【先行公開】『シャドバ』第15弾の新LEカードとしてキャル(プリコネR)が参戦。決定力がヤバイわよ!

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 サイゲームスが配信するiOS/Android/PC用デジタルTCG『Shadowverse(シャドウバース)』で、12月28日に第15弾カードパック“Ultimate Colosseum / アルティメットコロシアム”が追加されます。

『プリコネR』コラボカードと新能力“ユニオンバースト”が登場

 第15弾カードパックでは、サイゲームスから配信中のドラマチックアニメRPG『プリンセスコネクト!Re:Dive』(以下、プリコネR)のキャラクターがカードになって登場します。その一部は新能力“ユニオンバースト”を持っています。

 “【ファンファーレ】【ユニオンバースト】10;”と書かれた能力は、10ターン目かそれ以降にプレイすると働きます。“ユニオンバースト”を持つカードが自分の手札にある時、自分の場のフォロワーが進化すると、手札の“ユニオンバースト”の値が-1されて、1ターン早く働きます。

 新カードは合計114枚で、12月28日にまず97枚と“リーダースキン付きカード”2枚が追加。2020年2月には第15弾アディショナルカードとして17枚が追加されます。

 本記事では12月28日に追加されるカードのうち、『プリコネR』コラボカードである“猫耳の魔法使い・キャル”をはじめとした6枚を、評価・使い道とあわせて紹介します。(※“密林の守人”は先行公開ではありません)

猫耳の魔法使い・キャル

  • ▲進化前
  • ▲進化後
クラス ウィッチ
カードタイプ フォロワー
レアリティ レジェンド
タイプ
コスト 6
攻撃/体力(進化前) 4/6
攻撃/体力(進化後) 5/7
能力 【ファンファーレ】相手のリーダーの体力の最大値を-5する。
【ユニオンバースト】10; ランダムな相手のフォロワー1体と相手のリーダーに1ダメージ。これを5回行う。
進化後の能力 【進化時】体力3以下の相手のフォロワーすべてを破壊する。

ユニオンバーストで盤面とリーダー両方に干渉

 第15弾で実装される新たなカード能力“ユニオンバースト”を持つフォロワー。ユニオンバースト抜きで考えた場合、ファンファーレ効果だけでも確実に勝利へ近づく能力です。最大体力を減らす効果を最大限に活かすなら、5ターン目までは相手のフォロワーを倒すことに注力して6ターン目に実質的に回復不能の5ダメージをリーダーに与えるという動きが強そうです。

 第14弾で登場したリーダー問わず“荒野の休息”でリーダーの体力を回復できる自然デッキが第15弾でも流行するなら、最大体力を減らす“キャル”の効果はより環境にマッチしたものになるでしょう。

 また、ごく一部の例外を除いて確実にEPが残っている6ターン目にプレイできるのもメリット。“聖弓の使い手・クルト”ほどではないでしょうが、“キャル”を進化させるだけで相手の場のフォロワーを一掃できることも多いはずです。ただ、優秀な進化時効果の代償か、進化しても攻撃力と体力は1しか上がらない点に注意しましょう。

 ユニオンバーストは、ランダムなフォロワーに合計5ダメージ+相手リーダーに5ダメージという効果。わずか6PPでリーダーにダメージを与えつつ相手の場にも干渉できると考えたらシンプルに強力です。

 ただし“雷鳴の軍神・フニカル”のような自動で進化するフォロワーをデッキに組み込まない限り、ユニオンバーストが発動するのは最速で8ターン目。相手の場しだいではフォロワーへのダメージは有効打にならないこともあるでしょう。

どんなデッキでも役立つ万能性がウリ

 大量展開された相手のフォロワーに対処しやすいことを考えると、“キャル”は既存のどんなデッキに組み込んでも十分な効果を発揮しそうなフォロワー。中でも、ユニオンバーストまで含めて相性のいいデッキとなると、“ラブリー★モニカ”や“呪いの言霊・ジンジャー”を採用した進化ジンジャーウィッチでしょう。

 第14弾までの“ジンジャーの言霊”で“マジカルビースト・モーラ”のコストを下げるという動きに加えて、ユニオンバーストが発動可能になった“キャル”のコストを下げてスペルのように使うのも強力。実用性は未知数ですが“マナリアの偉大なる研究”で“キャル”を増やすという立ち回りもおもしろそうですね。

 ちなみに、極端な例ですが6、7ターン目に“キャル”を進化させて8ターン目にも“キャル”をプレイすると、3枚の“キャル”のファンファーレ効果で相手の体力の最大値は5になり、続くユニオンバーストで勝利できます。

 ウィッチフォロワーをデッキから手札に加えるスペルでもない限りローテーションでの実現は難しいですが、同じカード3枚と2EPでほぼ確実な勝利が約束されるというのも“キャル”の優れた点です。

