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【ポケモンSV ゼロの秘宝】DLC“後編・藍の円盤”先行レビュー。歴代のパートナーや一部の伝説のポケモンまで登場!? 新要素“シンクロマシン”を遊んでみた

終末のバンギア。/市野ルギア
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 ポケモン歴は『ポケットモンスター 赤・緑』発売日からの週刊ファミ通でポケモン記事も担当していたミュージシャンゲーマーで編集記者がお届けしている『ポケットモンスター』シリーズのプレイレポート。

 12月14日(木)に配信が決定している『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット ゼロの秘宝』 “後編・藍の円盤”(以降、ポケモンSV ゼロの秘宝“後編・藍の円盤”)。その体験会にお邪魔しましたので、その模様をお伝えいたします。

  • ▲え!レックウザが!? 気になる方は記事をチェック

 多くのメディアが報道されると思いますので、このレポートは、『ポケットモンスター 赤・緑』からシリーズを欠かさずプレイしている筆者が感じたことや、とくに気になったところなど、私見を交えてのレポートを主体にしています。

 ストーリーのネタばれになる部分は一切触れませんので、よろしくお願いいたします。

『ポケモンSV ゼロの秘宝』“後編・藍の円盤”のテラリウムドームで見かけるポケモンたち

 『ポケモンSV ゼロの秘宝』“後編・藍の円盤”では“ブルーベリー学園”内に“テラリウムドーム”という海中庭園があります。そこは4つのエリアに分かれており、それぞれのエリアの土地や気候に合わせて様々なポケモンが生息しています。

  • ▲キャニオンエリアからの眺め! 綺麗に4つのエリアに分かれています。

 限られた時間の体験会で、私はまず4つのエリアにはどんなポケモンがいるのか見て回りました。

 まずはサバンナエリア。名前の通り、草原が広がるエリアです。今回の目玉のひとつに歴代のパートナーポケモンを野生で見つけることができるという、これまでのシリーズ作品をプレイして来た私も楽しみにしていることがあります。

※歴代のパートナーのポケモンたちとは、ゲームを進めることで出会うことができます。

 サバンナエリアでは、モクローやヒトカゲを見かけることができました。このほかにもナックラーやフライゴンなども見かけることができて、パルデア図鑑やキタカミ図鑑には載っていないポケモンがいるのは、やっぱり心が躍ります。

  • ▲ナックラーの生態を垣間見ることができました。
  • ▲沼地にはバルジーナの巣らしきところも!

 ちなみに各エリアには、休憩所が点在しており、ポケモンの回復などはセルフサービスで行います。自動販売機も置いてあって、そこでは回復系のどうぐや強化系のどうぐ、各種モンスターボール、食材などを買うことができます。

  • ▲各地の休憩所ではセルフ回復です。

 つぎに訪れたのはコーストエリア。ここ、雰囲気がなんとなくアローラ地方っぽいなーと思っていたら、ナッシー(アローラのすがた)やドデカバシ、そして極めつけはアシマリ!などなど、アローラ地方に生息するポケモンを多く見かけることができました。

  • ▲ドデカバシ!
  • ▲マーイーカやアシマリも!
  • ▲野生でのアシマリ出現はとっても新鮮!

 そして、ポーラエリア。ここは雪原なイメージでした。『ポケットモンスター ソード・シールド』で記憶も新しいジュラルドンやマホミルなどを見かけました。さらにポッチャマやミジュマル! ヒコザルやヒバニーなんかもいて、かなりテンションが上がりました!

  • ▲ジュラルドンやマホミルが!
  • ▲ミジュマルが群れで!
  • ▲ヒコザルやヒバニーが!

 最後に訪れたのはキャニオンエリア。ここでは、エアームドやチラチーノなどのほか、ゼニガメやポカブなどを見かけました!

  • ▲キャニオンエリアの高台ではエアームドたちが!
  • ▲ゼニガメ……寝てる!?

 ……とまぁ、訪れるだけで小躍りしそうな“テラリウムドーム”ですが、14日に配信されたらまたゆっくりと見て回るのが楽しみです。体験会だけでは発見しきれなかったポケモンがまだまだいるはずです。

『ポケモンSV ゼロの秘宝』“後編・藍の円盤”の気になる遊び要素を紹介!

