に使われるモニターはだいたいが30~60Hzだと考えると、その性能の高さが理解できるかもしれません。

 リフレッシュレートが高いほど、カクつきや途切れることが少ない、よりなめらかな映像を表示することができるというわけです。

  • ▲スピーカー内臓のため、音量調整もこちらで行います。

 例えば、FPSゲームなどで急に振り向いたり、アクションゲームなどで素早く回避したりといった場合でも、スムーズに視点が動くことで敵を見失いにくくなります。

  • ▲『アーマード・コア6』を遊んでみました。飛んでくるミサイルの軌道がハッキリ見えます。

 その他にも、当たり前といえば当たり前のことですが、敵の動きがハッキリ見えるおかげで避けやすいというメリットもあります。敵のモーションが連続したなめらかな動きであるほど、避けるタイミングがつかみやすいのです。

  • ▲敵の機体が蹴りを入れてくる瞬間もスムーズに見えます。

 筆者は正直に言ってあまり敵の攻撃を避けるのが得意ではないのですが、むしろそういう人ほど恩恵を得られる部分かもしれません。

買ってすぐ使える! 必要なものがセットになった初心者にぴったりのモニター

 『G-MASTER GB2470HSU-W5』は、リフレッシュレートや応答速度などの性能は高い水準をクリアしつつ、必要なものは一通り揃えている、初心者にとっては非常に嬉しいモニターとなっています。

 スピーカー内蔵、ケーブルもセットのおかげで、うっかり買い忘れた! なんていうトラブルもなく、届いてすぐに使えるのが良いところ。

  • ▲細かいところですが、電源ランプが青なのがカッコいいです。

 もちろん、ここからスピーカーやモニターアームなどを買い足して、より自分に合った形にカスタマイズしていく楽しみもあります。白いパソコン本体や周辺機器を揃えつつ、統一感のある見た目にこだわっていくのも面白いはず。

 これからPCデビューを考えている方は、チェックして損なしの製品となっていますので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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