『ストリートファイター6 タイプアーケード』稼働記念セレモニー開催! 豪華ゲスト(かずのこ、どぐら、RaMu、NOモーション。)によるリアルイベントをレポート
- 文
- 栗田親方
- 公開日時
12月14日(木)にプラサカプコン吉祥寺店で開催された、『ストリートファイター6 タイプアーケード』(スト6TA)の稼働記念イベントの模様をレポートします。
この日はゲストとして、プロゲーマーのかずのこさん(Burning Core所属)&どぐらさん(Crazy Raccoon所属)、グラビアタレントのRaMuさんのほか、MCとして『ストリートファイター』シリーズのものまねでお馴染みの「NOモーション。」のお2人(矢野ともゆき。さん、星ノこてつ。さん)が登壇し、イベントを盛り上げました。
開店前から100人以上の行列! 最大200人以上が集まる大人気イベントに!!
本イベントは、なんとド平日の朝から昼にかけてという社会人泣かせの時間帯に開催されたわけですが、なんと運営サイドの予想を大きく上回る人数の“スト6勢”が参加!
ピーク時には200人を超える大勢の観客が集まり、本作の人気を裏付ける賑わいとなりました。
稼働開始イベントは2部構成
この日のイベントは、9時半からのメディア向けセレモニーと、10時からの観覧者向け対戦会イベントの2部構成。
下記にてそれぞれ現場の様子をレポートさせていただきます。
なお、プロゲーマー同士のエキシビションマッチは各1回の計2回行われましたが、1回目はかずのこさん、2回目はどぐらさんが勝利。
「さすがプロ!」と納得のハイレベルな攻防を繰り広げつつ、結果は互角となりました。
メディア向け稼働記念セレモニー
朝9時半から開店の10時までの約30分間は、メディア向けの記念セレモニーが行われました。
『スト6TA』の紹介のほか、MCからゲストへの質問などがあったので、一部のやりとり&資料を紹介します。
使用キャラクターの決め方について
こてつ:キャラクター選びについて、ポイントはありますか?
かずのこ:自分の場合はキャミィをメインで使っているんですけど、スピードが速くて攻めるキャラが得意なので、最初はキャミィに決定しました。
どぐら:『スト5』にはいなかった『スト4』ぶりのDJですね。。昔ちょっと使いたかったんですけど、ぜんぜん機会に恵まれなかったのと、『スト6』になってビジュアルがカッコよくなって使いたいなと思ったのと、強そうだなってことで選びました。
RaMu:ジュリちゃん一択で、ずっと使わせてもらっています。私のお師匠の板ザンさんにいろいろ教わっているんですけど、「好きなキャラ使ってモチベ上げたほうがいい」って言われて、じゃあもうジュリちゃんずっと使いますって。
こてつ:やはり見た目は重要ですよね。
RaMu:ただ、もう1つジュリちゃん使っている理由があって、好きなキャラがぶん殴られている描写が好きなんですよ(笑)。マリーザにすごいぶん殴られているジュリちゃんが可哀そうすぎて好きなんです。
こてつ:なるほど……楽しみ方はいろいろありますからね……。
矢野:楽しんだもん勝ちですから!
こてつ:矢野さんはちなみに何を使ってるんですが?
矢野:私はケンのコスプレもしてるんで分かるでしょ?……ブランカ使ってます。
こてつ:なんでケンのカッコしてるんだよ!
一同:笑。
こてつ:俺は逆にわかんないかもしれないですね。見た目じゃわからないと思うけど、本田です。
矢野:いや見た目まんま!
一同:笑。
こてつ:まあこんな感じで、自分のインスピレーションで選ぶのがいいんじゃないでしょうか。
矢野:20キャラもいたら、好きなキャラ絶対いますからね。
新たな操作タイプ「モダン」について
こてつ:操作タイプが2つあるっていうのは、プロの皆さんからはどういう感じなんですかね?
かずのこ:『ストリートファイター6』でモダンが追加されて、格闘ゲームをやったことがない人でも、簡単に連続技を決めたり必殺技を出したりできるようになりましたよね。コンボ練習をせずに対戦できるので、初めて触る人はモダンから始めるのがいいんじゃないでしょうか。
どぐら:これまでの格闘ゲームにも、簡単に技を出せるようにする試みはあったんですけど、今回のモダンほど普及したのは初めてなんじゃないですかね。
こてつ:「モダン」というネーミングが素晴らしいですよね。
矢野:今までの操作タイプが「クラシック」って名前で、新しく入ってもらいたい操作タイプが「モダン」っていうのがいいですね。
どぐら:「クラシック」が「レトロ」とかの可能性もありましたからね。
矢野:いろいろと審議されたんでしょうね。
どぐら:「クラシック」という呼び方は、従来の操作方法に敬意を払ってもらっている気がしますね。我々は当然クラシックなんですけど、「あの人たちレトロだよ」と言われていた可能性もあったので……カプコンさんありがとうございます(笑)。
こてつ:女性からすると、モダンは素晴らしいシステムなんじゃないかと思うんですが、RaMuさんどうですか?
