感想:『PUBG MOBILE』をARスマートグラス『TCL NXTWEAR S+』でプレイ。215インチの大画面で遊ぶバトロワは迫力最高!
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VRやAR技術が身近なものとなってきた昨今ですが、まだまだ体験したことのある方が少なく、どんなものかよく分からないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、簡単なセッティングだけですぐにARを体験できるスマートグラス『TCL NXTWEAR S+』のレビューをお届けします。
※本記事はTCLの提供でお送りします。
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スマートグラスってどんなもの?『TCL NXTWEAR S+』は最大215インチの迫力の映像が楽しめる!
スマートグラスは、見た目はメガネやサングラスのような形をしています。このレンズ部分にモニター機能を搭載しており、映像を映し出して楽しむことができるAR機器のひとつです。
『TCL NXTWEAR S+』は、パソコンやスマートフォン、ゲーム機などに接続し、まるで外付けモニターのような使い方ができるスマートグラスとなっています。
レンズに映像を映し出すと聞くと、ついつい小さい画面を想像してしまいがちですが、本製品では6m離れた場所に215インチ相当の画面を投影することが可能となっており、ホームシネマのような大迫力の映像を楽しむことができます。
モニター部分には、MicroOLEDを搭載した有機ELディスプレイを採用しており、発色が鮮やかで美しい映像が見られます。
気軽に持ち運べて、どこにいても映画やゲームなどのダイナミックな映像を楽しめるのが、この製品の良いところなんです。
『TCL NXTWEAR S+』は接続方法がシンプルで使いやすい! 初心者にもおすすめ
高性能なのは分かったけど、接続の仕方が難しいんじゃ……? と心配になった方もいるかもしれません。
かく言う筆者もAR機器を扱うのは初めてで、内心ちょっと不安だったのですが、接続方法はとってもシンプル。
『TCL NXTWEAR S+』は有線接続のみの簡単な仕組みで、使いたいときにケーブルを差し込むだけなので、複雑な操作などは必要ありません。
DisplayPort Alternate Mode(DP ALT)に対応した機器であれば、線をつなぐだけでそのまま使用できます。たとえば、一部のAndroidスマートフォンや、iPad、iPhone15以降などが対応しています。
無線接続ができない代わりに、バッテリーなどもないため、充電の手間がかかりません。そのぶん、本体の重量は86gと軽くなっています。
筆者はふだん裸眼で生活していて、メガネをかけ慣れていないため、耳が痛くなったらどうしようという心配もあったのですが、本体が軽量化されているおかげか長時間かけていてもあまり耳が痛くなりませんでした。
本製品には、近視用のレンズも付属しているため、ふだんメガネ着用で生活している方もそうでない方にもオススメしたいところ。
さらに、このレンズは磁気で取り付けるタイプになっており、簡単かつ手早くセットできるのがポイント。セッティングの手間の少なさ、使いやすさにトコトンこだわった製品となっています。
その他、本製品に同梱されているものは以下の通りです。
■内容物(ユーザーマニュアルに記載のもの)
・『TCL NXTWEAR S+』本体
・マグネットケーブル(USB Type-Cケーブル)DisplayPort Alternate Mode対応
・キャリーケース
・クリーニングクロス
・度付きレンズのフレーム
・ノーズパッド(取り外し可能)
・ドライバー
・ユーザーマニュアル(日本語対応)
『TCL NXTWEAR S+』にスマホを接続して実際に『PUBG MOBILE』をプレイ!
さっそく、『TCL NXTWEAR S+』をiPhone 15に接続し、『PUBG MOBILE』を遊んでみました。
実際にかけてみると、自分の視界の中にプロジェクタースクリーンが浮かび上がっているような感覚です。首を左右へ動かすと、そのまま画面が追いかけてくるのが、ちょっと不思議な感じがします。
画面はとにかく大きく、迫力は普通のモニターと比べると段違いです。さらに、スマートフォンでの映像と比べてみると、発色が鮮やかに見えます。
リフレッシュレートは120Hz対応のため、素早い動きが必要なアクションゲームやFPSゲームでも、カクつきの少ない映像でプレイできます。
このあたりは旧モデルの『TCL NXTWEAR S』よりも進化した部分なので、ゲームをより楽しめるようになっています。
大画面でプレイする『PUBG MOBILE』は迫力満点で、スマホでプレイするよりもゲームへの没入感が素晴らしかったです。
またプレイ中は画面をずっと見ておく必要がありますが、体勢を変えても画面も追ってきてくれるのでスマホでのプレイよりはある程度体の自由はありつつ遊べたのも印象的でした。
操作については、ちょっと慣れが必要な部分も。というのも、スマートフォン向けのゲームの場合、タッチ操作が主となるのですが、スマートグラスの映像には自分の指が映りません。
初心者である筆者は、自分が今どこをタッチしているのか確認するために、ときどきスマホの方を見る必要があり、少し難しく感じました。
とはいえ、このダイナミックなゲーム映像を知ってしまうと、もう元には戻れません。プロジェクターなどを揃えてホームシネマを楽しむ方たちの気持ちが、よく分かった気がします。
一度この便利さを知ってしまうと、手放せなくなってしまうかも……?
『TCL NXTWEAR S+』はシンプルな使い方でARデビューにぴったり!
筆者は今回がAR初体験だったのですが、そんな初心者でも扱えるくらい、接続方法や使用方法はとってもシンプル。日本語に対応したマニュアルも付いていますので、それを読みながらセッティングを進めていけば、誰でも手軽に使えると感じました。
今までARに触れたことがなかった初心者でも、この製品でデビューするのにピッタリという印象です。
対応機器についても、iPhone 15がUSB-Cに対応したことで、これからどんどんスマートフォンでもARを楽しめるようになりそうだという期待があります。
外出先でもダイナミックな映像を楽しめる、便利なデバイスとなっていますので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
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