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【蟹RTA】ゲームとカニを愛するライターが、カニの効率的な剥き方を求めて孤独に《カニ剥きRTA》に挑戦してみた

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 突然ですが皆さん、カニはお好きですか? 私は7月というカニの星の元に生まれし女なこともあり、カニは大好きです!

 全く関係ありませんが、星座の話になってかに座だと言うと「デスマスクじゃんw」と言ってくる男性がけっこういらっしゃいますが、あれは星座トークで言われたくない言葉No.1であります(私調べ)。

 魅力的な悪役がいてこそ、他キャラがより際立つというのに!

  • ▲楽天で購入した大量のカニ。幸せ。

 冬の味覚の王様のカニですが、メジャーなズワイガニの漁期は11月上旬からと、今がまさに旬。

 そんな旬の食材カニを沢山食べたい! でも殻むきに手間がかかるのがカニの悩みどころ……。少しでも時短できないでしょうか?

 そこで今回は、ゲーム感覚に素早くカニを攻略する“カニの殻むきRTA”を1人で開催する事にしました。

 なお、使用するカニは楽天市場でセール中だったものを購入しました。折しも半額以下の商品が多数出品され、ポイントが通常の何十倍も手に入る超お得なセール、“楽天スーパーSALE”が12月4日(月)20時から開催されます!

 電撃オンラインでは期間中お得なアイテムも多数紹介していきますので、ぜひチェックしてくださいね! エントリーがまだの方は下記リンクからどうぞ。

カニの殻むきRTA開催概要

攻略対象:ズワイガニ肩

  • ▲メジャーなカニの部位の名称です。カニ好きだけど初めて知るものばかりでした。

内容:ズワイガニ1肩を下記3種の道具を用いてどれだけ早く剥けるかのタイムを競う

①素手&カニフォーク……道具がなくても出来る! カニフォークがなければ代用可のお手軽コンビ
②キッチンバサミ……定番のキッチンアイテム
③カニピーラー……新顔ダークホース 野菜の皮のようにカニの殻が剥けるらしい

 さて、タイムはどうなる!?

カニ対私のひとりRTAスタート!

  • ▲本日対戦の全量。解凍したらつやつやピカピカでテンション上がる!

①素手&カニフォークで気分はサイコー

  • ▲使用したカニフォーク。なおカニのレリーフの裏側はエビ。

 まず最初にとりかかったのは、道具の準備がいらない素手! 筆者はネットで、カニを素手で瞬時に解体する女将の動画を見て素手むきを予習して取り組みました。

 この女将がめちゃめちゃ凄い! ズワイガニ丸ごと一匹を1分で食べやすく剥いてくれるという神の手……カニの手をお持ちの方です。気になる方は“カニ+女将”で検索して見てください。

  • ▲「久々に……シャバのカニが掴める……」と、気合十分な筆者。

 作業を邪魔しないよう、薄手のゴム手袋をはめ「久々に……シャバのカニが掴める……」とサイコな呟きで気合を入れてから、まずは肩肉から脚を全て取り外します。

 ここはポキポキと順調にいき、開始25秒ほどで5本の脚が外れました。さらに肩肉を節ごとに分解。1分は無理だけど3分くらいでいけそうでは?という思いが浮かびます。

 しかし脚を解体する途中で、その思いは早くも崩れ去ります。思った様に脚の途中でポキっと折れない! 折れたと思ったら身がうまく出て来なくて、カニフォークでほじほじする作業が必要になります。

 参考にした動画のように、指で押すとカニの身が出てくるのは、相当の指の力が必要なんだ……。普段押すものは各種機器の操作ボタンぐらいの筆者は、押す力が弱いため全く無理でした。

