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【独占インタビュー有り】『テイルズ オブ アライズ Beyond the Dawn』アルフェンたちのその後は? 仲間たちの“今”や新たなクエストの情報が公開

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 バンダイナムコエンターテインメントは、11月9日にリリース予定の『テイルズ オブ アライズ Beyond the Dawn』の続報を公開。今回はアルフェンたちの『Beyond the Dawn』での“現在”や、サブクエスト・新たに登場するダンジョンなどの情報が明らかになりました。

●動画:DLC収録クエスト紹介トレーラー 【Tales of ARISE - Beyond the Dawn】

 また、電撃オンラインでは独占で開発陣へインタビューを実施。アルフェンたちや双世界統合後に関して、気になることを聞いてきました。

索引

パーティーキャラクターたちの“今”

アルフェン(声:佐藤拓也)

「〈炎の剣〉と呼ばれるのは好きじゃない」

 炎の剣でダナ人をレナの支配から解放した元奴隷の若者は、自身も〈炎の剣〉の異名で知られるようになった。

 だが英雄と破壊者を意味するその名は次第に重荷となり、アルフェンに街に居つかず、シオンとの旅暮らしを続けることを選ばせた。

 そんな彼を、ダナとレナの軋轢を一身に負った少女ナザミルとの出会いは、否応なしに本来の立場に引き戻す。

シオン(声:下地紫野)

「あなたが私を救ってくれたのは、英雄だったからなの?」

 一年前の戦いの結果、呪いから解放されたシオンは、不慣れながらも人と触れ合う喜びを日々実感している。

 誰とも等しく距離を取らざるを得なかった彼女は、それゆえ種族の別なく接することができる人となった。

 そんな自分を救ってくれたアルフェンに、同じように寄り添い力になりたいと願っているシオンだが、ひとりで抱え込みがちな彼に、もどかしさも感じている。

リンウェル(声:原紗友里)

「でも私たち皆、独りぼっちの辛さはよく知ってるよね」

 ダナ人でありながら星霊術が使える魔法使いの末裔。己の出自を前向きに受け入れた結果、術の研鑽にますます励むようになった。

 ダナの歴史や文化の研究にものめり込み、フルルに呆れられつつ、ヴィスキントで文献の山と格闘する日々を送っている。

 シオンとは大の仲良しで、なかなか仲間が集まる機会がないことを残念に思っている。

ロウ(声:松岡禎丞)

「いきなり世界が変わって不安じゃない奴なんていないんだ。焦らずやっていこうぜ」

 若きダナの戦士。まだまだ亡き父やアルフェンに及ばないと自覚しているが、一方でその愚直さに仲間を励ますなど、人の痛みに寄り添える熱血漢。

 普段は〈紅の鴉〉の一員として、ズーグル相手に奮闘しており、その仕事ついでに時折ヴィスキントに立ち寄る。

 理由を問われると頑として深い意味はないと言い張るが、さて。

キサラ(声:池澤春菜)

「人間は…… 勝手なものです。思い込みや願望を相手に期待して、それで満たされないと怒る」

 元メナンシアの近衛兵。かつての主君テュオハリムを対等な仲間として支え、また誰よりもそのよき理解者となっている。

 新時代に入り新たに組織されたヴィスキントの護民隊で、教官を務める。戦闘から家事まで何でもこなす万能ぶりに加え、何より共存の理念に真摯に向き合うその姿勢から、メナンシアのダナ人だけでなく、レナ人からも敬意を勝ち得ている。

テュオハリム(声:加瀬康之)

「自分のことに聡くあれるなら、誰も悩んだりはすまいよ」

 元領将にして、その権能を帯びる最後のレナ人。

 過去を乗り越えた今は、故国を失った同胞たちを保護し、ダナ人との共存に導くためペレギオンにその身を置いている。

 かつて統治したメナンシアでは未だ敬愛の対象、仲間にとっては頼れる年長の助言者、文武に秀でた非の打ち所のなさを誇るが、浮世離れした好事家としての一面は相変わらず。

謎の少女 ナザミル(声:種﨑敦美)

