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感想:アニメ『ウマ娘』第3期6話は菊花賞でサトノのジンクスがついに…!? 今こそ輝けダイヤモンド!

タダツグ
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 ファン待望のアニメシリーズ第3期『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』第6話“ダイヤモンド”が放送されましたので、視聴しての感想をお届けします。

【注意】この記事では『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。

アニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』第6話“ダイヤモンド”感想

 恥ずかしながら少々お仕事が忙しくて……リアタイできなかったことを後悔しております。ゲームライターのタダツグです。気づいたらもらい泣きしまくっていた第6話、今回の主役はサブタイトルにあるとおり、完全にサトノダイヤモンドでした。物語は菊花賞を前に、彼女が“サトノのウマ娘はGIに勝てない”というジンクスを破るため試行錯誤を繰り返すところからスタートします。

 皐月賞では他のウマ娘の斜行により進路を阻まれての3位。日本ダービーでは靴の落鉄で差し切れずの2位と、たしかに不運に見舞われているダイヤちゃん。これがサトノのジンクスであるのなら……と、ひたすら“ジンクス破り”に奔走することを決意します。

 ここまでは頑なに自らの強さを追い求めてきた彼女が、結果を求められる菊花賞を前に奇行とも思える行動に出るのは、ある意味ゲーム版『ウマ娘 プリティーダービー』の育成シナリオを想起させる内容。

 イチプレイヤーとしてうれしくもありつつ、勝つことよりもジンクスを破ることが目的化していないかと、最初は少々不安にもなりました。

 しかし、そこはさすがのダイヤちゃん。普段以上に練習に打ち込む描写もあり、とにかく全力で菊花賞に挑もうとしていることが伝わってきます。肉体のタフさもさることながら、このメンタルの強さはマジで金剛石(ダイヤモンド)級といえるかもしれません。

 必死にジンクス破りと練習を両立させようと頑張るダイヤちゃんを、影から見守るキタサンブラック。彼女が要所でダイヤちゃん以上の不運に見舞われたりもして、ともすれば重くなりそうな前半パートをうまくコメディタッチにまとめてくれていたのは恐れ入りました。主役の面目躍如……というより、親友を放っておけないキタちゃんらしさが伝わる部分。


 最終的にどんどん張り詰めていくダイヤちゃんでしたが、そんな彼女の前に現れたのはメジロマックイーン。憧れの存在と2人きりで会話することで、ダイヤちゃんの心の持ちようが大きく変化するこの夕暮れの数分間は、ファンにとって忘れられない名シーンになりそうです。

 マックイーン、マジで最高でした。ステキでした。今日から始まるゲーム版の新サポカピックアップ、SSRマックイーン目当てで回してしまいそうですもん(笑)。ほんと「かっとばせー!」ですわ。

 さておき、自らに出来ることをすべてやりきって迎えた菊花賞。ジンクスを蹴散らし、淀の坂越えを果たし、ダイヤモンドは輝くのか? 結果は……ここで語るのはあまりに無粋。ただただ涙、涙のもらい泣きでした、とだけ書き記しておきます。まだ未見の方は絶対にお見逃しなく!

 ということで、ここからはこれまでに引き続きイチ『ウマ娘』ファンとして「おっ!」と思ったところを羅列していきますね。いつも以上にネタバレ寄りになる気もしていますので、気になる方はあらためてご注意を。

ついにアニメに初登場! コパノリッキーがかわいすぎ!!

 これはもう、シンプルに見出しどおり。ずっと待ち望んでいたコパノリッキーが、ついにアニメ版に登場してくれました。ダイヤちゃんに風水的なアドバイスを求められ、快く応じてくれるリッキーがかわいすぎ。しっかり「コパッ」としていたところがとても微笑ましかったです。

 これは個人的なお話なのですが、僕の『ウマ娘』における最推しはナリタタイシンでして。ゲーム版ではタイシンばかり育てていて、自分としても偏愛ぶりは自覚しているのですが……ことビジュアルに限って言えば、コパノリッキーが一番好みかもしれない。そう思っていたりします。本当にどうでもいい情報(苦笑)。
 
 まぁ、そんなことを書きたくなっちゃうほどアニメ版リッキーの登場がうれしかったってことです。彼女には“ちびっこたちの初恋ハンター”という設定もありますが(※ゲーム版)、これには妙に納得していますよ。僕はちびっこじゃないけどね。

3度目の特殊エンディング! ダイヤちゃんが歌う「夢のこたえ」に涙腺崩壊

 今回も、菊花賞の劇的な結末を祝福するかのような特殊エンディングが採用されていました。過去2回はキタサンブラックの歌が流れましたが、今回のエンディングテーマ「夢のこたえ」をソロで歌い上げるのはサトノダイヤモンド(CV:立花日菜)。3期での特殊エンディングはすでに3回目ですが、やっぱり好きだ、この演出……。

 正直、この6話は前述したダイヤちゃんとマックイーンの2人きりの会話シーンからずっと涙腺崩壊気味でしたが、この特殊エンディングでしっかり泣かされましたよ。

 とりわけ印象的なのは、笑顔のダイヤちゃんと彼女を祝福するトレーナー&サトノクラウンのスリーショット。なるほど、これはキタちゃんが喜ぶ3人の写真を撮影しているのかな……と一瞬思いこんだのですが。よくよくカットを見直して見ると……ダイヤちゃんの後ろで泣き転げているキタちゃんの姿が目に入り、涙から一転して大爆笑! 何をしているのキタちゃん……。おかげで感情がぐちゃぐちゃです(笑)。

 感動あり、笑いもありなこの6話。作画も最高レベルのクオリティで、今のところ第3期で一番好きなエピソードになっています。もうね、僕のテキストのテンションで菊花賞の結末が伝わってしまっているかもしれませんが、そこは許してほしいです。というか、そのうえで鑑賞してもしっかり泣けると思いますよ。本当に素晴らしかったので。

 とくに、第3コーナーから勝負を仕掛けていくダイヤちゃんの「私は背負っている……サトノのウマ娘たちの運命を、願いを、想いを!」から始まる長ゼリフは必聴。演じる立花日菜さんの素晴らしい表現力には素直に脱帽です。マジで大号泣しましたからね……ダイヤちゃんの魅力があふれまくっていました。次回以降も心の底から楽しみです。

 それでは、今回はこのへんで!

©2023 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 3」製作委員会

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