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アニメ『葬送のフリーレン』14話感想。ヒンメルがかっこよすぎる…そして指輪を付けたのは左手の薬指、もうこれはプロポーズでは?

ハチ
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 アニメ『葬送のフリーレン』14話“若者の特権”の感想をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは『葬送のフリーレン』14話“若者の特権”の物語に関する記述が多々あります。

ケンカの内容がかわいすぎる

 フェルンとシュタルクがケンカしているところから始まった今回の物語。一体なにがあったのか、と心配していると“誕生日にプレゼントを忘れたから”。なにそれかわいい。

 でも、わかるよフェルン! 自分のことを考えてくれていなかったんだって思っちゃうよね、さみしかったよね。わかるよ、その乙女心。というか、このケンカ内容は「カップル?」とツッコみたくなっちゃいましたね(笑)。

 また、ザインの魅力が大爆発していたことにも触れるしかありません!「あいつマメなタイプじゃないだろ」とか「その時は一緒に選んだのか」とか「大切な思い出だと思っているからだ」……もう察しがよすぎて“大人の男”! ザインかっこいいな~。「想いは言葉にしないと伝わらない」というアドバイスもなんだか、これまでのザインの経験からくる重みのある言葉で、すごく心に響きました。

 その一方、フリーレンに頭をなでなでされるザインもかわいかった~! ザインが加わったことでこれまでになかった、子供組と大人組の会話を見ることができるようになりましたよね。フレッシュでまっすぐなフェルンとシュタルク、経験が豊富で落ち着きのあるフリーレンとザイン、それぞれにいい相乗効果を生み出していてよりいいパーティになったなぁ。

ヒンメルがイケメンすぎてキュンです!

 シュタルクはフェルンに花がデザインされた腕輪をプレゼントしたのですが、その花言葉は「久遠の愛情」だそうで恋人にあげるものだったとのこと。シュタルクはもちろん知らないでしょうが、もしかしてフェルンは知っていたんじゃないかな。

 私はフェルンはなんだかんだでシュタルクのことが大好きだと思っているので、知っていてこの腕輪をもらったのであれば、とっても青春だなぁ~とキュンキュンしちゃいます。

 そして、フリーレンも同じデザインの指輪をヒンメルからもらったことがあるそう。フリーレンが適当に選んだ……と言っていましたが、もしかしたら知っていて選んだ可能性も⁉ そう思いましたがフリーレンは本当に知らなそう(笑)。

 でも、ヒンメルは花が好きでしたし、花言葉を知っていたはず! それをわかった上でフリーレンに指輪を買って、さらに噴水の前でひざまずいて渡すだなんて……もうこれはプロポーズでしょ! 付けた指も左手の薬指なんですよ、プロポーズでしょ⁉ と、1人でテレビを見ながらテンションが上がってしまいました。

 かっこよすぎて、胸が苦しくなりました。鐘の音も鳴っていてロマンティックでしたね。ヒンメルっていつもキュンキュンさせてくるなぁ。さらっと王子様っぽいことができるのは、ナルシストだからかもしれませんが、そこが彼のいいところですよね。

 フリーレンもそんなに興味がないような感じでしたが、ずっと大切に指輪を持っていましたよね。その時のこともハッキリと覚えていて、これがザインの言う「選ぶのが思い出になる」なのかなと感じました。なんて、エモい……。無くしてしまった指輪が見つかった瞬間、光が高く上がりまるで「フリーレン、ここだよ」とヒンメルが呼んでいる気がして涙が出てきました。見つかってよかったね、フリーレン!


ハチ: 原作を読んでいないため、毎回ドキドキしながら鑑賞中! フリーレンにどんどん人間味が出てきて、なんだか子供の成長を見守る親のような気持ちになっている今日この頃。得意な魔法は“コンタクトをすぐに目に入れられない”と“道を間違える”。


【STAFF】

原作:山田鐘人・アベツカサ「葬送のフリーレン」(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
監督:斎藤圭一郎
シリーズ構成:鈴木智尋
キャラクターデザイン・総作画監督:長澤礼子
音楽:Evan Call
コンセプトアート:吉岡誠子
魔物デザイン:原科大樹
アクションディレクター:岩澤 亨
デザインワークス:簑島綾香、山﨑絵美、とだま。、長坂慶太、亀澤蘭、松村佳子、高瀬丸
美術監督:高木佐和子
美術設定:杉山晋史
色彩設計:大野春恵
3DCGディレクター:廣住茂徳
撮影監督:伏原あかね
編集:木村佳史子
音響監督:はたしょう二
アニメーション制作:マッドハウス

CAST
フリーレン:種﨑敦美
フェルン:市ノ瀬加那
シュタルク:小林千晃
ヒンメル:岡本信彦
ハイター:東地宏樹
アイゼン:上田燿司
クヴァール:安元洋貴
フランメ:田中敦子

© 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

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