櫻井孝宏さん、高橋広樹さん、内山昂輝さん登壇『岸辺露伴は動かない』上映ツアー東京公演レポート到着!!

ガルスタオンライン
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 12月8日、東京・TFT HALL 1000にて、『岸辺露伴は動かない』全国六都市上映ツアー 奇譚見聞録の東京公演が開催されました。本イベントでは新作OVA「懺悔室/ザ・ラン」の上映及びキャスト登壇によるトークイベントを実施。会場に訪れた大勢のファンは、この日が初披露となった大迫力の映像と、OVA上映後に行われたキャスト陣による軽快なトークショーを楽しみました。

  • ▲左から、内山昂輝さん、櫻井孝宏さん、高橋広樹さん。

 開演と同時にファンの前に現れたのは岸辺露伴役の櫻井孝宏さん。櫻井さんは今回のようにツアー形式で作品に関わるのは初めてだと述べたうえで、「(「奇譚見聞録」で)いろいろな場所で観ると作品も少し違って見えるというような楽しみ方をみなさんとできたらと思っていたので、今日を本当に楽しみにしていました」と本イベント開幕への思いを語ります。

 さらに「音響監督の岩浪美和さんがこのイベント用に調整した音響にもぜひ注目していただきたいです」と見どころにも言及し、上映を楽しみに待つファンの期待を高ぶらせます。

 その後、すぐに「懺悔室/ザ・ラン」の上映がスタート。活き活きとした躍動感あふれる映像、重厚かつミステリアスなドラマ、臨場感満点の音響を前に、ファンの口からは時おり息をのむ音や笑い声が漏れ出ていました。

 2編の上映が終わるとキャストトークショーがスタート。この日登壇したのは、櫻井さん、「懺悔室」若い男役の高橋広樹さん、「ザ・ラン」橋本陽馬役の内山昂輝さん。高橋さんはイベントグッズのスウェットやキャップを身に着けて舞台上に現れました。

 最初のトークテーマは『ジョジョ』シリーズとの出会いについて。内山さんは、ジョジョ好きの友人から作品の情報を聞いてはいたが、自分ではまったく読んだことがなかったそう。だが、以前ゲームで荒木飛呂彦先生原作「バオー来訪者」の橋沢育朗を演じたことがあったと言うと、櫻井さんから「うらやましい!」と羨望のまなざしを向けられます。

 一方、連載開始時から「週刊少年ジャンプ」誌上で読んでいたという髙橋さん。仕事としては今回がシリーズ初参加ということで「懺悔室」のアフレコの感想を求められると、「一番大変だったのは荒木先生独特の『じゃあないか』という言い回し。普通に『じゃないか』と言ったら、(スタッフから)『ジョジョ』では『あ』を発音しなければならないと言われて。せっかくなのでかなり強調して言ってみたら、そのまま採用されていてうれしかったです」と回答。また、櫻井さんがサラッと「じゃあないか」と言っているのを見て、「ジョジョ歴が長い人は違う」と感心したというエピソードを披露してくれました。

 内山さんは『ザ・ラン』の収録について「とにかく疲れた。(息が上がる音の)ハァハァと言わなくちゃいけないので、途中、酸欠で台本が読めなくなって大変でした」と壮絶な現場の様子をプレイバック。露伴にプレッシャーをかけて追い詰めていく場面がとくに大変だったと述べると、櫻井さんも「後半のトレッドミルのシーンは僕も疲れましたね」と同意。

 さらに櫻井さんが、少しずつ狂気が見えてくる橋本陽馬を演じた内山さんの芝居を称賛しつつ「アフレコ現場でも“橋本陽馬感”があって少し怖かった」と激白して、会場の笑いを誘う一幕もありました。

 本編中のキャラクターたちへのツッコミや物語の考察などでどんどん盛り上がってく中、トークはバラエティーコーナーのエピソードクイズへと移行。『懺悔室』のエピソードから、映像や演出、セリフなどに関するマニアックなクイズが出題されたこのコーナー。3人とも会場のファン同様にまだ一度しか映像を観ていないため、必死に記憶をさかのぼりながら難問に挑みました。

 エピソードクイズ、お知らせが終わるとトークショーはエンディングへ。櫻井さんは「作品をお見せできたことが、まずは一番うれしかったです。今回が『奇譚見聞録』の初回。このツアーも、みなさんと一緒に新しいものを作り上げていけたらと思います」とこの日のイベントを振り返りつつ、今後の奇譚見聞録への意気込みを語りました。