 ひととおりエリアを見て回った私は、『ポケモンSV ゼロの秘宝』“後編・藍の円盤”での新しい遊びをいくつか体験してみました。ここからは気になった遊びを紹介します。

 まずは、シンクロマシンを使って、ポケモンとシンクロしながらフィールドを回ったりできるという遊び。これは、いままでにない新しい体験でした。

  • ▲まずはシンクロマシンを手に入れます。
  • ▲手持ちのポケモンとシンクロできます。

 テラリウムドーム内にいる研究員の研究のお手伝いをすることで“シンクロマシン”を入手すると遊ぶことができるのですが、文字通り手持ちのポケモンにシンクロして、ポケモンの目線になってフィールドを移動できます。

  • ▲Yボタンで攻撃できます。

 この感覚はとても新鮮! バトルはレッツゴーのおまかせバトルのようなスタイルです。大量発生での色違いのポケモンを狙うために、ポケモンを倒しているときにシンクロしていると楽しいかも……なんて思いました。

 つぎにリーグ部。ブルーベリー学園には“リーグ部”という部活を行う部屋があるのですが、ここでは『ポケモンSV ゼロの秘宝』“後編・藍の円盤”で貯めることのできる“ブルーベリーポイント(BP)”を、いろいろな部活に寄付して支援することで、様々な新しい要素を遊ぶことができるようになります。

  • ▲部室の支援ボードからいろんな支援ができます。

 また、特別講師としてパルデア地方にいるおなじみのトレーナーを呼び出して戦うことができるのですが、呼び出すことにより一緒に記念撮影なんかもできるようになるので、これも嬉しい遊びのひとつでしたね。

  • ▲パルデア地方のトレーナーたちを呼ぶことができます。
  • ▲ナンジャモと記念撮影♪

 ちなみに“ブルーベリーポイント(BP)”は“ブルーベリー・スペシャル・レクリエーション”。略して“ブルレク”という課外活動でのミッションをクリアするともらえることができます。いろんなミッションが用意されているので、各所を探索するときのついでに貯められそうだな……と思いました。

  • ▲“ブルレク”はいつでも挑戦することができます

 そして“ひこう”! これは伝説のポケモンであるコライドンやミライドンに乗って飛行するのですが、上昇することができる! これまでの滑空とは大きく違うところで、空を好き勝手に飛び回れます。

  • ▲ネリネの四天王チャレンジ!

 ブルベリーグ四天王ネリネの四天王チャレンジのときに一時的に“ひこう”できるようになるのですが、かなり気持ちいいです。公式サイトで言われているように、その力がいつか解放されるのを楽しみにしています。

極めつけ! 歴代の一部の伝説のポケモンが登場!

 最後に! 私にとって「極めつきだ!」と思ったお楽しみ要素をひとつ……。冒険を進めていくと登場する、おやつおやじ! この人からは、がんばってる人にご褒美として“おやつ”がもらえます。

※“おやつおやじ”とは“後編・藍の円盤”のエンディング後に出会うことができます。
※“伝説のポケモン”とは、ブルーベリー学園で行われる課外活動“ブルレク”をクリアしていくことで出会うことができます。

  • ▲おやつおやじはブルーベリー学園にいました。

 この“おやつ”をもらうと……なんと! パルデア地方に歴代の伝説のポケモンの一部と出会えるという代物なのです! 体験会では、レックウザが出現!

  • ▲おやつおやじのヒントを元にパルデア地方で探します。

 これはもう……私にとって感極まるほど嬉しいできごとでして……私の最推しポケモン、ルギアが出て来る可能性があるということです。いやいや……これは「待ってました!」としか言いようがありません。

 さて!『ポケモンSV ゼロの秘宝』”後編・藍の円盤”の配信開始まで、もう間もなくです。それまでにゲーム内のお金を貯めたり、“ひでんスパイス”を集めたりと、準備万端にしておきたいと思います。

  • ▲ツタージャも早く捕まえたい♪

 それでは、今回のレポートはこの辺で、つぎは『ポケモンSV ゼロの秘宝』“後編・藍の円盤”が配信されてから、またいろいろレポートしたいと思います。

●“市野ルギア”執筆レポート記事一覧

“市野ルギア”プロフィール

 フリーのミュージシャンで編集ライター。ポケモン歴は“初代”『ポケットモンスター 赤・緑』の発売日から。元『週刊ファミ通』の『ポケットモンスター』シリーズや派生ソフトの記事などを担当。自身のペンネーム&ハンドルネームである“ルギア”は伝説のポケモンのそれから拝借。

 ゲーム系の編集記者として多くの雑誌やムック本などを手掛けたほか、ミュージシャン&ギタリストとして、多くのオンラインゲームタイトルとのコラボ楽曲を手掛けた。

 自身の音楽ユニット“終末のバンギア。”では、電撃オンラインの配信番組のOP曲や、特撮系記事のレポーターを担当。最近ではカドアナから出しているNintendo Switchダウンロード専用ソフト『少年探偵団と丘の上の奇妙なカラクリ屋敷』のタイトル曲を担当。

 第2・第4月曜日21時より市川うららFM(PCやスマホで全国からも聴取できます)の冠ラジオ番組『終末のバンギア。のモノクローム・ミュージカ』(30分番組)を放送中!

『ポケットモンスター スカーレット』

『ポケットモンスター バイオレット』

『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』ダブルパック

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