誰とでも楽しめるカードゲーム 『バナナサンド あたまおしりゲーム』をレビュー。「ま」からはじまり「ほ」で終わる言葉は?
- 文
- カワチ
- 公開日時
KADOKAWAが販売・運営するアナログゲームブランド“カドアナ”より、『バナナサンド あたまおしりゲーム』が12月4日に発売されました。ここでは実際に本作をプレイしたレビューをお届けします。
『バナナサンド』の“あたまおしりゲーム”がカードゲームに!
バナナマンとサンドウィッチマンがMCのトークバラエティ番組・『バナナサンド』の人気ゲーム“あたまおしりゲーム”をカードゲーム化した本作。
どういうゲームなのかは番組公式サイトのYouTubeを観て欲しいのですが、子供からお年寄りまで楽しめる単純明快なルールでありながら、めちゃくちゃ盛り上がる作品になっています。
ルールとしては、ランダムに決まった“あたまの文字”と“おしりの文字”を聞いてリズムに乗りながら10秒以内に当てはまる言葉を答えるというもの。
リズムに関してはYouTubeで音源が公開されており、この音源を再生させれば番組と同じ雰囲気で楽しめます。
10秒以内に答えることができれば、あたまとおしりの間の文字数が点数になります。小文字や長音も1文字として数えて点数にすることができます。
より長い言葉を答えるほど高得点となるルールですが、実際にプレイしてみると、3文字の言葉も作れずにタイムオーバーになってしまうことがほとんど。
筆者も同席していた編集のkentさんもなにも出来ずに終わってしまうことが多々ありました。言葉を扱う仕事をしているのに!
筆者は最初から「ぱ」ではじまり「の」で終わる言葉を引いてつまづきましたが、記事を読んでいるみなさんはなにか思いつきますか? 筆者はいまだに思いつきません(笑)。
続いてkentさんが引いたのは「ね」ではじまり「あ」で終わるもの。半濁音の言葉よりは難易度が低いですが、「あ」で終わるのは難しいですね。筆者はネクロ●●リアという言葉を知っていましたが、さすがに黙っていました(笑)。
このゲームはその場にいるメンバーに通じるものであれば、人名や作品名などの固有名詞でもOK。しかし、逆にその言葉を誰も知らずに伝わらなかった場合は全員に説明したり、通るように説得する必要があります。
そういった博識を披露するのもおもしろさのひとつだと思いますが、さすがに会社の会議室でネ●●フィリアを説明したくない(笑)。
自分たちが不甲斐ないというよりは、咄嗟に単語が出てくるバナナマンさんやサンドウィッチマンさんがすごい! さすがテレビの第一線で活躍するみなさん……。
なお、カードゲーム版は、あらかじめ難しそうな文字を抜いておくことで難易度を調整できるので“ま行”や“ら行”といった単語を作るのが難しい言葉を山札から抜いて遊ぶのはありですね。
また、濁音や半濁音に関してはカードを引いていたとき、カードの向きに濁音や半濁音の文字が自分の方向に書いてあればそれに従うルール。
難しければ清音と濁音のどちらでもOKというルールに変えて遊べば難易度が低くなります。
10秒で答えるのが難しい場合は長い言葉が思いつかない人向けのヒントカードを使って遊ぶこともできます。
「あ」ではじまり、「り」で終わる言葉の例として6文字の「あじつけのり」が記載されていたりするので、少しずつヒントを出しながら、正解を答えてもらうのもおもしろいです。
こまかいルールとしては、「ん」のカードが出た場合は山札の切り直しが置きます。「ん」があたまの文字だったときは、全部のカードを山札に混ぜて切り直し、もういちどあたまの文字を決めることになります。
「ん」がおしりの文字だった場合は、そのまま「ん」がおしりの文字に。順番の人が答え終わってから全部のカードを山札に混ぜて切り直すことになります。
これから年末年始にかけて、親戚一同で集まるような機会が増えると思います。そんなときに本作を用意しておけば小さいお子さんを含めてみんなで盛り上がれるハズ。
楽しい気分になるクセになるリズムもいいですし、普段の知育にも良さそうですね。ぜひチェックしてみてもらえるとうれしいです。
ちなみにタイトルにも書いた「ま」ではじまり「ほ」で終わる言葉ですが、筆者は女優の牧瀬里穂(まきせりほ)さんが思い浮かびました。もっと長い言葉が浮かんだ人は、ぜひXにリプライしてくださいね!
製品情報
『バナナサンド あたまおしりゲーム』
- ジャンル:カードゲーム
- 価格:2,200円[税込]
- 発売日:2023年12月4日
- プレイ人数:2~
- プレイ時間:10分~
- 企画:株式会社KADOKAWA
©TBS
©KADOKAWA CORPORATION 2023
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