RaMu:グッとハードルが下がりましたね。しかもアーケード版ってなると、さらにハードルを感じていたので、そこにもモダンがあるって聞くと、私でもゲーセン行って対戦したいなと思えるし、初心者に優しいなと思いました。
『スト6TA』紹介資料
本イベントで紹介された『ストリートファイター6 タイプアーケード』の詳しい内容については、下記の画像を参照してください。
10時からのゲストとの対戦会では、プロを倒す猛者も登場!
大勢の観客が詰めかけた対戦会イベントは、挑戦者が3人のゲストのなかから1人を指名して1先(1試合先取)の勝負をするというスリリングなルール。
わざわざ会場まで足を運ぶだけあり、プロゲーマーのお2人を指名する猛者が多く、どぐらさんはかずのこさんに先に負けてほしそうなコメントをしていましたが、最初に負けたのはどぐらさんのほうでした(笑)。
ただし、順調に勝ち続けて全勝で終えるかと思われたかずのこさんも、最後にレバーレス・コントローラを持参してきた“やってる”挑戦者に敗北。『スト6』の1先では、プロでも足元をすくわれることがあるという刺激的なゲーム性がよくわかる結果となりました。
なお、RaMuさんを指名した挑戦者も何人かいましたが、最初の相手となった女性プレイヤーとの対戦では、RaMuさんがジュリのOD無敵技をうまく使って見事に勝利。めちゃくちゃうれしそうに握手をしていたのが印象的でしたね。
そんなこんなで和気あいあいとした対戦会は進み、『スト6TA』最初のオフイベントは大きな拍手に包まれながら大団円を迎えました。
今週末はゲーセンで『スト6TA』をやるぜ!って人がたくさんいそうなので、ぜひお近くの稼働店舗を確認のうえ、遊びに行ってはいかがでしょうか?
自前のアケコンをつないで実際にプレイしてみました!
『スト6TA』の筐体にはUSBポートがついており、自前のアケコンやパッドを使うことが可能です。
普段から自宅やオフライン対戦会で『スト6』をやりまくっている筆者は、もちろんマイアケコンを持参。プレイフィールを確認してきました。
というわけで、最近やり込んでいるモダンキャミィを使ってみた結論としては、特に問題なく非常にグッド!
唯一気になった点は、決定ボタン&戻るボタンがPCやPS5と逆になっているため(PS4と同じ)、やや慣れが必要だったことぐらいでした。
あとは、モニターが普段使っている24インチよりも大きな32インチのため、大画面ならではの迫力あるプレイを楽しめたのが新鮮でしたね。
ノーカードの場合はボタン設定を毎回チェックする必要があるので、ぜひNESiCAに登録して保存しておくのがおすすめです。
総評:ゲーセンで『スト6』ってのもアリかと!
数十年モノのゲーセン育ちの私でさえ、最近は自宅でコンシューマ版をプレイすることが多いのですが、久々のゲーセンの空気はやはりいいものですね!
普段からレバーでプレイしているファイター(筆者含む)なら、手ぶらで行って遊べる気軽さも大きなメリット。仕事でも遊びでも“街”に出た際は、近くに稼働店舗があったら軽く遊んでみたいという気持ちになりました。
これまでゲーセン文化に馴染んでこなかった方も、思い切ってゲーセン・コミュニケーションを楽しんでみるってのもアリかもしれません。
今回のイベントで「初めてゲームセンターに来ました」という方が5~6人以上はいたようなので、今後の盛り上がりも楽しみです!
製品情報
タイトル
ストリートファイター6 タイプアーケード
ジャンル
対戦格闘
プレイ人数
1名(対戦プレイ時2名)
稼働時期
2023年12月14日(木)
© TAITO CORPORATION 2023 ALL RIGHTS RESERVED.
©CAPCOM CO., LTD. 2023 ALL RIGHTS RESERVED.
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『ストリートファイター6 タイプアーケード』公式サイトはこちら