感想:アニメ『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』7話。2020年代のイラストを見て「かわいい」とつぶやくかおりの顔がかわいい。ラストはマジで予想できない展開

カワチ
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 TVアニメ『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』の第7話“雨降って地固まる”の感想をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』第7話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことをオススメします。

Clarisの“コネクト”が!?

 前回の第6話では社長のてんちょーがプロデューサーのイチガヤに騙され、アルコールソフトが10億円の借金を背負うことになることが描かれました。第7話は美少女の力を信じるコノハが未来を知る自分の力を使って、仲間たちと“最高のゲーム”を作る姿が描かれることになります。

 第7話は展開自体はもちろん、脚本を『あやかしびと』や『Fate/Apocrypha』の東出祐一郎さんが手掛けているということで、氏のファンである筆者はそちらも楽しみにしていました。

 この第7話で最初に驚いたのは、守からアルコールソフトのみんなを説得するように命じられたときのコノハの行動。自分を鼓舞するために彼女が聴いた曲がClariSの“コネクト”。この“コネクト”は『魔法少女まどか☆マギカ』の主題歌で、そのストーリーは暁美ほむらが親友の鹿目まどかを救うために何度もタイムリープをするという内容だったので、今回のコノハが聴くにはピッタリの曲だったのではないかと思います。ただ、『魔法少女まどか☆マギカ』のハードな展開を知っていると、少し不安になります(笑)。

 タイムリープしてきたことは隠しつつ、みんなに2020年代のイラストを見せて売れるゲームを作ろうと訴えるコノハ。彼女のイラストに社員一同が驚きますが、そのイラストがいかにすごいものか表現する方法は必見。

 それは、糸目で人目が見えないかおりが思わず「かわいい」と瞳を輝かせてつぶやくという演出。彼女が心の底から感動していることが伝わってきましたし、なにより瞳を開けたかおりがかわいすぎました。「かわいい」と言っている彼女のほうがかわいいのがズルい!

 コノハのイラストに感動する社員たちですが、彼女のイラストはレイヤーが200枚もあると知ったかおりは、パソコンがフリーズするから無理だと難色を示します。しかし、そのことを見越していた守はPC9821を8台つなぎ合わせたオクタコアを用意していました。さすが守! というか、このマシンを売ったほうが儲けることができるような……(笑)。ただ、自分はこういったアニメならではの無茶な展開は嫌いではないですし、一致団結する仲間たちの姿を見てテンションも上がりました。

 また、シナリオや販売の方法も興味深かったですね。ヒロインの数を増やして「この世界にいつまでもいたい」と思わせる世界を作るという手法や、豪華な特典付きの限定版を制作するという手法を提案するコノハが頼もしく見えました。当時の販促品の主流がテレカだというセリフが出てきたときには時代を感じさせましたが(笑)。

 ヒロインの数が増えればシナリオの量も増えますが、悪態を吐きながらもやる気を出すシナリオライターのキョンシーは格好良かったですね。キョンシーに感化される後輩のキキララたちの姿にもグッと来ました。

 豪華な特典についても、単純に売上が上がるという理由ではなく、コノハが自分だったら欲しいと思っていることを伝えるなど、根底にあるのが美少女ゲーム愛だったのがうれしかったですね。

 最初は借金返済のために売れるゲームを作ろうと頑張っていたアルコールソフトのメンバーが次第に面白いゲームを作るために奮闘していく姿はこちらも応援したくなりました。

 働いていた銀行が潰れたあとアルコールソフトの広報として働くことになった橋本が、コノハの姿を見て「この会社は大丈夫」と前向きな笑顔を見せるシーンも印象的でした。

 また、社内が盛り上がっていくのもアツかったですが、今回よかったのはてんちょーですね。借金を作ってしまった彼ですが、かおりたちから許されてホッとしました。10億もの借金を作ったてんちょーがどのような形でほかのメンバーに許されることになるのかは、ぜひアニメをチェックしてみてください。てんちょーだけでなく、プロデューサー・イチガヤの意外な一面も……。自分は今回の第7話ではいちばんグッと来たポイントでしたね。こういうのに弱いです……。

 そして、サプライズだったのはラストの展開。かなり驚く展開が待っているので、なにがあったのかは伏せますが、思わずモニターの前でツッコんでしまいました。うーん、次回はいったいどうなるんでしょう? まったく予想がつかないのでめちゃくちゃ楽しみです!!


カワチ:RPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。


©若木民喜/みつみ美里・甘露樹(アクアプラス)/16bitセンセーションAL PROJECT

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