 さらに、内山さんが「『ジョジョ』のイベントに出るのは初めてだったんですが、みなさんの愛が僕らに迫ってくるようでした。今回『ザ・ラン』に参加できてよかったなと改めて思いました」、高橋さんが「今日、新しい作品が生まれました。みなさまのお手元に(パッケージとして)届くまで、我々を含め“保育士さんたち”が大切に育て上げますので、”保育器”の中から出てくる“赤ちゃん”をもうしばらくお待ちいただいて、一生愛を注いであげてほしいなと」とコメント。観客の大きな拍手に包まれながら、「奇譚見聞録」東京公演 昼の部は幕を閉じました。

 「奇譚見聞録」は今後、名古屋、大阪、広島、仙台、大宮を巡回。さらに2月29日には長崎県美術館での特別追加上映が行われることが決定いたしました。長崎公演についての詳細は後日公式HPなどで公開予定ですので、ぜひチェックしてください。

作品情報

作品名:『岸辺露伴は動かない』OVA「懺悔室/ザ・ラン」

<スタッフ>
原作:荒木飛呂彦(集英社ジャンプ コミックス刊)
監督・脚本:加藤敏幸 キャラクターデザイン:石本峻一
総作画監督:石本峻一・津曲大介 スタンドデザイン:三室健太
美術設定:滝れーき 色彩設計:佐藤裕子
美術監督:渡辺佳人 撮影監督:山田和弘
編集:廣瀬清志 音響監督:岩浪美和
音楽:菅野祐悟 音響効果:小山恭正
ミキサー:山口貴之 アニメーション制作:david production
製作:岸辺露伴は動かない製作委員会

<キャスト>
岸辺露伴:櫻井孝宏
『懺悔室』若い男:高橋広樹 『ザ・ラン』橋本陽馬:内山昂輝

商品情報

『岸辺露伴は動かない』OVA <コレクターズエディション>Blu-ray

発売日:2020年3月25日 価格:9,800円(税込)
4話収録(「六壁坂」「富豪村」初収録) ・2DISC ・特製パッケージ ・ブックレット封入など

『岸辺露伴は動かない』OVA「懺悔室/ザ・ラン」 Blu-ray&DVD

発売日:2020年3月25日 価格:各7,800円(税込) 2話収録 ブックレット封入
【アニメイト店舗特典】
コレクターズエディション:ヘブンズ・ドアー缶ミラー ※通常仕様は対象外です
上映会会場限定特典:アクリルルームキーホルダー(上映会各会場で色違い6色)※受取詳細はOVA公式サイトまで
【Amazon.co.jp限定特典】
A4クリアファイル ※購入前には必ず各店舗、各サイトの特典表記をご確認の上、お買い求めください

ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない Blu-ray BOX1<初回仕様版>

2020年4月29日発売 価格:19,800円(税込)
BOX1収録話数:1~20話(全20話 )

ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない Blu-ray BOX2<初回仕様版>

2020年4月29日発売 価格:19,800円(税込)
BOX2収録話数:21~39話(全19話 )
【映像特典】(BOX1、2共通)・ノンテロップOP&ED(再録) ・各種PV、CM(再録)
【仕様】(BOX1、2共通)・特製ケース仕様 ・ブックレット予定

「岸辺露伴は動かない」 全国六都市 上映ツアー 奇譚見聞録 開催中

2019年12月8日:
東京 TFT HALL 1000 登壇:櫻井孝宏、高橋広樹、内山昂輝 昼夜2回公演

2020年1月19日:
名古屋 Zepp Nagoya 登壇:櫻井孝宏、小野友樹 昼夜2回公演

2020年2月9日:
大阪 メルパルクホール 登壇:櫻井孝宏、高橋広樹、内山昂輝 昼夜2回公演

2020年2月23日:
広島 上野学園ホール 登壇:櫻井孝宏、高橋広樹、内山昂輝

2020年3月8日:
仙台 SENDAI GIGS 登壇:櫻井孝宏、高木渉

2020年3月29日:
大宮 ソニックシティ 大ホール 登壇:櫻井孝宏、小野友樹、高木渉

<特別追加上映>
2020年2月29日 長崎 長崎県美術館 登壇:「岸辺露伴は動かない」製作陣(予定・詳細後日発表)

©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・岸辺露伴は動かない製作委員会
©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険DU製作委員会

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