「皆、そう。私を知ると離れていく」

 レナの領将を父に、ダナの奴隷を母に生まれた、特異な血と力を持つ少女。

 レネギスで養育を受けるが、幼い頃から蔑まれ続けたことで、心を閉ざし、すべてに無関心無感情を装うようになった。己の異質さに深い劣等感を抱いており、誰かに受け入れられることを既に諦めている。

 立ち寄った街を追われ、独り彷徨う中、アルフェンたちと巡り合う。

パーティキャラクター達にスポットを当てたクエストを多数収録



 『Beyond the Dawn』では、アルフェンやシオンはもちろん、 パーティキャラクターそれぞれのドラマを描いたサブクエストが収録されています。




 濃密に描かれるパーティキャラクター達のドラマや、ダナの世界の復興を目指すクエストなど、内容はさまざま。ファン必見のコンテンツとなっています。






キャラクタークエストをクリアすると、ブーストアタックが強化!

 一部のクエストでは、キャラクター達のドラマを楽しめるだけではなく、クエストをクリアすることで、特別なアイテムを入手。それによって、それぞれの“ブーストアタック”を強化することが可能です。


退廃したダナの地の隆盛に協力する“復興クエスト”


 『アライズ』本編で退廃した街に、再び夜明けを迎えよう

 アルフェン達が対象のクエストをクリアしていくことで、かつての侵略により退廃したダナの街を再興させることも可能です。

 各地の街並みが変化していくだけではなく、その地に暮らす人々との会話内容も変化していくため、再びダナの世界を巡りなおす楽しみを味わうことができます。


広大な新ダンジョン

 『Beyond the Dawn』の物語で挑む、新たなダンジョン

 レナとダナが合一を迎えたことにより、ダナの地に出現した“外廟(げびょう)”。アルフェン達はこの外廟を封じるため、ダナの地を再び巡っています。


電撃オンライン独占! 本作のシナリオを担当した開発陣にインタビュー!

――『Beyond the Dawn』は『テイルズ オブ アライズ』のエンディング後を描くとのことですが、シナリオを描くにあたって気をつけた部分や、ここに注目して欲しい、という部分はございますか?

 ひとつの大団円を迎えた後の物語なので、それと新たな危機とのバランスに気を付けました。アライズからひと続きになっている、強い絆で結ばれたアルフェンたちが、新しい世界とどう向き合っていくのかに注目していただければと思います。

 アライズにはアルフェンたちパーティメンバー以外にも印象深い個性的なサブキャラクターが多くいましたが、彼らも健在で、新しい世界で少し立場が変わっていたり、相変わらずの様子で活躍していたりします。サブクエストなどに登場したりしますので、ぜひ探してみていただきたいです。

――『Beyond the Dawn』では、アルフェンとシオンは旅暮らしをしているとのことでした。旅には慣れている身だと思いますが、2人が旅暮らしをしていて「ここに困った」という点はあるのでしょうか。

 他の仲間のいないふたりきりという状況には不慣れでしょうから、当初はお互い適切な距離感が分からず苦労したのではないかと思います。

 またダナの英雄とレナの女性の組み合わせですから、混乱期の世界ではどこに行っても、奇異に見られはしたでしょう。

――ロウはリンウェルのいるヴィスキントへ「深い理由はない」と言いつつ時々訪れているようですが、そんな彼が所属する<紅の鴉>の面々はロウの本心を察しているのでしょうか?

 ネアズやガナルといった〈紅の鴉〉の面々にとっては、ロウは同じジルファに育てられた弟のようなものです。あまり根掘り葉掘りはせずとも、なんとなく察しているでしょうし、任務の形で便宜を図ったりくらいしているかもしれませんね。

 もっともガナルあたりは、人のことを気にしている場合ではないかもしれません。そんな彼らのその後の人間模様も、『Beyond the Dawn』で垣間見る機会があると思います。

――ペレギオンに身を置いているテュオハリムはキサラと行動を共にできていないとのことでしたが、生活面は大丈夫なのかと少々心配になりました。双世界の統合後、テュオハリムが私生活の面で自力でできるようになったことはあるのでしょうか?

