映画『ガンダムSEED FREEDOM』イベントレポートが到着。保志総一朗「ここからがスタート。これからのキラ・ヤマトを演じるのが楽しみ」

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 劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が2024年1月26日より公開することを記念して、TVシリーズ『ガンダムSEED』と『ガンダムSEED DESTINY』を振り返るイベント“機動戦士ガンダムSEED FESTIVAL ~CONNECT あの時代(とき)を超えて~”が11月19日に開催されました。

 保志総一朗さん、田中理恵さん、石田彰さん、鈴村健一さん、下野紘さんのキャスト陣のほか、T.M.Revolution、玉置成実さんが登壇。キャスト陣による生アフレコや『ガンダムSEED』シリーズ楽曲の生披露など、20年を振り返る豪華企画が実施されました。

 さらに、第4弾PVと共に劇場版主題歌は西川貴教 with t.komuroの『FREEDOM』であることとや、2月には新イベントが開催されることなどが発表されました。

“機動戦士ガンダムSEED FESTIVAL ~CONNECT あの時代(とき)を超えて~”概要

日時:11月19日(日)18:00~20:00
会場:文京シビックホール 大ホール(東京都文京区春日1-16-21)
登壇者(敬称略):保志総一朗(キラ・ヤマト役)、田中理恵(ラクス・クライン役)、石田彰(アスラン・ザラ役)、 鈴村健一(シン・アスカ役)、下野紘(オルフェ・ラム・タオ役)、T.M.Revolution、玉置成実

 以下、リリース原文を掲載します。

“機動戦士ガンダムSEED FESTIVAL”イベントレポート

 新世代のガンダムシリーズとして一世を風靡した「ガンダムSEEDシリーズ」振り返りイベントということで満席となった会場には、ゲストたちの登場を今か今かと待ちわびる空気で包まれていた。

 『ガンダムSEED』TVシリーズを振り返る映像が映し出され、T.M.Revolutionの「INVOKE -インヴォーク-」生披露で本イベントの幕を開けた。

 『機動戦士ガンダムSEED』よりアスラン・ザラ役の石田 彰、ラクス・クライン役の田中理恵、そしてキラ・ヤマト役の保志総一朗、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』ではシン・アスカ役の鈴村健一が加わり、映像と共に豪華キャストの生アフレコによる振り返りライブが始まった。

 続いて玉置成実による『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のエンディングテーマ「Reason」が披露され、『機動戦士ガンダムSEED』のオープニングテーマ「Believe」と「Realize」のSPメドレーが披露された。

 20年越しの「SEEDシリーズ」完全新作がいよいよキックオフとなるが、今の心境を聞かれると保志は「皆さんの妄想を覆す『ガンダムSEED』が待っています。自分も完成版を見るのが楽しみです。」と語り、新作を待ち望むファンに向け期待を煽った。

 再びT.M.revolutionが登壇し、「ignited -イグナイテッド-」(『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』EDテーマ)、「Meteor -ミーティア-」(『機動戦士ガンダムSEED』挿入歌)を披露。見事なパフォーマンスでファンのボルテージも最高潮に達し、大いに盛り上げた西川と玉置。

 楽曲面で「SEEDシリーズ」を長年支え続けた両者だが、新作が決まった時の心境について聞かれると、西川は「本当にここまで粘り強く戦って参りましたね、ここにいるのは我々の同胞だと思っております。この瞬間を迎えるようになるなんて夢のようです。待ち続けて参りました!! 世界のいろんな状況が変化している中で、20年前は遠いどこかで起きている出来事を俯瞰で見ている感じだったのが、今は世界のどこかで同じようにそれぞれがそれぞれの正義を持って戦ったりしていて、我々が日本から表現という形でこの作品を通じて次の方に渡していくという責任を託されているような、そんな思いもしております。」

 玉置は「やっと! またみんなに会えるんだと思うと嬉しい。『DESTINY』のそのあとはどうなっているのか楽しみで仕方ありませんでした」とコメント。

 続いてイベントは劇場版パートへ。劇場版の新キャラクター、オルフェ・ラム・タオ役の下野紘が初登壇し、「(前半の朗読パートやライブパートで)会場が大盛り上がりの様子を楽屋でドキドキしながら見ておりました。新参者ではございますが、よろしくお願いいたします。」と「SEEDシリーズ」の初参加の喜びを語った。

 『ガンダムSEED』が放送された2002年にアニメ声優デビューを果たしたという下野は、第一線で活躍している声優が多数出演する『ガンダムSEED』を「ものすごくリアルな人間のドラマを描いた作品。そういう作品に、自分は劇場版という形で、20年の時を経て登場する新キャラクターとしてやらせてもらうんだと思うとプレッシャーがすごかったです」とコメント。

 その後、イベント当日解禁されたメインビジュアルの話題に。田中は「キラとラクスが同じ方向を向いていないのが印象的ですね」、保志は「言葉が意味深!」と、ビジュアル内に書かれたキャッチフレーズ「私の中にあなたはいます。あなたの中に私はいますか?」というメッセージについて言及。また、福田己津央監督からのビデオメッセージがキャストに向け送られた。

