『陰の実力者になりたくて! 2nd season』4話感想。やっぱりやってくれた! 福山潤さん演じるジョン・スミスが最高。デルタのむちむちなおしりにも釘付け

カワチ
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 アニメ『陰の実力者になりたくて! 2nd season』の第4話“偽りの仮面”の感想をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『陰の実力者になりたくて! 2nd season』第4話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことをオススメします。

ジョン・スミスは福山潤さん!

 陰の実力者に憧れた少年がシド・カゲノーとして異世界に転生するストーリーを描いた『陰の実力者になりたくて!』の第2期シリーズ。前回の第3話で無法都市のエピソードが完結し、今回より“偽札編”がスタートしました。

 今回のアニメは2クールだった第1期に比べてかなり駆け足。キャラクターの魅力や声優陣の芝居はさらに拍車がかかっていますが、ストーリー部分に関しては原作を同時にチェックして理解するのがオススメ。読みやすいコミック版でもいいかと思います。

 さて、この偽札編はマネーゲームの勢力争いに巻き込まれたユキメを救うため、シドがシャドウガーデンのメンバーにも正体を隠して“ジョン・スミス”の姿で暗躍していくというストーリー展開になっています。

 いやー、やってくれましたね! シドがジョン・スミスの姿に変装したとき、ボイスが山下誠一郎さんから福山潤さんに変わるところでニヤニヤが止まりませんでした!!

 第1期のときもシドがジミナ・セーネンというキャラクターに変装するときに声が緑川光さんに変わったので、まぁ、ジョン・スミスも変わるだろうな―とは予想していましたが、まさかの福山さんとは!

 いや、まさかという言葉は違いますね。福山さんしかいないであろうキャスティングを福山さんが演じてくれたので、「やっぱり!」のほうが正しいかもしれません。

 地上波の最速放送終了後には公式Xで福山さんのコメントが公開されましたが、「幾つも仮面をかぶってみたりしてきた私ですが、その権化ともいえるシャドウの世を忍ぶ仮の姿として作品に顕現する事になりました」と伝えており、ご本人自体も中二病があこがれるキャラクターを多く演じていることが分かっていて、自分が今回の役でどのような芝居を求められているのか、完全に理解していたようですね。

 また、同じく公開された監督のコメントにも「他の人とか…思いつかなかったし…」と書かれており、決め打ちのキャストだったことが分かります。監督さん……グッジョブ過ぎ!!

 偽札編は、ガンマの取り仕切るミツゴシ商会が勢力を伸ばし、既存の商会である大商会連合から目をつけられるという展開。ユキメは漁夫の利を得るためにシドに協力を要請しますが、シドは“金で汚れた裏社会で暗躍する謎の男”ムーブを楽しむことに。

 かつてシドから聞いたテレビドキュメンタリーの“預かり証”の話を参考に、いつの間にか紙幣を発行するまで成長していたミツゴシ商会。そんなミツゴシ商会の紙幣と、大商会連合が作った紙幣を眺めていたシドは、偽札を作ることを閃きます。

 子どものころにお年玉の1万円をコピー機で増やそうとしたものの、コンビニの店員に怒られたことがあるらしく、今度こそその夢が実現できることに高ぶります。相変わらずスケールが大きいのか小さいのか分からない(笑)。

 信用を武器に利子で儲けたミツゴシ商会に対して、偽札で大儲けすることをユキメに提案するシャドウ。しかし、彼女からはこの作戦の穴を付かれてしまうことに。予想外の展開に「ええ?」と声を出してしまう福山さんの演技がおもしろすぎるのでぜひアニメでチェックを!

 また、その後はシャドウの雰囲気に流されて勝手に彼の考えていそうなことを解釈する本作おなじみのすれ違いコントも。めちゃくちゃ笑えました。

 後半は獣人である七陰のデルタが登場。知略がメインとなる偽札編において、いわゆる“アホの子”である彼女の登場シーンは、視聴者側としても頭をからっぽにして楽しめるのでいい気分転換になります。

 ただ、驚いたのはデルタの登場シーンはとっても“エッ”なこと。もともと、子どもっぽい性格からは想像できないぐらいグラマーなデルタなのですが、今回は胸やおしりの描写が、めちゃくちゃむっちりしており、動きもあざとくてビックリしました。とくにおしりの揺れっぷりはすごすぎて、さすがに今回の記事で触れないわけにはいきませんでした!

 深夜に放送をリアルタイムで追っていたこともあり、デルタのせいで寝不足に……(笑)。これは次回以降もいろいろな意味で楽しみです!


カワチ:RPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。


©逢沢大介・KADOKAWA刊/シャドウガーデン

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