神聖なる先導者

  • ▲進化前
  • ▲進化後
クラス ビショップ
カードタイプ フォロワー
レアリティ ゴールドレア
タイプ
コスト 3
攻撃/体力(進化前) 3/3
攻撃/体力(進化後) 5/5
能力 【ファンファーレ】+X/+Xする。Xは“破壊されたとき【守護】を持っていた自分のフォロワーの数”である。
【エンハンス】5; 相手のフォロワー1体にXダメージ。
進化後の能力

フォロワー処理に長けた守護デッキの中継ぎ役

 破壊された時に守護を持っていたフォロワーの数に応じて、スタッツが上がるフォロワー。条件を満たすフォロワーが1体でも倒されていれば標準的なスタッツに達するため、コスト相応の性能を発揮するのは難しくないでしょう。第14弾までのカードでは複数の“聖騎兵”を場に出す“洞窟の聖堂”との相性がよさそうです。

 とはいえ、このフォロワーが真価を発揮するのはエンハンス時。ある程度の守護を持ったフォロワーが破壊されていれば、エンハンス効果で相手フォロワーを1体倒しつつ高スタッツの“神聖なる先導者”を場に残せることも多いはずです。

 また、“神聖なる先導者”を使う以上は、守護フォロワーや“洞窟の聖堂”のような守護フォロワーを場に出すアミュレットがデッキに増えるため、守護フォロワーで高スタッツの“神聖なる先導者”を守るという形も取りやすくなりそうです。

第15弾で生まれるビショップデッキの採用候補

 このフォロワーが採用されるのは恐らく、第15弾のビショップで追加される“グランドナイト・ウィルバート”のファンファーレ効果を利用した、“聖騎兵ビショップ”もしくは“守護ビショップ”とでも言うべきデッキ。

 豊富な守護フォロワーによる守りのデッキのなかで、フォロワーへのダメージと高いスタッツを生かした攻撃的な面を生かすことができるでしょう。スタッツが高い代わりにPPが回復しない、少し取り回しのよい“炎氷の司祭・カラト”のような位置づけになりそうです。

森林の撃砕者

  • ▲進化前
  • ▲進化後
クラス エルフ
カードタイプ フォロワー
レアリティ シルバーレア
タイプ
コスト 2
攻撃/体力(進化前) 2/1
攻撃/体力(進化後) 4/3
能力 【ファンファーレ】“密林の守人”1枚を手札に加える。自分がこのバトル中にプレイした“密林の守人”が3枚以上なら、相手のフォロワー1体に2ダメージ。
進化後の能力

“密林の守人”のカード情報はこちら

新機軸デッキの序盤をカバー

 スタッツは控えめで、手札に加わる“密林の守人”は3枚以上プレイしなければ標準的な2コストフォロワー。単体で見ると、どんなデッキにも組み込む余地がなさそうなフォロワーです。

 ですが“密林の守人”はその効果でわかるとおり6枚はおろか7枚、8枚と何度もプレイしていく前提。“起源の光、終焉の闇”に収録されたビショップの“聖獅子の結晶”に近い性質を持っています。

 そのため“森林の撃砕者”は“密林エルフ”もしくは“守人エルフ”とでも呼ぶべき新しいデッキに組み込むカード。公式サイトでは紹介されているほかの“密林の守人”関連カードと組み合わせて“フォレストエース・リマーガ”をフィニッシャーに据えるというコンセプトになるでしょう。

 この新コンセプトを想定した場合、“森林の撃砕者”は序盤に“密林の守人”を手札に加えてデッキコンセプトを動かすためのフォロワーという位置づけ。“密林の守人”を3枚以上プレイしたあとはフォロワーへのダメージによるサポートも可能になります。

まだ見ぬコンボパーツに期待

 ただし“聖獅子の結晶”を主力にした聖獅子ビショップが、消費PPの軽減やフォロワーへのダメージ、サーチスペルがあったにもかかわらず、第10弾で“救済の聖獅子”が加わるまではあまり評価されませんでした。

 それと同様に、“密林の守人”と相性のいいカードが収録されるか否かで、この新コンセプトが活躍するかのカギになりそうです。

スピリットシャイン

クラス エルフ
カードタイプ スペル
レアリティ シルバーレア
タイプ 自然
コスト 1
能力 “フェアリー”2枚を手札に加える。
自分の場に“ナテラの大樹”があるなら、このターン中にカードをプレイした枚数を+1する。

1枚で実質4枚プレイが大きい!

