『ガンヴォルト』音ゲーの見どころと試遊レポまとめ。『GUNVOLT RECORDS 電子軌録律(サイクロニクル)』のここがイイ

sexy隊長
公開日時

 インティ・クリエイツより、2024年2月15日に発売予定のNintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Steam(PC) 向けタイトル『GUNVOLT RECORDS 電子軌録律(ガンヴォルト レコーズ サイクロニクル)』

 本記事では、『蒼き雷霆(アームドブルー) ガンヴォルト』シリーズの新作でもある『GUNVOLT RECORDS 電子軌録律』とはなんなのか? という部分を含めて、TGSでの試遊感想などと一緒にお伝えしたいと思います!

『GUNVOLT RECORDS 電子軌録律』ってどんなゲーム?

 『蒼き雷霆 ガンヴォルト』シリーズでお馴染みの《電子の謡精(サイバーディーヴァ)》モルフォ(歌:櫻川めぐ)、RoRo(歌:峯田茉優)そして、《電子の踊精(サイバージーン)》ルクシア(歌:佐々木李子)。本作は彼女たちが歌う楽曲を、リズムゲームとして楽しめる作品になっています。

 プレイヤーは左右にあるカーソルを操作して、奥から手前に向かって流れてくるノーツをリズムよく捌き、最後まで楽曲をプレイできるとクリアとなります。音ゲーに馴染みのある方ならこれでほぼイメージはできるでしょうか。

 3DCGで踊っているキャラの動きとシンクロするノーツも出てくるので、まるでダンスをしているような感覚でリズムゲームを楽しめるのが本作の魅力です!

基本操作は6種類のノーツで踊るようなプレイ!

 左右に分かれたレーンはそれぞれ、コントローラーの左側にあるスティックやボタン、右側にあるスティックやボタンに対応しています。

 画面上端から流れてくるノーツには、ボタンを押すタイプの“タップノーツ”、“ホールドノーツ”と、カーソルを使うタイプの“フリックノーツ”、“スライドノーツ”、そしてちょっと特殊な“ストライクノーツ”と“ブーストノーツ”といった6種類のノーツが登場します。

●タップノーツ

 緑色の四角いノーツがタップノーツ。タイミングに合わせて対応するボタンを押すと反応するシンプルなノーツになります。

●ホールドノーツ

 青色のレーンの奥まで伸びるノーツがホールドノーツ。 始点からノーツが途切れる終点まで対応するボタンを押し続けると反応するノーツになります。本作のホールドノーツは終点で離さなくても、押しっぱなしでもOKなのがちょっと珍しい仕様という印象です。

●フリックノーツ

 ピンク色の矢印のノーツがフリックノーツ。タイミングにあわせて矢印の指す方向に対応するスティックを倒すと反応するノーツになります。矢印の指す方向は、上下左右と斜めの全8方向あります。

●スライドノーツ

 弧を描いた黄色のノーツがスライドノーツ。光輪に対応するスティックを倒した後、光輪の動きに合わせてなぞるようにスティックを操作し続けると反応するノーツになります。

 といった形で、これまでに紹介した4種類のノーツが基本的なノーツです。以下の2つは、少し特殊となります。

●ストライクノーツ

 赤色のノーツがストライクノーツ。通常のノーツよりも高いスコアが得られるだけではなく、叩くと特別なリズム音が鳴る特殊なノーツになります。

●ブーストノーツ

 虹色に光るノーツがブーストノーツ。このノーツを取ると少しの間、得られるスコアが高くなるボーナスタイムのような特殊なノーツです。

 このように、得られるスコアが増えるといったハイスコアを目指すには必要不可欠な特殊なノーツが2種類存在しています。上記のノーツと合わせて、計6種類のノーツを捌いてクリアやハイスコアを目指していきます!

 また、Switch版ではタッチ操作でも楽しむことも可能。指でフリックやスライドといった操作になるのでまた違った感触で遊べるようになっています。

リズムゲームが苦手でも楽しめるのが本作の特徴!

 『蒼き雷霆 ガンヴォルト』シリーズのゲーム内で使用された楽曲をはじめ、ファンディスク(CD)、OVAの劇中歌から厳選した35曲をリズムゲームとして楽しめる本作ですが、それだけではありません。フルコーラスで聴くことができるサウンドプレイヤーが搭載されています!

