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感想:アニメ『薬屋のひとりごと』1~3話は見どころ満載! 超有能薬師の猫猫(マオマオ)とおもしろイケメンの壬氏が魅力的すぎる

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 TVアニメ『薬屋のひとりごと』第1~3話の感想記事をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『薬屋のひとりごと』第1~3話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。

のっけから狩られる猫猫(マオマオ)! 導入はハードだけど……境遇は意外と恵まれている?

 いよいよ今期トップクラスの期待作であるアニメ『薬屋のひとりごと』が放送開始! 初回3話一挙放送ということで、いろいろ盛りだくさんの内容でしたね。

 なかでも気になったのは、中世中華風の世界観。基本的にはどこか特定の時代を舞台にしているわけではなさそうですが、ファンタジー要素はほぼなくリアル寄りの印象です。時代的には明が近い気がします。

 女狩りという不穏な単語、貧しそうな山村、華やかな都と、冒頭のシーンだけで大体の世界観はつかめますね。主人公の猫猫(マオマオ)が速攻で狩られてるあたり、中世らしくけっこうハードな世界観です。

 とはいえ狩られた先で後宮勤めとなるあたり、マオマオも運が強い! 境遇もそこまで悪くなさそうなので、一安心です。

 後宮というだけあって、美女率が高い! 妃だけでなく、侍女まで美女ぞろい。さらに宦官までイケメンが多いのがすごい(笑)。

マオマオは斜に構えながらもお人よし感がすごい! 毛虫を見るような視線に惹かれる壬氏(じんし)の気持ちも分かる

 一見斜に構えた性格ながらも、根っこの部分で好奇心と正義感にあふれる主人公のマオマオ。赤ん坊の危機を見過ごせない情の深さは、主人公の資質十分ですね!

 毒見役に選ばれる前から下女として頼られてそうで、有能そうな雰囲気がすごいです。心の中で世の中に毒づくようなセリフを吐く才女ということで、悠木碧ボイスがよく似合います。

 作中では味噌っかす扱いですが、ところどころで見せる表情はけっこう美少女。とくに薬の倉庫でマックステンションになっているのが可愛かったです。毛虫でも見るような目も魅力的で、壬氏の気持ちも分かる気がする!

 何よりマオマオ最大の長所はその観察力ですね。推理ものの主人公らしく、細かいことに気付くのでモノローグ役として台詞が心地いいです。

 イケメンのサービスにひたすら「気持ちわる」ってリアクションだったのも、観察力の高さで本質を見抜いたのかもしれません。

壬氏(じんし)は有能+性悪イケメン! おもしろ要素もタップリで男から見ても魅力的

 マオマオと並ぶメインキャラとなる壬氏(じんし)は、性悪&有能の匂いがプンプンするイケメン。

 マオマオが文字読めるのをあぶりだす下りで、最初から有能っぷりを発揮していました。ことあるごとにマオマオを誘惑してみたり、イケメンオーラを周囲にばら撒いてみたり、自分の顔の良さをしっかり自覚しているようですね。

 しかしこの壬氏(じんし)、宦官なのがけっこう意外。宦官というのはもう少し年寄りなイメージがあったので、イケメン宦官とは新鮮です。

 そんな壬氏(じんし)ですが、第2話で明かされた事情はハード。宦官とはいえイケメンをなぜ妃だらけの後宮に送るのかと思っていましたが、真相解明が早かったです。後宮のまとめ役だけでなく、前線の事情まで相談されるようで、気苦労も多そう?

