ゲーム『幻日のヨハネ BitD』4つの注目ポイントを紹介。ランダムエリアや武器の創造(キャスト)が飽きない冒険を作る

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 インティ・クリエイツが贈る、11月16日に発売されたPS5/PS4/Nintendo Switch/Xbox Series X|S/Xbox One/PC(Steam)向け2Dアクション『幻日のヨハネ -BLAZE in the DEEPBLUE-』。現在、あらゆる要素が楽しめる体験版が配信中です。

 そこで本記事では、本作が気になっている方向けに以下の4つのポイントを中心に紹介したいと思います。

『幻日のヨハネ -BLAZE in the DEEPBLUE-』4つの注目点

 体験版を未プレイという方は、ぜひ本記事を読んでからプレイしてみてください!

※本記事はインティ・クリエイツの提供でお送りします。

探索範囲が広がっていく楽しさが味わえる。レベル要素がなくてもアイテムがあれば大丈夫

 本作、基本的にレベルを上げて強くなる……というよりも、ダンジョン探索&敵を倒して入手できるアイテムを駆使して強くなっていく、という形で進めていくこととなります。

 そのため、普段から戦いがあるゲームをあまり遊ばない人からすると「レベリングシステムがないと不安……」と感じるかもしれません。が、安心してください。

  • ▲ゲーム開始時の初期ステータス

 敵を倒せば倒すほど“素材”と“お金”が入手でき、素材は“創造(キャスト)”システムで武器や装備アイテムに使用。お金は回復・強化アイテムを購入するのに使います。それらを駆使することで、ヨハネが探索できる範囲が広がっていくので達成感も得られます。

 ヨハネにレベルの設定こそないですが、倒せば倒すほど武器や装備やアイテムが充実していくので、伴ってステータスは上昇。着実に強くなっていくので、アクション初心者でもプレイしやすい印象です。

  • ▲装備品でHPやDPも増えていきます。

 また、序盤の弱めの敵をずーっと狩り続けて色々素材とお金を集め、強化してから先へ進むというプレイも可能です。

 アクション要素に不安を抱いている方は、とにかくお金を貯めて回復や強化アイテムを大量に買い込むことで、安全に先へ先へと探索できます。そして、より良い素材とお金が集まり、更に奥へと探索できるようになる……という流れで進められるのではないでしょうか。後述する“創造(キャスト)”も、冒険の大きな助けとなってくれます。

 海底遺跡だけでなく神殿や沈没船、海底火山など、ヨハネを待ち受けるロケーションは多岐にわたっているので、冒険の楽しさを味わってほしいです!

ランダム×ランダムで飽きない冒険を

 ヨハネが挑む海底ダンジョン内にはランダムで変化するエリアが存在。探索を飽きさせないためのシステムかな? と思っていたのですが、何度かプレイしているうちにとあることに気づきました。ランダムエリアに発生する宝箱の中身が違う……! そもそもランダムエリア内に宝箱が発生するかしないかもランダムですし、発生した宝箱の中身もランダム!

 初めてプレイした時、ランダムエリアを進んでいて「次はどんなマップかな?」とワクワクしていたものですが、ランダム宝箱の存在に気づいてからは「宝箱あるかな……」という新たなワクワクも追加されました。そのおかげで(?)、ちょっとランダムエリア通ってみようかな? となり、やや中毒性を感じました(笑)。

 ランダムエリアは簡単! というエリアから、ノーダメージで抜けるの難しいな……というエリアなどいくつか種類がありました。

 後者の場合、HPが減っている時は結構ドキドキするので刺激的な要素でもあります。ハラハラ感を味わいたい方はぜひ、体力が減った状態で潜ってみてください。

強くなるためには“創造(キャスト)”システムを使いこなす!

 素材を合成させることで、武器やアクセサリーといった装備品をいつでも創り出すことができる“創造(キャスト)”システム。その中でも注目したいのが、個性豊かな武器たちです!

 武器は大きく分けて、下記の4種類です。

・攻撃のラグが少なく連射が出来る“ソード系(剣、短剣など)”
・攻撃のラグは大きいが高火力を誇る“アックス系(大斧、大剣など)”
・連射が効き画面端まで届く遠距離武器“ダガー系”
・軌道にややクセはあるが安定した火力を出せる遠距離武器“クロスボウ系”
・本作屈指のクセ武器!? “蛇腹剣”

 この創造システム、いつでもどこでも、たとえボス戦中であっても武器やアクセサリーといった装備品を創り出せるのがかなりの良ポイント。好きな武器を使い続けるのはもちろん、敵やボスの戦闘スタイルによって、ソードからクロスボウに武器を変更して戦うといったプレイをすることができるのが特徴です。

 武器種類を参考に、連射が良いのか? それとも遠距離が良いのか? いやいや、ここは高火力が良いのか? と試して、最適な武器を見つけてもらいたいです。人によって変わってくる部分かもしれませんね。オーソドックスなソード系は連射がしやすいので、操作感が気に入るプレイヤーも多いかもしれません。

 と、締め括って終わりたいところですが……ここで語りたいのは、本作屈指のクセ武器である“蛇腹剣”です!