 リピート機能やプレイリスト作成機能も搭載されており、自分だけのお気に入りプレイリストを作成して視聴できる……なんという神機能。

 『蒼き雷霆 ガンヴォルト』シリーズが大好き! 楽曲が大好き! でもリズムゲームが苦手なんだよなぁ……という方もいると思いますが、逆転の発想をしてみるのはいかがでしょうか。サウンドプレイヤーを購入したらリズムゲームが付いてきた! という感覚で購入するのも充分ありだと思います!

 また、「せっかくだし、この機会にリズムゲームに挑戦したい!」という方に朗報です。本作はプレイ中にミスを重ねてゲームオーバーになってしまったとしても、歌姫たちがお馴染みのシステム“ソング・オブ・ディーヴァ”でプレイに復帰させてくれるので、誰でも楽曲の最後までプレイできます。『ガンヴォルト』シリーズが好きな方には、思わず「おぉぉぉ!」と声が出てしまうようなサポート機能ですね。お世話になりそうです。


 モルフォ、RoRo、ルクシアの3人が可愛い3Dモデル&モーション&フルボイスで登場するので、そちらも楽しんでもらいたい部分です!

ファンには嬉しいプレイ中の背景画面

 プレイ画面は歌姫たちのミュージックビデオが背景になっていますが、それ以外にも、『蒼き雷霆 ガンヴォルト』シリーズのプレイ映像を背景にプレイする事ができます! アツいし嬉しい要素ですが、目が足りない……!

 プレイ映像は楽曲によって変化しますので、シリーズのファンは追体験を楽しめますし、未プレイの場合はダイジェストで歌姫が登場する作品を知ることができます。ここから過去作へ遡ってもよいのではないでしょうか。

譜面担当はまさかのs-don氏!

 本作のゲストクリエイターとして『蒼き雷霆 ガンヴォルト 鎖環』にて“モルフォ”の歌唱曲の編曲担当をしていた、作編曲家/DJのs-don(すうどん)氏がノーツ担当として関わっていることが発表されました。

 『東方ダンマクカグラ』、『MuseDash』、『SOUND VOLTEX』などの作品でノーツに携わっていたs-don氏がノーツのチューニングの手掛けるとのことなので、よりハイクオリティで安心感のある音ゲー作品に仕上がっていることが期待されます。

本作に登場する歌姫を紹介!

《電子の謡精》モルフォ (声:櫻川めぐ)


 皇神(スメラギ)グループがプロデュースする国民的バーチャルアイドル。アイドル活動として日々バーチャルライブを行っている。

《電子の謡精》RoRo (声:峯田茉優)


 多数のビット兵器を制御するバトルポットと呼ばれるAIユニットが“電子の謡精(サイバーディーヴァ)”へと変化した姿。

 ネット上で自分の楽曲を配信するバーチャルアイドル“希望の歌姫”として活動をしている。

《電子の踊精》ルクシア (声:佐々木李子)


 謎の少女“レイラ”の能力が具現化した、私設組織ATEMS(アテムス)の歌姫。自由奔放な性格で、突発的にバーチャルライブを行うことがある。

ある意味アクションゲーム……かも?

 これはもうガンヴォルトシリーズの新しいアクションゲームだ……!(率直な感想)

 先日行われたTGS2023にて、本作をコントローラーとタッチスクリーンの2つのプレイ方法で試遊してきました。『ガンヴォルト』のリズムゲームが出るとは思いませんでしたが、実際に触れてみると「形が違っても、これは間違いなく『ガンヴォルト』だ!」と感じることができました。

 『ガンヴォルト』シリーズは2Dアクションゲームとしての評価が高いのはもちろん、楽曲の評価もかなり高いです。そんな作品の楽曲でプレイできるリズムゲームなんて面白いに決まっているじゃないか! ズルいぞ!(褒め言葉)と思うしかありません。上記で紹介したプレイ映像が背景なのも相まってよりズルく、最高の作品に仕上がっていました。

 シリーズが好きな方は絶対にプレイすることをオススメしたいです。本作はリズムゲームではあるものの、絶妙なノーツ操作というアクション性・成功したときに得られる爽快感など、リズムゲームながら実質『ガンヴォルト』の新しいアクションゲームと言っても過言ではないと思います。

スマホのリズムゲームが得意だったり好きな方はSwitch版がいいかも!?