 マオマオの塩対応に興奮する姿など「こいつけっこう変態では……」と思える一面もあり、イケメンなのにおもしろい男です。男性目線で見ても、意外と親しみやすいキャラクターですね。

1話完結で見やすい構成! 事件の結末はホッコリで後味がいい

 初回1時間半スペシャル! ということで、1話~3話で大きな話が描かれるのかと思ったら、各話独立した話なのは意外でした。まあ3話まで見れば作品の方向性が見えてくるからということでしょうか。各話の読み味はさらっとしていて、基本的に後味のいい話が多かったですね。

 マオマオ最初の事件である御子の死亡事件。白粉で早死にするのは、日本の遊郭などでもあったようですね。なかなかリアルにいたたまれない事件ではありましたが、玉葉妃の御子だけでも助かってよかったです。マオマオ本当にグッジョブ!

 第2の事件である兵士毒殺事件を現場に行かずに解決するあたり、話によっては安楽椅子探偵的な活躍もするようですね。

 そして第3話の夢遊病事件! 自作自演は予想できましたが、ハッピーエンドな結末とその動機はけっこう意外でした。本当に万事うまくいって良かった!

 正直女性向け作品だと思って読むのを敬遠していた自分ですが、実際に見てみるとかなり見やすい作品という印象です。逆ハーレム的な要素もなく、むしろ美女率のほうが高い!

 何より男キャラの筆頭である壬氏(じんし)がおもしろイケメンで魅力的なのがいいですね。ドロドロした後宮の話のはずなのに、いい人が多い! 今のところ明確に好感度低いのは帝くらいのものです。

 第1話~第3話を見た感じ、こういうちょっとした事件が続いていくのかと思っていたら、何やら最後にやっかいごとの予感。妃にタメ口きいていたということは、多分あれ帝ですよね? 次回どうなるのか、今から気になって仕方がない!

Blu-ray情報

TVアニメ『薬屋のひとりごと』Blu-ray 第1巻|2024年1月24日(水)発売!

価格:14,300円(税抜価格 13,000円)
収録分数:約142分(第1話~第6話収録)+映像特典/DISC枚数:1枚

【初回生産限定特典】
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◆キャラクターデザイン・中谷友紀子描きおろしデジパック
◆特製ブックレット(40P) 他、豪華特典封入予定!!

【初回・通常共通特典】
《音声特典》
◆第1話オーディオコメンタリー(猫猫役:悠木碧/壬氏役:大塚剛央/長沼範裕監督)
《映像特典》
◆PV集①
◆ノンテロップOP
◆ノンテロップED
◆『薬屋のひとりごと』先行上映会舞台挨拶
(2023/10/01 TOHOシネマズ日比谷 スクリーン12/出演:悠木碧、大塚剛央、長沼監督)

『薬屋のひとりごと』Blu-ray 第2巻|2024年3月20日(水)発売

価格:14,300円(税抜価格 13,000円)
収録分数:約142分(第7話~第12話収録)/DISC枚数:1枚

【初回生産限定特典】
《封入特典》
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◆キャラクターデザイン・中谷友紀子描きおろしデジパック
◆特製ブックレット(40P) 他、豪華特典封入予定!!

『薬屋のひとりごと』Blu-ray 第3巻|2024年5月22日(水)発売

価格:14,300円(税抜価格 13,000円)
収録分数:約142分(第13話~第18話収録)/DISC枚数:1枚

【初回生産限定特典】
《封入特典》
◆特製三方背
◆キャラクターデザイン・中谷友紀子描きおろしデジパック
◆特製ブックレット(40P) 他、豪華特典封入予定!!

『薬屋のひとりごと』Blu-ray 第4巻|2024年7月17日(水)発売

価格:14,300円(税抜価格 13,000円)
収録分数:約142分(第19話~第24話収録)/DISC枚数:1枚

【初回生産限定特典】
《封入特典》
◆特製三方背
◆キャラクターデザイン・中谷友紀子描きおろしデジパック
◆特製ブックレット(40P) 他、豪華特典封入予定!!

※初回生産限定版の在庫が無くなり次第、初回特典なしの通常版に切り替わります。価格・品番に変更はありません。
※特典内容・商品仕様は予告なく変更になる場合がございますのでご了承ください。


©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

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