任天堂作品を使用したゲーム大会ガイドラインが公開。大会名にゲームタイトルなどの使用不可、出場者や観戦者からの金銭の徴収範囲などが明記

電撃オンライン
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 任天堂が、同社のタイトルを使用したゲーム大会に関するガイドラインを公開しました。
 

ゲーム大会における任天堂の著作物の利用に関するガイドライン

 本ガイドラインは、任天堂のゲームを利用してゲーム大会を計画、もしくは主催する個人に向けたもの(学校サークルなど一部小規模コミュニティに対する例外あり)。オンラインは300人以下、オフラインでは200人以下の出場者がプレイする小規模な大会を対象としています。

 大会は非営利な目的のものに限る、オフラインの大会において大会設営費用のために一定の金額を徴収することを認めるなど、大会運営に関して非常に重要なことが記されています。

 また、現状のコミュニティに大きな影響がありそう点として“コミュニティ大会の名称の中に、任天堂の社名やロゴ、ゲームタイトル等の商品やサービスの名称、キャラクター名等の任天堂のゲームから採用された名称その他の任天堂の商標や知的財産のほか、これらを省略または改変したものを使用することはできません。”と明記。

 Q&AのA6に“大乱闘スマッシュブラザーズ スーパーチャレンジ”、“スプラトゥーン後楽園”といった具体的な禁止例もあるとおり、“〇〇スマブラ”や“マリオカート8〇〇カップ”といった、自然と付けてしまうような大会名が本ガイドラインに抵触する可能性があります。

 そのほか、景品に関する規定や個人が主催する大会の運営を団体に委託する場合の規定などについても記されています。詳細は公式サイトをご確認ください。

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