 この蛇腹剣ですが、剣身が蛇腹になっており、ムチのように攻撃できる武器。カッコイイ。射程は剣より長いけど攻撃のラグが少し大きいという、他と比べてちょっとだけクセがある武器です(大事なことなので3度書きました)。

 そのため、体験版をプレイした人でも、一度試して射程がほぼ同じで高火力のアックス系か、高射程のクロスボウ系でいこう……と、ほかの武器に変えてしまった人も多いと思います。

 ですが、実は蛇腹剣……唯一、斜め攻撃が可能な武器になっています!

 本作の武器は基本的に横への攻撃のみとなり、前か後の2方向攻撃に限定されます。しかしこの蛇腹剣は、そこに加えて斜め上と斜め下の4方向攻撃が可能。つまり合計6方向の攻撃ができるので、知らなかったという方は使ってみてください。

 この斜め攻撃ですが、飛んでいるボスに対しても比較的簡単に攻撃を当てられるので、試してみる価値アリです。初見ではロマン武器というイメージを抱きましたが、使いこなせると強いんです。これは練習したい。

個性豊かな仲間アクションの新たな可能性!?


 
 アニメでおなじみのメンバーが登場し、それぞれのキャラクター性を活かした個性豊かなアクションでヨハネの冒険をサポートしてくれます。

 探索を進めれば進めるほど新たな仲間を見つけて救出することができるので、仲間の能力を使って新たな道を見つけられるほか、アイテムが見つかることも。探索要素の拡張に欠かせない存在です。

 ということで、一部を改めてご紹介。このように、石で閉ざされていた場所を“カナン”の“ロボット・トノサマ”で割って突破できるほか、トゲ地帯を壊して進めたり、電気をつけたりと、ありがたい能力が揃っています。

 また、サポートがあるのは探索だけではありません。仲間たちの攻撃には炎や冷気などの属性が付与されている攻撃アクションもあります。

 その場合、各ボスに対して弱点を突くことが可能です。ここではどの武器で攻撃すればいいのか? どの仲間のアクションで攻撃した方がいいのか? と、試行錯誤している時間も楽しいです。

 仲間のサポートは時に意外な使い方があることも。たとえば、遺跡に登場するボスは大きな盾でガードしてくるのが特徴で、この大きな盾でガードしているときは攻撃が一切通りません。序盤で出会ってしまうとかなり苦戦を強いられるボスです。

 ここで活躍するのが、最初に救出した“チカ”の能力! 彼女の能力は“バップガン”で道を塞ぐブロックをどかすことができるという能力ですが、実は遺跡のボスの大きな盾を吹き飛ばすこともできます!

 このように、一見ボスに対して効き目なさそうだな? というようなアクションでも、有効的に作用する場面がいくつか隠されています。

 どうしても倒せない、苦戦している……となった場合は、今まで使用していなかったアクションが打開策になるかもしれません。

飽きない周回ではなく新しい周回が楽しめる作品!

 本作を何度か遊んでいるうちに、自身の装備品がガラッと変わっているという部分に気づきました。ランダム性の高いシステムによって、入手できる素材が結構変わってくるためでしょうか。

 前回プレイしたときに創造した装備品……実は結構レアだった? などといった色々な発見ができて、飽きる飽きないではなく常に新鮮で楽しいプレイが楽しめました。「そのとき持っている物でどう突破するかを考える」という楽しさ、ハマる人はとことんハマると思います。

 今回は4つのポイントを紹介しましたが、とにかく2Dアクションが初めての人でも遊びやすい設計になっている印象です。インティ・クリエイツ作品を追いかけている筆者も思わずのめり込んでしまいました。

 そしてサイドビュー形式の2Dアクションゲームで『幻日のヨハネ』の世界観が楽しめる作品はオンリーワン……原作ファンの方は特に遊んで損はないと思います。

 紹介ポイントすべて、配信中の体験版にて体験できます。本記事を読んで興味を持った方は、ダウンロードして遊んでみてください!

©PROJECT YOHANE
©INTI CREATES CO., LTD.
©HAPPINET

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