 パート終盤では、第4段PVの解禁と共に『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の主題歌は西川貴教が務めることが解禁され、西川貴教 with t.komuroとして小室哲哉との初のコラボレーション楽曲、「FREEDOM」が発表された。

 小室からのメッセージが届き、このスペシャルなコラボに西川は「この作品を完結させるにあたり、これまでのガンダム作品の楽曲に触れさせていただく中で沢山考えました。いろんな時代を紡いできた様々な楽曲があって今がある。このタイミングで僕なりの時代を紡ぐ楽曲をお届けできればということを考えた中で、小室さんとこのコラボレーションが実現しました。」と、続編完成への長年の想いを吐露した。

 そんな歴代の『SEEDシリーズ』のテーマソングを努めてきた西川が、本作の主題歌を務めることについて、保志は「PVもかっこいいしもっと聴きたいのに!と思い、会場に流れるBGMに耳をすませておりました。TM NETWORK世代なので、『ガンダムSEED』でこのコラボが起きたことにすごく感動しております。」と胸の内を明かした。

 最後に登壇者が一言ずつ挨拶。

保志「ずっと待ち望んだ劇場版『ガンダムSEED』。ここからがスタート。これからのキラ・ヤマトを演じるのが楽しみです!」

田中「劇場で3回と言わず、ぜひ10回ぐらい見ていただきたいなと思っております! 皆さん楽しんでください。」

石田「『SEED』のリスタートと言いますか、20年の時間を持って公開ということになりました。待っていただけた人がこんなにいるかと喜んでおります。公開まで今暫くお待ち下さい!期待を重ねていただければそれに応えることができる作品だと思っております。」

鈴村「今回、『FREEDOM』が公開されたらきっとまた思い出が刻まれて、長い年月をかけてみんなの思い出になっていく。作品は人生を紡いでくれるものだなと感じました。とても素敵な作品です、楽しみにしていてください。」

下野「たくさんの声優の憧れであった作品が20年の時を経て、参加することができ光栄だなと思っております。まだ語れない部分が多いですが、感動を与えられる熱量を存分に込めた作品になっておりますのでお待ちください。」

玉置「久しぶりの皆さまに温かく迎えてくださり、いち『SEED』ファンとして楽しませて頂きました。絶対初日に観にいくと決めています。一緒に『SEED』を盛り上げていきましょう!」

西川「このような形で皆さんにまた新曲の発表をできることができてよかったと思っております。直接皆さんにお伝えすることができて嬉しく思っております。皆さんの応援をお待ちしております!」

 保志の「劇場版機動戦士ガンダムSEED!」の呼びかけに客席からの「FREEDOM!」という声が響き渡り、一体となった会場には拍手が包まれた。さらに2024年2月18日に「機動戦士ガンダムSEED FESTIVAL ~FREEDOM 新たな未来(とき)へ~」開催することがサプライズ解禁され、会場には再び歓声が響き、イベントは大満足の中、幕を閉じた。

劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』作品概要

2024年1月26日(金)全国ロードショー

■スタッフ(敬称略)
企画・制作:サンライズ
原作:矢立肇、富野由悠季
監督:福田己津央
脚本:両澤千晶、後藤リウ、福田己津央
キャラクターデザイン:平井久司
メカニカルデザイン:大河原邦男、山根公利、宮武一貴、阿久津潤一、新谷学、禅芝、射尾卓弥、大河広行
メカニカルアニメーションディレクター:重田智
色彩設計:長尾朱美
美術監督:池田繁美、丸山由紀子
CGディレクター:佐藤光裕、櫛田健介、藤江智洋
モニターワークス:田村あず紗、影山慈郎
撮影監督:葛山剛士、豊岡茂紀
編集:野尻由紀子
音響監督:藤野貞義
音楽:佐橋俊彦
製作:バンダイナムコフィルムワークス
配給:バンダイナムコフィルムワークス、松竹

■キャスト(敬称略)
キラ・ヤマト:保志総一朗
ラクス・クライン:田中理恵
アスラン・ザラ:石田彰
カガリ・ユラ・アスハ:森なな子
シン・アスカ:鈴村健一
ルナマリア・ホーク:坂本真綾
メイリン・ホーク:折笠富美子
マリュー・ラミアス:三石琴乃
ムウ・ラ・フラガ:子安武人
イザーク・ジュール:関智一
ディアッカ・エルスマン:笹沼晃
アグネス・ギーベンラート:桑島法子
トーヤ・マシマ:佐倉綾音
アレクセイ・コノエ:大塚芳忠
アルバート・ハインライン:福山潤
ヒルダ・ハーケン:根谷美智子
ヘルベルト・フォン・ラインハルト:楠大典
マーズ・シメオン:諏訪部順一
アウラ・マハ・ハイバル:田村ゆかり
オルフェ・ラム・タオ:下野紘
シュラ・サーペンタイン:中村悠一
イングリット・トラドール:上坂すみれ
リデラード・トラドール:福圓美里
ダニエル・ハルパー:松岡禎丞
リュー・シェンチアン:利根健太朗
グリフィン・アルバレスト:???


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