『鉄拳7』巌竜、リロイ・スミスが参戦するDLC配信

　バンダイナムコエンターテインメントが発売中のPS4/Xbox One/PC（Steam）用ソフト『鉄拳7』の有料DLC11弾“巌竜”、有料DLC12弾“リロイ・スミス”、有料DLC13弾“フレームデータディスプレイ”を配信しています。

　『鉄拳7』は『鉄拳』シリーズの最新作で、“Unreal Engine 4”により美しくも迫力のある映像でゲームを楽しめます。

Season 3

　Season3には有料DLC10弾“ザフィーナ”に続き、巌竜、リロイ、ファーカムラムもプレイアブルキャラクターとして登場します。

　シーズンパス3を購入した人には“カスタマイズアイテムセット”がシーズンパス3が特典としてついてきます。

配信日:9月10日
価格:2,500円＋税
シーズンパス3収録内容
DLC10弾プレイアブルキャラクター“ザフィーナ”
DLC11弾プレイアブルキャラクター“巌竜”
DLC12弾プレイアブルキャラクター“リロイ”
DLC13弾“フレームデータディスプレイ”
DLC14弾プレイアブルキャラクター“ファーカムラム”
DLC15弾新ステージ
シーズンパス3特典カスタマイズアイテムセット
キャラクターカスタマイズセット
プレイヤーカスタマイズセット
※本特典の後日の単体販売または配信はありません。

有料DLC11弾プレイアブルキャラクター“巌竜”（配信日:12月10日/価格:500円＋税）

　ちゃんこパラダイスの宣伝のためにThe King of Iron Fist Tournament 6大会に出場した巌竜。その結果ちゃんこパラダイスは大人気となり、巌竜は多忙な日々を送っていました。

　そんなある日、ふと目にしたネット配信動画で、ジュリア・チャンが森林再生プログラムのクラウドファンディングを行っていることを知ります。これはと飛びつき、早速支援しなければと焦った結果、間違って店の売り上げのすべてを支援につぎ込んでしまいます。

　支援をキャンセルすることもできず、店の資金繰りに困った巌竜は、なんとかお金をためなければと考えを巡らせ、自らもジュリアと同じくストリーマーとなりお金をためることを思いつくのでした。

　しかし、いざ相撲を題材としたストリーマーを始めてみたものの、視聴数は一向に伸びませんでした。そんな中、目にしたのは、三島平八が開催を宣言したThe King of Iron Fist Tournamentの告知でした。

　それを見た巌竜は、ド派手な衣装で大会に参加し活躍することで注目を集め再生数を伸ばすとともに、大会の賞金で一攫千金することを思いつき、早速オリジナル衣装の制作を始めるのでした。

キャラクターPV DLC11弾“巌竜”

有料DLC12弾プレイアブルキャラクター“リロイ・スミス”（配信日:12月10日/価格:500円＋税）

　半世紀ほど前、ニューヨークの街は複数のギャング勢力が数万人規模で跳梁跋扈する暗黒の時代でした。警察や政界への賄賂がはびこり、誰もギャングの横暴を止めることができず、人々はギャングに従属するしかありませんでした。

　ギャングが街の支配権を拡大していくにつれ、ギャング同士による争いが激化していき、ついにはすべてのギャングを巻き込んだ大規模抗争が勃発してしまいます。

　所構わず銃弾が飛び交い、老若男女関係なく多くの人々が巻き込まれ命を失っていく中、争いを煽るかのように各地で爆発や火の手が上がり、ニューヨークの街は一瞬にして地獄の戦場と化していました。

　当時少年だったリロイ・スミスの一家も激しい銃撃戦に巻き込まれ、全員が殺されてしまいます。リロイも大怪我を負って川に転落し、そのまま海へ流されますが、運よく通りがかった貿易商の船に拾われ一命を取り留めました。

　薄れゆく意識の中、何もできなかった己の無力さと、ギャングに対する深い復讐心を深く胸に刻むのでした。そのままアメリカの地を離れ、貿易商として世界各地を巡ることとなったリロイは、香港で詠春拳という拳法に出会います。

　一対多を想定し、攻防一体の動きで相手を無力化していくその拳法に魅せられたリロイは、詠春拳を学ぶため、香港に定住することになります。そして幾多の月日が流れました……。

