レノボの持ち運べるゲーミングPC“Lenovo Legion Go”はコントローラーの着脱&3つのプレイスタイルでゲームがもっと楽しくなる
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- ハチ
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先日レノボのハンドヘルドゲーミングPC“Lenovo Legion Go”とデュアルスクリーン2-in-1マルチモードPC“Yoga Book 9i Gen 8”が発表されました。ここでは製品発表会の様子と体験会で実際に製品を触れてみたレポートをお届けします。
製品発表会ではコンシューマー事業部 本部長 柳沼 綾氏が登壇し、これまでのレノボの歩みとこれからのビジョンをプレゼン。続いて、コンシューマー製品事業部 部長櫛田 弘之氏が登壇し、新作となる“Lenovo Legion Go”と“Yoga Book 9i Gen 8”の性能や使い方などを説明しました。
美しいグラフィックと3つのスタイルでゲームプレイが楽しめちゃう!
レノボ初のハンドヘルドゲーミングPC“Lenovo Legion Go” 。PCゲームはもちろん、コンソールやスマートフォンなどのゲームもプレイ可能となっています。プロセッサーは8コア/16スレッドのAMD Ryzen Z1 Extremeを、メモリには最新の7500MHz LPDDR5Xを16GB搭載。独自の冷却技術Legion Coldfrontにより、安定した動作でゲームを楽しめるのもポイントです! 急速充電に対応した49.2Whrの大容量バッテリーを搭載しているので、最大7.9時間のゲームプレイが可能なので、長時間ゲームプレイに没頭しても安心ですね。
8.8型ディスプレイは2560×1600の高解像度と144Hzの高リフレッシュレートでとにかく映像が美しい! タッチパネルになっているので、指での操作もできますよ。実際に持ってみると結構大きく少し重いなと感じましたが、ゲームプレイの快適さと映像の美しさは最高!! ゲーミングPCを持ち運ぶよりずっとコンパクトで軽いわけですし、旅行や出先でFPSやRPGを快適にプレイしたいという方には買って損のない1台かと思います。
コントローラーには、ホールエフェクトジョイスティックや十字ボタンなどのほか、ボタンひとつでゲームのライブラリが表示されるLegion Spaceボタンやタッチパッド、マウスホイールなどを搭載。手にすごくフィットするので、ゲームプレイがしやすい印象でした。そして、この“Lenovo Legion Go”のすごいところはコントローラーを自由に取り外しができ、プレイスタイルに応じた操作方法が選べるところなんです! 取り外し方は、コントローラー裏の下部分にあるボタンを押しながら引くだけ。スライド式ではないので、戻すときははめ込むようにして戻します。
コントローラーを外さない通常のハンドヘルドモード、コントローラーを外した軽い操作感のデタッチャブルモード、付属のコントローラードックを取り付けてマウスのように利用できるFPSモードの3つのスタイルでプレイ可能。ゲームやプレイスタイルに合わせて操作方法を選ぶことができます。ちなみにFPSモードのときにスティックが邪魔な場合、取り外すことも可能。もちろん、ディスプレイも自立しますよ。
私が一番いいなと思ったのは、ゲームプレイ中でも簡単にパフォーマンスなどの設定が変更できるところ。ボタンひとつで設定画面が出てくるので、ゲームにあわせてすぐに変更できるんです。わざわざホーム画面に戻って……というのは面倒になることもありますが、これならストレスなくサクッと変えられます。省エネモードやパフォーマンスモードなどのほか、自分でカスタマイズもできるので、こだわりの設定を作ることも可能です。こちらの設定を変更すると、モードにあわせて電源ボタンのライトの色が変わるのもわかりやすくておしゃれ!
Legion Goキャリングケースが同梱されているそうなので、別途ケースを購入する必要がないもの嬉しいですよね。XboxやAndroidのゲームプレイにも対応していて「Xbox Game Pass Ultimate」3ヵ月分も付属しているそうです。ここまで高い性能と持ち運びの快適さ、プレイスタイルを選べる着脱コントローラーは“Lenovo Legion Go”ならでは! 気になる方はぜひチェックしてくださいね。
【Lenovo Legion Go:主な仕様】
OS:Windows 11 Home 64bit(日本語版)
プロセッサー:AMD Ryzen™ Z1 Extreme
メモリ:16GB(7500MHz LPDDR5X)
ストレージ:512GB SSD
ディスプレイ:8.8型 WQXGA(2560×1600)IPS液晶、10点マルチタッチ対応
インターフェース:USB Type-C(USB4)×2、MicroSDカードリーダー、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
バッテリー駆動時間:最大約7.9時間 ※
本体寸法:約298×131×40.7mm(本体+コントローラー)
本体質量:約854g(本体+コントローラー)
販売価格:134,800円(税込)前後より
発売日:12月8日(金)
※ バッテリー駆動時間は、ご使用状況によって異なります。
デュアルスクリーンを備えた画期的なPC
“Yoga Book 9i Gen 8”は2つのディスプレイを搭載したYoga Bookシリーズの最新モデル。13.3型マルチタッチ対応OLEDディスプレイは、サウンドバーヒンジを介して360°回転可能。それぞれの画面に別々のアプリケーションを表示することはもちろん、ひとつの大きなディスプレイとしても利用可能となっています。2つのディスプレイは、上下・左右のどちら向きにも表示できるのが便利! 見た目にもとてもおしゃれで目を引きます。
付属のフォリオケースは折り紙から着想したそうで、折りたたむとスタンドになります。下画面にキーボードを表示することもできますが、付属のキーボードを置いてノートPCのように使用することも。ペンも付属しているので手書きもできちゃいます。この手書きしたメモを付箋のように画面に張り付けておくことも可能です。仕事はもちろん、絵を書いたり動画編集などクリエイティブな作業にオススメしたいPCとなっていました。
【Yoga Book 9i Gen 8:主な仕様】
OS: Windows 11 Home 64bit(日本語版)
プロセッサー:インテル® Core™ i7-1355U
メモリ:16GB(6400MHz LPDDR5X)
ストレージ:1TB(PCIe NVMe/M.2)
ディスプレイ:13.3型 2.8K OLED(2880×1800)×2
インターフェース:USB Type-C(Thunderbolt™ 4)×3
バッテリー駆動時間:約11時間(JEITA2.0) ※
本体寸法:約299.1×203.9×15.95mm
本体質量:約1.34kg
販売価格:382,800円(税込)前後より
発売日:12月8日
※ バッテリー駆動時間は、ご使用状況によって異なります。
“Lenovo Legion Go”と“Yoga Book 9i Gen 8”、どちらも個性的な製品に仕上がっており、年末の注目アイテムになってきそうですね。
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