 今回、コントローラーとタッチスクリーンの2種類のプレイ方法でプレイしましたが、まったく違う操作感でした。コントローラーでSランククリアできた曲が、タッチ操作だと何度やってもAランクかBランクになってしまって、Sランクが取れない! ということがありました。

 近年、スマホのリズムゲームで慣れ親しんだ方が多いと思います。そういった方は、タッチスクリーンのプレイが可能なSwitch版の方がオススメかもしれません! ちなみに筆者は、PS版のとあるリズムゲームをずーっとコントローラーでプレイしていたという経験があったので、タッチスクリーンよりコントローラーの方が断然プレイしやすかったというのもありました。

 ただ、タッチ操作でのプレイにも何度か触れているうちに、これはこれで楽しいじゃないか! と変わっていきました。慣れればどちらでも楽しめそうです。

本作はリズムゲーム入門作品としてもオススメ

 本作の難易度はEasy、Normal、Hard、Expertの4種類が用意されています。Easyは初心者でも誰でも楽しめる難易度設定になっており、逆にExpertは、誰がクリアできるんだ!? というぐらいの難易度調整になっています。音ゲーが得意な方ならあっさりいけてしまうものなのでしょうか……?

 リズムゲームが苦手な方や初めてプレイする方でも、難易度Easyにすれば練習にもなるし、クリアの快感が得られると思います。もし失敗してもソング・オブ・ディーヴァで復活もできるので、リズムゲーム入門としても本作はオススメです!

 試遊の時にNormalでSランクを取れたので、調子に乗ってExpertに挑戦しましたが、何も出来ずにゲームオーバーになってしまいました(笑)。かなり悔しいぐらい何も出来なかったので……今から発売日が待ち遠しいです。練習してExpertをクリアしたいと思います!

Switch版とPlayStation5版ではパッケージ版も発売

 本作は、ダウンロード版は1,980円(税込)という驚きの価格で販売されます。シリーズ未経験だけど、リズムゲームが好きだから気になっている! という方でも手に取りやすい価格です。

 Switch版とPS5版では、第一期DLC(各4曲×全5種)をインストールしたパッケージ版が発売されます。パッケージ版は、ダウンロード版本体に内包される15曲と、第一期DLC(各4曲×全5種)として順次発売予定の20曲が最初からインストールされているため、全35曲を発売日から楽しめるお得な仕様となっています。

 価格は、通常版が5,280円(税込)、豪華な同梱物が内包された限定版が9,980円(税込)です。パッケージ版は本日9月14日より、全国のゲームショップで予約が開始されています。

●パッケージ版予約特典

 通常版、限定版のどちらを予約しても、パッケージビジュアルがプリントされたA4クリアファイルがプレゼント。ご予約をお忘れなく!

●パッケージ限定版同梱物

 3つのアイテムが収納された、描き下ろし限定版BOXが登場します。

※デザインは後日発表とのことです。

①“GUNVOLT RECORDS Cychronicle” Instrumental Album (35曲/3枚組)
 パッケージ版に搭載されている全35曲のカラオケ音源を、3枚組のCDに収録したインストゥルメンタルアルバムです!

②『GUNVOLT RECORDS 電子軌録律(サイクロニクル)』ドラマCD (1枚組)
 3人の歌姫たちが登場する、完全書下ろしシナリオのドラマCDです。ガンヴォルト世界の新しい側面が聴けるかも?!

③『GUNVOLT RECORDS 電子軌録律(サイクロニクル)』アクリルスタンド
 メインビジュアルの歌姫たちをあしらったアクリルスタンドです。

●店舗特典紹介

※描き下ろしイラストは作画中のイメージです。デザイン・仕様は予告なく変更されることがあります。

 9月14日より、各店舗で予約がスタートしています。本作が気になっている方はすぐに予約を!

© INTI CREATES CO., LTD. 2024 ALL RIGHTS RESERVED.

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら