『陰の実力者になりたくて! 2nd season』10話感想。陰謀渦巻くオリアナ王国も気になるけど、そんなことより乳比べだ!

カワチ
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 アニメ『陰の実力者になりたくて! 2nd season』の第10話“籠の鳥”の感想をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『陰の実力者になりたくて! 2nd season』第10話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことをオススメします。

乳の格付けをするシドに笑ってしまう!【『陰の実力者になりたくて! 2nd season』10話感想】

 陰の実力者に憧れた少年がシド・カゲノーとして異世界に転生するストーリーを描いた『陰の実力者になりたくて!』の第2期シリーズ。第9話からはオリアナ王国を舞台に、シャドウガーデンのメンバー・666番になったローズの物語に。

 ローズが父親を殺めたのは彼女が国王になりたかったからだとシドが思い込み、さらにそんな彼女がドエム・ケツハットと結婚すると勘違いして暴走する展開になりました。

 今回は七陰の第五席であるイプシロンがシドと合流するところからストーリーがはじまります。イプシロンといえばスライムスーツで胸の大きさを盛っていることでおなじみですが、今回の第10話ではバルンバルンに揺れていましたね。ただ、シドはイプシロンが偽乳だと知っているので、彼女がわざとらしく胸を押し付けてきても平常心でした。

 表向きは作曲家、ピアニストのシロンとして活動しているイプシロンの弟子として王城に潜入したシド。ドエムにその正体を怪しまれてしまうものの、すさまじい腕前でお得意の『月光』を演奏して切り抜けるのはさすがだし、何よりこっそり権力者の金品をかすめ取るというブレなさを見せてくれたのも最高でした。

 また、このシーンではシドの格好いい姿を見て興奮するイプシロンにも注目。テンション高くカメラでシドを激写する彼女がただのファンみたいでしたね(笑)。

 その後にシドはメイドのマーガレットと知り合い、ローズが西の塔に閉じ込められていることを教えてもらうことに。マーガレットとの出会いではスライム率が100%のイプシロンとスライム率が0%のマーガレットの乳を比べるシーンも。簡単に負けちゃうイプシロンが不憫でした……。

 したたかなマーガレットはシドに城のお抱えピアニストにならないかと持ちかけますが、シドは「宗教の勧誘みたい」と興味なさげ。その後はマーガレットを慕う衛兵に絡まれますが、やはり「宗教って怖いなぁ」と完全にスルー。

 極めつけはローズと再会してから。婚約は彼女の本意ではなく、ドエムの策略にはめられていることが語られますが、彼はお菓子をむさぼりながら適当に相槌を打ちます。本当にこの男は(笑)。

 とはいえ、その後は、ドエムに脅されるローズの様子をしっかりと確認しているシド。いろいろとツッコミどころの多い行動を取る人物ですが、本人はとても優秀なんですよね。そんな彼は自分が盗んだ金品のなかに結婚指輪が入っていたことに気付きますが……?

 ドエムの策略を知ったシドが今後どのように事件に介入していくのか気になりますね!


カワチ:RPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。


©逢沢大介・KADOKAWA刊/シャドウガーデン

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