『春夏秋冬代行者 秋の舞』上巻。秋陣営は橋国との外交問題で窮地へ追い込まれる

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 『春夏秋冬代行者 秋の舞』上巻(著者:暁佳奈、イラスト:スオウ)が、電撃文庫(KADOKAWA)から11月10日に発売されます。

 本シリーズは、季節の巡り変わりを神に代わって、現人神である“季節の代行者”が担う世界が舞台。今作では、秋の代行者“祝月撫子”を中心とした物語が描かれます。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』暁佳奈が贈る四季の物語、秋の章上。

「汝の名は『秋』、夏に続く者」――

 かつて、神々たる四季は人間の一部に自らの力を与えた。春夏秋冬の季節を顕現する者は“四季の代行者”と呼ばれ、権能を得た者達は、人の身でありながら季節そのもの、つまり現人神となった。

 時は移り変わり黎明二十一年仲春。

 大和国の秋の代行者、祝月撫子は春を満喫していた。傍らに控えるのは護衛犬の花桐、侍女頭の真葛美夜日、若き側近の白萩今宵。そして撫子の初恋の人であり、代行者護衛官でもある阿左美竜胆の姿があった。彼らの和やかな日々は、ある外交問題によって突如霧散していく。

 彼の国の名は橋国。海を挟み、大和から遠く離れた場所にある異郷の地。

 陰謀蠢く橋国からの要求は、秋陣営をかつてない窮地へと追い込んでいく……。



『春夏秋冬代行者 秋の舞 上』

  • 発行:電撃文庫(KADOKAWA)
  • 発売日:2023年11月10日
  • ページ数:456ページ
  • 定価:836円(税込)



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