感想：『薬屋のひとりごと』アニメ11話でついに園遊会事件の真相が判明！真犯人と動機が悲しすぎる

文: Ak

公開日時: 2023年12月18日(月) 11:45

　TVアニメ『薬屋のひとりごと』第11話の感想記事をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『薬屋のひとりごと』第11話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。

『薬屋のひとりごと』第11話で真相解明に単身で赴くマオマオが危なっかしくてしょうがない！

　第11話冒頭で風明（フォンミン）さまの元に訪問。玉葉妃（ギョクヨウヒ）の手紙は口実で、事件について詰問でもするのかと思ったら、その通りでした。

　マオマオ、けっこう危ない橋をわたりますね。このパターンでヤバい目に合う探偵も、けっこう多いのに！　一応刺される備えはしていたようで、ちょっと安心……していいんでしょうか。なかなかにギリギリなイメージです（笑）。

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　阿多妃（アードゥオヒ）が子を産めない……という話からその理由を問うマオマオ。いくらなんでも踏み込みすぎでは？　と思いましたが、親父さんが出産に関わったということで、マオマオも当事者でしたね。それにしても、親父さんのことを話に出した時の風明さま、怖すぎる！

　経緯を知るとそれも納得。そして赤子が亡くなった原因も、やはり事故のようなものだったようで……。つくづく、無知とは悲しいものですね。このあたり、作品全体のテーマにもなっている気がします。

園遊会事件の真相が悲しすぎて辛い！

　もちろん、赤子の死の真相を隠すために風明さまがやったことは擁護しにくいものですが、それでも強く責める気にはなれないところがあります。実際、マオマオの表情からは風明さまに対する敬意のようなものが感じられます。

　マオマオの“ある提案”を聞いたとき、もうどうなるのかが視聴者的には分かってしまって……かなり辛いですね。とはいえ、それしか落としどころはなかった気がします。

　そんな辛い判断をしなくてはならないとあって、心身ともにマオマオの疲労がやばい！　マオマオ一人の負担が大きすぎませんかね、この職場。

壬氏（ジンシ）のヒロイン力が止まることを知らない…阿多妃との関係性が意外すぎた！

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　そして今日の壬氏（ジンシ）。蜜を吸ったときの無邪気な反応やら落下するマオマオに潰されたときの赤面といい、相変わらずのヒロインっぷりです。

　予告で気になっていた赤面はどうやらただの飲酒だったようで、とくにマオマオとの仲が進展するような感じではなかったですが、ヒロイン力だけはウナギ上りです。涙の理由は完全には分かりませんが、やはり阿多妃の相談に乗っていたあたり、個人的にこの事件について思うところがあるのでしょうか。

　と思っていたら真相はもっと衝撃的でした。明言されたわけではないですが、謎の多い壬氏の出自にそんな過去があったとは！　前回の感想記事でも二人の見た目が似ていると書きましたが、それがまさかの伏線だったとはさすがに見抜けませんでした。

🍃『#薬屋のひとりごと』🍃

日本テレビにて
ご覧いただいた皆様ありがとうございました！

いよいよ第1クールも最終話！
次週もお楽しみに✨

📺第12話は12/23（土）24：55～　
日本テレビ系にて順次全国放送！
＊地域によりOA時間が異なります。

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　事件は一件落着となり、去る阿多妃。駆け寄る里樹妃（リーシュヒ）との最後のシーンが本当に尊かったですね。悲しい事件で処刑者も出ましたが、このシーンのおかげで視聴者的には救われた気もします。

　今回の話はまさに後宮らしい、さまざまな人間模様が描かれる濃い回でしたね！　内容が多すぎてまだ頭の中で情報の整理が追いついていない感じがします。次回はマオマオと壬氏が色町に出かける話のようで……今度こそ二人の関係性に変化があるのかもしれません。

『薬屋のひとりごと』Blu-ray情報

TVアニメ『薬屋のひとりごと』Blu-ray 第1巻｜2024年1月24日（水）発売！

価格：14,300円（税抜価格 13,000円）
収録分数：約142分（第1話～第6話収録）＋映像特典／DISC枚数：1枚

【初回生産限定特典】
《封入特典》
◆特製三方背
◆キャラクターデザイン・中谷友紀子描きおろしデジパック
◆特製ブックレット（40P）他、豪華特典封入予定！！

【初回・通常共通特典】
《音声特典》
◆第１話オーディオコメンタリー（猫猫役：悠木碧／壬氏役：大塚剛央／長沼範裕監督）
《映像特典》
◆PV集①
◆ノンテロップOP
◆ノンテロップED
◆『薬屋のひとりごと』先行上映会舞台挨拶
（2023/10/01 TOHOシネマズ日比谷スクリーン12／出演：悠木碧、大塚剛央、長沼監督）