　後にBig Apple War（ニューヨーク事変）と呼ばれるようになった大規模抗争から半世紀が経過したニューヨークでは、当時と比べると勢力は衰えたものの、未だにギャング勢力が生き残り支配を続けていました。

　それを知ったリロイは、ギャングへ復讐するため、そして街を解放するためニューヨークに戻る決意を固めます。そして単身殴り込みをかけ、鬼神の如き強さで瞬く間にギャング勢力を壊滅させていくのでした。

　その最中、当時を知るギャング幹部から、半世紀前の大規模抗争の裏で、現在の三島財閥が暗躍していたとの情報を得ます。

　現在、世界を二分する戦争を行っている大企業が、そんな昔から暗躍していたことに驚きつつも、三島財閥が諸悪の根源であるなら、潰さねばならないと考えたリロイは、三島財閥が主催するThe King of Iron Fist Tournamentへ参加することを決意するのでした。

キャラクターPV DLC12弾“リロイ・スミス”

有料DLC13弾“フレームデータディスプレイ”（配信日:12月10日/価格:318円＋税）

　“フレームデータディスプレイ”には詳細表示と簡易表示の2種類が含まれています。

　本機能は、プラクティスモード、オンライン対戦の待ち受け中のウォームアップモード、オンラインのプレイヤーマッチ内とトーナメント内の観戦モードで使用可能となります。

詳細表示

　フレーム情報（攻撃発生フレーム、硬直差、状態、相手との距離の数値）が数値で詳細に表示されます。有利不利のステータスを数値で詳細に把握することができ、戦略や対処方法を立てるのに役立ちます。

簡易表示

　有利と不利な場合のステータスが色で表示されます。有利な場合は青、不利な場合は赤で表示されます。簡単に自分の状態が把握でき、直観的に鉄拳の基本的な攻めと防御の流れを理解することができます。

有料DLC14弾プレイアブルキャラクター“ファーカムラム”（配信日:未定/価格:未定）

　かつてタイの国民的英雄として君臨したムエタイファイター、ファーカムラム。幼いころからムエタイを習い始め、当時から頭角を表していたファーカムラムでしたが、12歳の時不運にも雷に打たれ、生死の境をさまようこととなります。

　奇跡的に一命をとりとめたファーカムラムは、その後2メートルを優に超える巨体に成長し、強力無比な技とクレバーな試合運びで、18歳にしてムエタイの王者に上り詰めます。

　その後もすべての試合に勝ち続け、無敗の絶対王者として国民的英雄となったファーカムラムは、人気絶頂の中結婚し、娘も生まれ幸せな家庭を築いていきました。

　しかし24歳になったころ、見知らぬ男たちから莫大な金額が賭けられた八百長試合をもちかけられ、わざと負けるよう脅迫されますが、ファーカムラムは不正に付き合うつもりはさらさらなく、試合開始早々一撃で対戦相手をK.O.してしまいます。

　八百長を反故にされた男たちは、ファーカムラムを殺そうと集団で襲いかかりますが、ファーカムラムはこれを返り討ちにし、逆に数名を殺してしまいます。

　やがて駆けつけた警察に捕らえられたファーカムラムは正当防衛を主張しますが、八百長を持ちかけてきた男たちは、実は一部の腐った軍や警察関係者であったため、ファーカムラムは軍に身柄を拘束され、妻と娘も軍に軟禁されてしまいます。

　事実上の人質を取られたファーカムラムは、軍による厳重な監視のもと、裏社会で秘密裏に行われている格闘大会に出場させられたり、ショーマッチとしてトラと戦わせられたりするなど、理不尽な扱いを受け続けることなります。

　いつ終わるとも知れない戦いの日々に、ファーカムラムの心は次第にすさんでいき、心身ともに凶暴性を増していくのでした。

　そして4年が経過し、世界中で三島財閥とＧ社の争いが激化していく中、軍は三島財閥が国にとって脅威になると判断し、ファーカムラムに対してある命令を下します。

　それは国の代表としてThe King of Iron Fist Tournamentという大会で優勝しろというものでした。結果次第では家族共々開放を検討するという提案に乗ったファーカムラムは、家族の自由のため、大会に参加するのでした。

キャラクターPV DLC14弾“ファーカムラム”

有料DLC15弾新ステージ（配信日:未定/価格:未定）

　有料DLC15弾として、新ステージが実装予定です。詳細は後日発表されます。