『薬屋のひとりごと』アニメ4話感想。静かに怒るマオマオが超怖い。そして梨花妃へのアドバイスが気になりすぎる！

文: Ak

公開日時: 2023年10月31日(火) 11:06

　TVアニメ『薬屋のひとりごと』第4話の感想記事をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『薬屋のひとりごと』第4話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。

帝からの直々の依頼！　意外と気がきく帝の好感度が一気に上がった

　物語冒頭でいびられてるマオマオ。偏見かもしれませんが、女性向け作品であるあるなノリですね。

　j侍女たちの態度がきついのには身分差別的な意味合いもありそうですが、対立している妃に仕えている立場である以上、仕方ない部分もある気がします。しかしマオマオ、この回だけで何回「下賤」って言われたんだろう……？

　毒見のときもですが、マオマオって意外と礼儀作法がしっかりしていますね。帝に顔を見せる前に壬氏から仕込まれたのでしょうか。

　そして帝の顔見せ。まあ前回のラストでもチラ見えしていましたが、やっぱり帝でしたね。

　前回の感想記事の段階では登場人物のうち帝だけは好感度低いと思っていましたが、直々に梨花妃（りふぁひ）の治療をマオマオに依頼するあたり、意外とフットワーク軽めというか、ちゃんと妃を気にかけてる感じです。

　帝と聞いてイメージするような天上人ってほどではないのかもしれませんね。個人的には今回で少し親しみを持てるようになりました。

やつれた梨花妃の姿が痛々しい……！

　そんな帝の依頼で梨花妃の治療を行うマオマオ。

　寝台に寝る梨花妃のやつれた姿は……なかなか痛々しいですね。もはや助からないのではとさえ思いました。

　こんな状態とはいえ、治療に失敗すればマオマオの首も飛びそう（文字通りの意味で）なので、食事を流し込むシーンは緊張感があります。

　まあマオマオの場合、やつれた病人を見て見ぬふりをできないという理由もあるかもしれません。立派に医者の素質アリですね。

静かに怒るマオマオが怖すぎる！

　梨花妃が衰弱した原因を知ったマオマオ。侍女相手にどんな忠告をするのかと思ったら……シンプルに暴力でした。静かに怒るマオマオ、こっわ！　声にドスきいてて、自業自得とはいえ、ちょっと侍女に同情しましたね。

　結果的にうまいこと運んだからいいけど、侍女の出方によっては打ち首待ったなしです（笑）。まあ影ながら壬氏のフォローもあったのでしょうが。

　しかも対立しないだけでなく、侍女と上下関係ができているのが衝撃的でした。やはり暴力…暴力は全てを解決する…！

　件の侍女は謹慎を言い放たれてるあたり、宮中の治安システムはしっかりしていますね。侍女が極刑にならず、後々職務に戻れたのも壬氏がうまく取り計らってくれたのかもしれません。まあ忠誠心は本物っぽいので、無事に済んでよかったです。

　しかし作中ではカットされてますが、治療にはけっこうな日数が経っているっぽいですね。マオマオの顔にクマできてますし。疲労困憊で、肉まんに超喜んでいるのが可愛いかったです。

回復した梨花妃にマオマオが贈ったアドバイスって？

　「死なせてくれないのか」と言う梨花妃に、「なら粥を食うな」って言い放つマオマオ。相変わらずドライです。というか超不敬。けっこう綱渡りな発言してますよね。梨花妃ができた人でなかったら、無礼討ちでもしょうがない気がします。

　そんなこんなで、マオマオの献身の甲斐あって無事に回復した梨花妃。マジでお疲れ様ですマオマオ。しかしこれで玉葉妃だけでなく梨花妃の信用も得られたようで、4話にして後宮での地位は安泰なのでは？

　そして梨花妃に何かしらのアドバイスをするマオマオ。胸見てからの発言＋赤面＋花街で得た知識などもろもろの情報から見るに……そういうことですね？　もちろん明言は避けますが！

　後日譚で帝がしっかり梨花妃に夢中になっているあたり、帝の好感度が上がりました（笑）。

🍃『#薬屋のひとりごと』🍃

日本テレビにて
ご覧いただいた皆様ありがとうございました！

次週もお楽しみに✨

📺第５話は11/4（土）24：55～　
　日本テレビ系にて順次全国放送！
＊地域によりOA時間が異なります。

▼放送・配信情報 https://t.co/pRQoM2s4Db pic.twitter.com/ZbvxdlwnII
— 『薬屋のひとりごと』アニメ公式 (@kusuriya_PR) October 28, 2023

　ちょっとホッコリしたオチで終わった第4話。しかし次回の引きでは、何やら手が荒れてる人物の描写があって不穏です。またマオマオがコキ使われそうな予感がしますね！

Blu-ray情報

TVアニメ『薬屋のひとりごと』Blu-ray 第1巻｜2024年1月24日（水）発売！

価格：14,300円（税抜価格 13,000円）
収録分数：約142分（第1話～第6話収録）＋映像特典／DISC枚数：1枚

【初回生産限定特典】
《封入特典》
◆特製三方背
◆キャラクターデザイン・中谷友紀子描きおろしデジパック
◆特製ブックレット（40P）他、豪華特典封入予定！！

【初回・通常共通特典】
《音声特典》
◆第１話オーディオコメンタリー（猫猫役：悠木碧／壬氏役：大塚剛央／長沼範裕監督）
《映像特典》
◆PV集①
◆ノンテロップOP
◆ノンテロップED
◆『薬屋のひとりごと』先行上映会舞台挨拶
（2023/10/01 TOHOシネマズ日比谷スクリーン12／出演：悠木碧、大塚剛央、長沼監督）