 もとより料理は(趣味的ではありますが)得意でしたし、一応、服の着替えなど最低限の身の回りのことは自分でできるようになったようです。

 彼に仕えようとするレナ人たちの意識を変えて行く必要もありますし、キサラに心配をかけたくない(もしくは怒られたくない)という気持ちもあるのでしょう。

――今回のストーリーでは新たな時代に向き合う6人が見られると思いますが、キャラクターそれぞれの個人的な事情として本編で触れられた過去のエピソードや、解決されなかった部分についてより語ってほしいという期待もあるかと思います。サブクエストではそのようなキャラ個人にまつわる小さなエピソードの補完やそのキャラクターならではのアフターエピソードもあるのでしょうか。

 アライズでは世界のために戦ったアルフェン達ですが、その陰で、それぞれ個人的にも小さな夢を持っていたり、誰かとトラブルになったことが解決していなかったり、ほんの少し消化しきれない思いを抱えていたりということがありました。

 『Beyond the Dawn』では、そういったアルフェン達一人一人の思いに光をあてて、それが前に進むようなサブクエストも存在します。アライズをクリアされていなくても楽しめる内容になっていますが、クリア後ですと、より盛り上がっていただけるかと思います。

――今回も街に多くのNPCが存在していると思います。「ぜひ見てほしい」というイチオシの台詞がありましたら(もしくは、話しかけて欲しいNPCがいましたら)、教えていただきたいです。

 シスロデンの裏通りでパンを売っていた親子や、ヴィスキントで飲み明かしているレナの装甲兵とダナ人のコンビなど、アライズ本編で登場した世界の人々の何人かは今作でも引き続き登場します。彼らの生活にも少なからず変化が起きていますので見覚えのある人物がいたら積極的に話しかけてみてください。

 また、世界合一によって多くのレナ人がダナの地で暮らすことを余儀なくされています。長らく見下していたダナに降り立たざるを得なかった彼らが現状をどう捉え、これからどうしようとしているのかを見て頂けると新世界の問題をより理解できるかもしれません。

 もちろん、アライズ本編と同様に『Beyond the Dawn』の物語の進行やサブクエストの達成によって世界の人々にも変化が起きていきますのでお楽しみに!

――「復興クエスト」についても期待が持てますが、どのような形で復興をなしていくことになるのでしょうか?

 各国の住民たちから復興サブクエストを受注し、クリアしていく形式になります。国ごとの復興サブクエストを全てクリアすることで、住民からお礼が貰え、雑貨屋の売り物が追加されます。また、一部の街では見た目が変化したり、新たなサブクエストが発生したりすることもあります。

 見た目が変わらない街であっても、住民たちの心の変化を感じるとともに今後の発展を予感して頂けるのではないかと思います。もちろん、国によって抱えている問題は様々ですので、住民からの依頼も様々です。

 アルフェン達と共に新世界を巡り、復興サブクエストに積極的にチャレンジして頂けたらと思います。

――『Beyond the Dawn』から登場するナザミルはアルフェンたちに一時的に同行するようですが、シナリオ中でここに注目してほしい、といった部分はございますか?

 人の温もりを諦めていたナザミルが、アルフェンたちと出会ってどう変わっていくのか、またアルフェンたちが自分たちのかつての冒険を踏まえて、どうナザミルと接していくのかに注目していただければと思います。

――『Beyond the Dawn』のリリースを楽しみにしている『テイルズ オブ』ファンの方々へ、メッセージをお願いします。

 『Beyond the Dawn』は『ARISE』本編から約1年後の世界を舞台に、アルフェン達が再び様々な“壁”に向き合い、立ち向かっていく物語です。ダナとレナの真の融和を目指して世界を再び巡り、そしてこの物語のキーキャラクターである『ナザミル』との出会いを通じ、アルフェン達もまた自分自身の在り方について考える瞬間もあります。

 もちろん、キャラクター達の悩みや葛藤というシリアスな側面だけではなく、『テイルズ オブ』らしいコミカルな瞬間も垣間見える様々なスキット、サブクエストも多数ご用意しております。『ARISE』本編の旅を経て、更に絆の深まったパーティーキャラクター達の掛け合いや、ダナに住まう人々とのやり取りなど、進化・進展したキャラクター達のドラマにもご期待ください!

 発売・配信まであと少し! 『Beyond the Dawn』の世界で、再びアルフェン達との旅を共にしてくださることを、開発チーム一同心待ちにしております。


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