『ポケットに冒険をつめこんで』5話感想。カビゴンおやじの心を動かすため、まどかが見つけた解決策とは!?
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毎週木曜日、深夜24時30分からテレビ東京系列にて放送中のドラマ『ポケットに冒険をつめこんで』第5話の感想を紹介します。
本作は、1996年にGB用ソフトとして登場して大ヒットし、現代まで続く人気シリーズとなったRPG『ポケットモンスター(ポケモン)』をテーマにしたオリジナルドラマです。
大人になって久しぶりに手にした『ポケモン』をきっかけに生活に小さな変化が起き始める赤城まどか(西野七瀬)を主人公に、心温まる物語が展開していきます。
本記事では、ゲームになぞらえたドラマならではのオリジナル画面を始め、『ポケモン』要素が盛りだくさんのドラマの感想を紹介します。
第5話 感想
コイキング社員の小出くんを進化させ、仕事と家庭のストレスを抱える小薬さんの問題を解決したまどか。
今回の第5話では、まるでカビゴンのように通せんぼする、気難しい町内会会長の説得が描かれることになります。
商店街を盛り上げたい!
今回、ADventure一同は、ネムロ商店街と呼ばれる寂れた商店街を活性化させるプロジェクトに携わることになります。
どうやら最近近くにラグビーチームが拠点を移してきたので、これを機会に、商店街をラグビーロードにして町起こしをしようとしているようです。
ADventureは広告代理店ですが、こういう仕事もするのですね。今回は社員が総力を挙げて取り組む、大きなプロジェクトとなるようです。
仲介してくれた役所の職員も交え、商店街の方々への説明会へ参加したまどかたちですが、そこで出会ったのが、今回の鍵となる、商店街の会長・川平権蔵さん。
彼はどうやらプロジェクトの内容に納得いかない様子で、説明会中に寝てしまいます。彼の賛成が得られないと、プロジェクトは先に進めることができません。
ゲームでは簡単だけど……
まどかは、そんな会長を見てカビゴンを連想します。ゲームでのカビゴンは、“ポケモンのふえ”というアイテムを使えば目覚めさせることができ、先に進めるようになります。
ゲームならそれでいいのですが、果たして町内会に居座るカビゴンおやじは、どうすればいいのか。まどかの奮闘が始まります。
ちなみに今回、唐沢空くんが笛で『ポケモンSV』のテラレイドバトルのBGMを吹いてくれます。これは、『ポケモンSV』で導入された新要素で、4対1で戦うコンテンツ。彼はまどかと違い、しっかり最新作をやり込んでいるようですね。
再度挑戦するも……
解決策の見えぬままの再プレゼン。今回は桧山景明が“手土産”としてお高い日本酒“こうら”を渡すのですが、これも失敗します。
どうやらそう簡単にはいかないようです。ただ、日本酒はしっかり受け取っていたようですが。
まどか、解決策を見つける!
そうしたなか、商店街を回っていたまどかは、この商店街が子どもたちが集まる憩いの場所として機能していることを知ります。
駄菓子屋でお菓子を買ったり、コロッケを買い食いしたり、集まってゲームをしたりする風景が、まだ当たり前に残っていました。それらはすべて、子供が安心して遊べるようにという、権蔵さんによる発案であることがわかります。
あらためて『ポケモン』をプレイしたまどかは、カビゴンがいた先の敵が強いことから、カビゴンは実は強い敵から守ってくれていたのではと思います。
そのことを踏まえ、新たなプレゼンを発案するまどか。そして、社員総出で取り掛かった新しい企画内容は、ついに町内会の町長さんの心を動かし……。
といったところで、今回は全員が力をあわせ、困難を乗り切ることができました。社員同士の絆も深まった感じで、最後はみんないい笑顔をしていましたね。
ただ、プレゼンでも『ポケモン』でもまどかに遅れをとった桧山は、胸の奥になにやら炎をくすぶらせているようです。
次回のエピソードでは、彼の物語が展開するようなので、今から楽しみ。2人の間にロマンスは生まれるのかも気になるところ。とはいえ、西野七瀬ファンとしてはあまり見たくないかも……。
まどかの『ポケモン』進捗は?
今回はチーム全体のお話で、とくに誰かをフィーチャーしたエピソードではなかったので、演者については省略。
そしてゲームの進捗についても、カビゴンはゲーム的にはまどかはすでに通過しているはずなので、どれくらい進んでいるのかもわかりませんでした。
ただ冒頭の場面では、桧山が16番道路のカビゴンで詰まっている場面もありました。彼の進捗は、まどかよりちょっと遅れている感じでしょうか。詰まっている桧山に、まどかが「教えてあげようか?」と言ってましたし。
そんなカビゴンは、12番道路と16番道路で通せんぼしているポケモンで、“ポケモンのふえ”で目覚めさせるとバトルになります。冒険の途中で2匹しか登場しない貴重なポケモンなので、慎重にいきたいところです。
『ポケットモンスター スカーレット』
『ポケットモンスター バイオレット』
『ポケモンセンター スカーレット・バイオレット』ダブルパック
※画像は公式Xのものです。
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