浅草を走る『新サクラ大戦』コラボ人力車出発式に関根優那さんと片野Pが登場。舞台への想いや今後の展開を語る

　セガゲームスは、PS4用ソフトウェア『新サクラ大戦』の発売を記念して、浅草花やしき前の花やしき通りにてラッピング人力車出発式を実施した。

　5台の人力車の幌や車輪、座席には『新サクラ大戦』のロゴやキービジュアルがデザインされる。このコラボ人力車は、12月24日まで浅草の街を走行するという。

　乗車中には『新サクラ大戦』の主題歌『檄！帝国華撃団＜新章＞』をはじめとしたゲーム楽曲を楽しめる。乗車すると先着で“『新サクラ大戦』特製ブロマイド”（全9種）をランダムで1種もらえる。

　出発式には、舞台『新サクラ大戦 the Stage』で天宮さくらを演じる関根優那さんと、ゲームのプロデューサー・片野徹さんが登場。写真撮影に続いて、囲み取材が行われた。なお、囲み取材中は敬称略。

――先ほど人力車に乗られましたが、いかがでしたか？

関根：人生で初めて人力車に乗りました。さらに天宮さくらの衣装で乗れたので、一生の思い出です。楽曲が流れつつ、浅草の街を観光できるのは幸せだと思うので、ぜひたくさんの方に楽しんでいただきたいです。

片野：私も初めて乗りました。さらに紋付袴でとは（笑）。普段よりも一段高い目線で街を見るのは新鮮なので、後日個人的に乗りたいと思います。

――今回の舞台について、どのように感じていますか？

関根：今回の舞台は芝居だけでなく、殺陣（たて）や歌もあります。そのため、すべてがチャレンジで新しいことだと思っています。

――歌を含めて、大変なところは？

関根：『サクラ大戦』の楽曲は音域が広いものばかり。さらに動き回るのでトレーニングを積んでいるのが大変です。

――逆に楽しいところ、やりがいがあるところはどこになりますか。

関根：帝国華撃団のメンバーとしてステージに立てるのが楽しみでドキドキしています。

――見てほしいところを教えていただけますか。

関根：歴代の先輩方の歌謡ショウがあり、注目されているのを感じます。歌をメインに活動してきたわけではないのですが、皆さまに少しでも近づけるように熱意を持って練習しているので、そこも見ていただきたいです。

　私はアイドル活動をしていました。“ステージの輝き”という意味ではこれまでとは違い、ここでしか見られないものになると思うので、そこを楽しみにしてほしいですね。

片野：稽古はまだ見ていないのですが、メインのキャストの方々は存じ上げています。すごく素敵な方ばかりなので、舞台単体で内容を期待できると感じています。田中公平先生が見られていることもあり、歌唱にも期待しています。関根さんのお話を聞いて、より安心しました。

――関根さんのチャームポイントはどちらですか？

関根：私は身長152センチと小さめで、動きがピョコピョコしていると言われます。ゲームの映像を見させていただき、さくらちゃんもはねているように見られたので、そこは生かせるかと思います。

――明日ゲームが発売されますが、楽しみにしているところは？

関根：これまでプレイした作品とは違い、自分が演じる役が出てくるところです。自分と重ね合わせて、どのようにさくらちゃんに近づけるかを想像しつつ、プレイしていきたいと思っています。

――これまでにさまざまなプロモーションが行われましたが、もっとも印象的なものは何ですか？

片野：すべてが印象的ですが、私個人としましては、3月末のセガフェスで発表した時の皆さんの熱い想い、うねりが衝撃的でした。その後も変わらず、同じような熱量でご支持いただけているのは本当に幸せなこと。せっかくリブートした作品なので、この世界観を皆さんと楽しんでいきたいと思っています。

――ファンに注目してほしいことを教えてください。

片野：過去の『サクラ大戦』は広井王子さんを含め、皆さんに盛り上げていただきました。『サクラ大戦』に期待されているのは、それと同じ、もしくはそれ以上のもので、プレッシャーもありますがそこにこたえていきたいです。

　コミック、ノベルが一週間後に発売され、まずは形になっているものを感じていただければと。アニメや舞台だけでなく、『サクラ大戦』というIPでさまざまな展開を考えつつ、頃合いをみて発表していきたいと思っているので、今後の展開にもご期待ください。