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映画『ダンジョン飯』舞台挨拶でマルシルの絶叫やライオスの威嚇が話題に。食事描写は、収録中にお腹が鳴りそうなほど神作画!?

カワチ
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 TVアニメ『ダンジョン飯』の劇場先行公開版『ダンジョン飯 ~Delicious in Dungeon~』の公開記念舞台挨拶が東京・新宿バルト9にて12月10日に開催。

 ライオス役の熊谷健太郎さん、マルシル役の千本木彩花さん、チルチャック役の泊明日菜さん、ファリン役の早見沙織さんが登壇しました。ここではその模様をレポートします。

食事シーンの収録は、思わずおなかが鳴る!【ダンジョン飯舞台挨拶レポ】

 『ダンジョン飯 ~Delicious in Dungeon~』は2024年1月より放送されるTVアニメ『ダンジョン飯』の3話までを編集し、3週間限定で劇場公開している作品です。

 この日は登壇するメンバーがおそろいのTシャツで登場。MCを務めたKADOKAWAの宣伝プロデューサー・大喜多州統さんによると売り物では無いそうですが、プレゼント企画などを考えているとのこと。ぜひ公式Xをフォローしておきましょう。

 今回のイベントですが、TVアニメのアフレコは、すでに2022年の冬よりおこなわれていたということで、登壇したキャスト陣はついに作品をお披露目できることに感慨深けな様子を見せました。

 とくにファリン役の早見さんは『ダンジョン飯』のイベントには初登壇ということで、参加できることをよろこんでいました。

 また、「3話だと、まだファリンもちょっと登場している感じ」「これからどんなファリンが出てくるのか楽しみにしていただきたいです」と含みを持たせる発言も。すでに原作を読んでいるファンは、この発言にニヤリとするのではないでしょうか。

 もともと原作ファンであるという泊さんは、アフレコ現場が楽しい雰囲気だったため、その雰囲気に呑まれないようにするのが大変だったと振り返りました。和やかなムードのなか、あえてトゲトゲしているチルチャックを演じるのが難しくも楽しかったそうです。

 同じく原作が大好きだという千本木さん。原作ファンだからこそマルシルの演技に悩んでいたことを明かしました。熊谷さんが、上映中にマルシルが叫ぶシーンで大きな笑いが起こっていたことを伝えると、会場からも拍手が巻き起こりました。

 そんなマルシルに続き、ライオスも威嚇のために叫ぶシーンがあったという話題に。このシーンの収録が一発OKだったと言う熊谷さんは、ライオスはふざけているのではなく、いたって真剣に威嚇していることを忘れずに演じたことを振り返りました。

 ほかのギャグシーンで笑いをとるように演じたとき、音響監督に「すべってたね」と言われてしまったことも明かしました。

 続いて、『ダンジョン飯』に登場する料理が美味しそうという話題に。熊谷さんはアニメでは温度や匂いまで伝わってきそうなほどのクオリティだと絶賛し、アフレコ中にキャスト陣がお腹を鳴らすこともあったことを打ち明けました。

 さらに熊谷さんは3話の幼いころのライオスとファリンが話すシーンの演出が印象的だったことを話し、早見さんも、このシーンは野生的、かつ楽しげに演じるようにスタッフから指示されたことを振り返りました。

 第3以降の展開について、千本木さんは原作と同じようにマルシルの髪型が変わっていく様子に注目してほしいと伝え、熊谷さんはこれからどんどんストーリーが面白くなり、戦闘も迫力のあるシーンが増えていくことを語り、ファンの期待を煽りました。

劇場版用に作り直している音響も必聴!【ダンジョン飯舞台挨拶レポ】

 今回の『ダンジョン飯 ~Delicious in Dungeon~』は劇場環境に合わせて音響を作り直して上映していることも明かされました。

 光田康典さんが手がける劇伴は、日本に奏者が3人ほどしかいない楽器や、電気を使わない楽器が使われるなど、とても凝られて作られているので、リピートして鑑賞しようと思っている人は、より音楽に集中してみるとおもしろいかもしれません。

 また、劇場ではBUMP OF CHICKENのオープニング主題歌“Sleep Walking Orchestra”がフルで聴けるとのことで、千本木さんは公開初日にさっそく聴いたそうです。

 非公認(笑)ではありながら、勝手に宣伝大使を自称して全力で『ダンジョン飯』を応援している熊谷さんは12月11日にリリースされる楽曲の宣伝をしながら、BUMP OF CHICKENのファンにも作品を楽しんでほしいと情熱を伝えました。

 最後の挨拶では早見さんは「いろんな意味で驚かれるかと思います」と今後の展開を匂わせ、泊さんはオンエアでお腹が空くことを予想して「私も白飯を用意して観たいと思います」とコメント。

 千本木さんは「この先もぜんぶ面白いので、安心して楽しんで欲しいです」と語り、熊谷さんはすでにファンからの声が届いており、ライオスが“ちゃんと気持ち悪くて安心した”と言われていることにツッコみつつも、「頑張ってよかったなと思います。ありがとうございます」と感謝を述べました。

 また、熊谷さんは「人間は1日3食ご飯を食べる」と話し、会場にいるお客さんに「今日はあと2回観られますね」と言いつつ、「おかわり、大歓迎です」と何度も楽しんで欲しいことを伝えました。

 最後に「チーム一丸となって、すごい熱量と愛情を持って作っている作品です。ぜひ 何度でも足を運んでいただきまして、1月からのオンエア以降も楽しみながらお付き合いいただければと思います」と呼びかけ、舞台挨拶は幕を閉じました。

漫画『ダンジョン飯』完結! 最終13&14巻は12月15日に2冊同時発売

 2023年9月に漫画雑誌ハルタでの連載が堂々完結し、2024年1月よりアニメの放送も予定されている九井諒子先生の傑作ファンタジー&グルメ漫画『ダンジョン飯』のコミックス13巻および14巻が12月15日(金)に2冊同時に発売されます。

 ぜひ購入して、物語の結末を見届けましょう!

©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

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