 自然エルフで使えば“フェアリーサークル”の上位互換、その他のデッキで使うなら“フェアリーサークル”と同じ効果のスペル。

 このカードと効果で手札に加わる“フェアリー”2枚、それに“ナテラの大樹”が場にある時に発動する効果を合わせるとカード1枚でプレイ枚数が4枚になるというのがポイントです。

 “アクティブエルフ・メイ”に“豊穣の闘士・アイリーネ”と第14弾のエルフのデッキには、1ターン中に4枚以上のカードをプレイすることで効果を得るフォロワーが複数存在します。これらのフォロワーの効果を1枚かつ消費PP3で発動できるのが魅力です。

 手札のフェアリーの数が重要なアマツエルフや、1ターン中のカードのプレイ枚数がカギになるデッキでは、組み込むのが当たり前のカードになるでしょう。

シープライダー

  • ▲進化前
  • ▲進化後
クラス ニュートラル
カードタイプ フォロワー
レアリティ ブロンズレア
タイプ 自然
コスト 4
攻撃/体力(進化前) 3/3
攻撃/体力(進化後) 5/5
能力 【ファンファーレ】自分の場に“ナテラの大樹”がないなら、“ナテラの大樹”1つを出す。あるなら、+2/+2する。
進化後の能力

クラスによっては貴重な4コスト“自然・カード”

 条件によって“ナテラの大樹”を場に出すか、自身のスタッツを上げるかのいずれかの効果が働くフォロワー。

 自然デッキでは3ターン目までには“ナテラの大樹”が場に出ていることが多いため、メインで使うのは自然と後者の効果になるでしょう。

 4コストでただ高スタッツなだけのフォロワーというのは物足りない面がありますが、スタッツが上がる効果が発動した場合は4コスト5/5と、先行4ターン目でプレイすれば相手にとってEPを消費してでも破壊したいフォロワーに。後攻4ターン目で進化すれば7/7と、5コストから6コストのフォロワーさえ一方的に倒しうるスタッツにまで上がります。

 第14弾の環境ではロイヤル、エルフ、ドラゴンの3リーダーにしか4コストの自然フォロワーが収録されていなかったので、これらのリーダー以外の自然デッキには採用の可能性がありそうです。

座敷童

  • ▲進化前
  • ▲進化後
クラス ネクロマンサー
カードタイプ フォロワー
レアリティ ブロンズレア
タイプ
コスト 3
攻撃/体力(進化前) 1/4
攻撃/体力(進化後) 3/6
能力 このフォロワーは攻撃されない。
【攻撃時】体力2以下のフォロワーへ攻撃したなら(ダメージを与え合う前に)、【ネクロマンス】3; そのフォロワーを消滅させる。
【ファンファーレ】【エンハンス】6; 進化する。
進化後の能力 このフォロワーは攻撃されない。
【攻撃時】体力2以下のフォロワーへ攻撃したなら(ダメージを与え合う前に)、【ネクロマンス】3; そのフォロワーを消滅させる。

ネクロマンサー初の消滅持ちフォロワー

 ネクロマンサーでは初となる、消滅を持ったフォロワー。3コスト1/4というスタッツですが、攻撃されず体力2以下のフォロワーを消滅させるという能力から実質2/4に近い性能で使うことができます。

 攻撃時や交戦時ではなく、相手の体力2以下のフォロワーを攻撃して初めてネクロマンスを消費するので、ネクロマンスを使うか使わないかを自分で決められるのも魅力。見た目以上に柔軟な動きができるでしょう。第14弾で考えると“荒野の案内人”や“旋風のプテラノドン”のようなラストワードで“ナテラの大樹”を場に出すフォロワーへの対策のひとつになりそうです。

“ユニオンバースト”とも好相性だが悩ましい点も

 また、攻撃されない体力4のフォロワーをスペルで倒そうとすると、基本的には3以上のPPが必要。場に出た直後の相手のターンで“覇食帝の調理”などで倒されたとしても消費PP分の働きはしてくれます。

 基本的には3PPでプレイして相手フォロワーを消滅させるのが役割になりそうですが、エンハンスで進化するため“ユニオンバースト”を活用するデッキにも採用する価値があります。

 ただ、ネクロマンサー自体に強力なラストワードを持つフォロワーが多い点がネック。第15弾の環境で座敷童が強力であればあるほど、ネクロマンサー同士の試合で思うように動きにくくなる、というのが悩ましいところです。

密林の守人

  • ▲進化前
  • ▲進化後
クラス エルフ
カードタイプ フォロワー
レアリティ ブロンズレア
タイプ
コスト 2
攻撃/体力(進化前) 2/2
攻撃/体力(進化後) 4/4
能力 ファンファーレ 自分がこのバトル中にプレイした“密林の守人”が(このカードを含めず)3枚以上なら、+1/+1する。6枚以上なら、さらに守護 を持つ。
進化後の能力

“密林の守り人”の評価・使い道はこちら(“森林の撃砕者”の項目)

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Shadowverse(シャドウバース)

  • メーカー: Cygames
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: カード
  • 配信日: 2016年6月17日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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  • 対応端末: Android
  • ジャンル: カード
  • 配信日: 2016年6月17日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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