 “なんばん”と呼ばれる部位は、爪の近くを折ってひっぱると身がきれいに出てきたのが、唯一の癒し。ただし可食部は少ない。

 そして最後に控えるのは強敵、親爪。こちらは爪の付け根にある小さくて固い“ぼんぼり”部分をはずして、その接続部だった穴からフォークでかき出します。

 カニで一番美味しいと思う場所なので、念入りになってしまい、大幅にタイムロス。ここでタイマー終了です。

 かかった時間は12分38秒。スタートダッシュは良かったのですが、後半の親爪で時間をとられた結果となりました。

 ちなみにここまで読んで下さった方はお気づきかもしれませんが、私は良く言えばおっとり、悪く言えば鈍くさい人間なので、普通はこんなに時間がかからないかも知れません。

  • ▲カニフォークの平べったいスプーン部分が、棒部分にシンデレラフィットして、思ったよりきれいに剥けました。ただし爪肉はボロボロ。

②キッチンバサミ 普段は温和な伝説の切断職人

  • ▲食材が滑らないよう、刃先がギザギザしたものです。

 我が家では普段は袋を開ける時にしか使わない、温和なキッチンバサミさんですが、しっかりしたそのギザ刃で今回参戦です。

 素手同様、まずは肩肉と脚を分断するところからスタート。既に比べて時間はややかかりますが、断面はとてもきれいにカット出来ました。そして肩肉も美しく真っ二つに! これは素手より身がとりやすく、食べやすい形状です。

 メインの棒脚部分は接続部近くをカットして、ゆっくり引き出して身を取り出します。途中で身が切れてしまう事もありましたが、なかなか良いペース

 爪下の固い脚も、強敵の爪も、少し力は要りますが安定してカットしていきます。特に困った事はなくタイマーストップ。

 かかった時間は10分半。普段温和なタイプがひとたび牙をむくと強いんだぜ、というのを証明してくれました。

  • ▲全体的に美しい仕上がり。爪肉がハサミを差し込む時の位置が悪かったのか崩れたのが残念。

③カニピーラー 期待のダークホースにまさかの暗雲が!?

 カニの殻むき道具を検索していて出会ったのがこちら、カニピーラーさん。なんでも野菜の皮をむくようにカニの殻が剥けてストレスフリー! という噂を聞きつけ今回新たに購入しました。

  • ▲この波型の刃がポイント。

 ワクワクドキドキでピーラーを持っていざカニと向き合ってみると……。アレ? ピーラーじゃ肩肉から脚がはずせない……ぞ……。

 いやいや、ここはまぁ素手でね、最初ぐらいはね……。とポキってから棒脚部分にピーラーをあてがってみました。すると……

  • ▲おお……! 剥ける!
  • ▲何度やっても大変綺麗に殻だけスルリ。

 綺麗に殻の部分だけススーっと剥けるではありませんか! 楽しく2本3本と剥いてゆき、次は爪下だぁ! と爪下にチャレンジしたところで……

  • ▲カリリと表面に傷はついたが……。

 棒部分より硬い爪下には、今までの3本よりも強い力で引くことが要求され、非力&びびりな私にはピーリング出来ませんでした。

 結果、棒3本を剥いたところで他部分には太刀打ち出来ず、タオルを投げ入れることに……。

  • ▲ここまで2分で試合終了。

 カニピーラーは感動的ではありますが、“カニを殻のまま入れて、出汁もとりたい! そしてその後はすぐに食べやすい状態にしたい!”という状況に最適商品で、そもそもこのRTAには向いていなかったんや……。

結果と総評

1位……10分30秒 キッチンバサミ
2位……12分38秒 素手&カニフォーク
リタイア……カニピーラー

 キッチンバサミさんが速さだけでなく、美しさと食べやすさも兼ねて圧倒的な力を見せつけました。

 しかし素手さんの手軽さは他の追随を許さないですし、どんな細い部分のカニ肉も逃さないカニフォークさんにプロ意識の高さも頭が下がります。

 残念ながらリタイアとなったカニピーラーさんには、楽しいカニ鍋の未来を見せて貰いました。それぞれの道具を駆使する事で、あなたのカニライフは輝きを増してゆくはずです。みんな違ってみんないい!

 でも……カニ剥きはやっぱり疲れます。そんな疲れた体力の回復といえばポーション……そう、やっぱり最強はカニポーション(むき身)だな!

  • ▲嬉しいと自然とざんまいポーズになるものです。

 こんなに食べやすくて最高なカニポーションが楽天では多種多様に取り揃えられていて、選ぶのも楽しい! 殻付きは少ないですが、ハサミセットなどもあり、RTAにチャレンジしたい方はそちらもおすすめです。


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