『近畿地方のある場所について』が怖すぎると話題に。“読んではいけないもの”に目を通してしまったかのような恐怖心が沸くホラー小説
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“怖すぎる”と話題を呼んでいる異端のホラー小説、『近畿地方のある場所について』の単行本が現在販売中です。
読み進めるにつれて、じわじわと心を蝕む恐怖感。構成・設定が秀逸なホラー小説
『近畿地方のある場所について』は、小説投稿サイト・カクヨムに投稿されているホラー小説です。ライターを名乗る“背筋”の文章や、かつて発行された雑誌の記事、インターネット上に投稿された情報などがまとめられており、読みやすい文体で読者を引き込みます。
作風も相まって、初めはニュース番組やウェブメディアを見ているような気持ちで読み進められると思います。が、そこで語られている情報が次第に脳裏で繋がり、書名にある“近畿地方のある場所”に関する“怪異”の情報が己の中に蓄積するにつれて、徐々に“読んではいけないもの”に目を通してしまったかのような恐怖心が沸き上がります。
このような、フィクションをドキュメンタリーのように表現する手法のことを“モキュメンタリー”と呼びますが、緻密な設定もあり妙なリアリティがあります。ホラーが好きな方だけでなく、断片を繋ぎ合わせて1つの情報を導き出すような考察が好きな方にもおすすめです。
『近畿地方のある場所について』の書影がamazonにアップされています。実際に●●●●●に行って撮影した景色を合成して作っていただきました。私は怖いので行きませんでした。ぜひご覧ください。
— 背筋:『近畿地方のある場所について』作者 (@sesujisesujises) July 12, 2023
真ん中を拡大してみるとあれが見えます。(続きます)https://t.co/I1PgEKpEWq
※作者である“背筋”さんのX(Twitter)アカウントも必見です。
『近畿地方のある場所について』(商品ページより)
著者:背筋
定価:1,430円(本体1,300円+税)
発売日:2023年8月30日
判型:四六判
商品形態:単行本
ページ数:344
「情報をお持ちの方はご連絡ください」
近畿地方のある場所にまつわる怪談を集めるうちに、恐ろしい事実が浮かび上がってきました。
朗読劇『近畿地方のある場所について』
"怖すぎる"とネットで話題になり、ホラー小説ジャンルとしては異例の1,500万PVを獲得した『近畿地方のある場所について』(著:背筋)の、朗読劇開催が決定しています。
11月19日、ところざわサクラタウン ジャパンパビリオンホールAにて開催予定です。現在、チケットの先行販売が開始されています。
◆チケット情報
価格(第1部)
本・グッズ付チケット 13,200円(税込)※全席指定
通常チケット 8,800円(税込)※全席指定
価格(第2部)
本・グッズ付チケット 13,200円(税込)※全席指定
通常チケット 8,800円(税込)※全席指定
※1アカウントにつき各部お申し込みは1回(2枚)まで
※イベント当日に、会場でご観覧いただけるチケットです。
※チケットのオフィシャル先行・一般・当日券の販売につきましては、現在未定です。実施が可能な場合は、イベントオフィシャルサイトにてお知らせいたします。
■申し込み受付スケジュール
浅沼晋太郎・土田玲央『不思議堂【黒い猫】』ch会員先行(抽選)
受付期間 2023年10月6日(金)10:00~2023年10月10日(火)23:59
当選発表 2023年10月14日(土)15:00頃
お申込み:ニコニコチャンネル
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